花椒(ホアジャオ)どう使い切る?おすすめレシピ3選と使い切りのコツをご紹介♪

中華料理に使われる花椒(ホアジャオ・ホワジャオ)。麻婆豆腐以外にどう使っていいかわからず買うのをためらっている、なんてことありませんか?花椒を使いこなすおすすめレシピを3つ紹介します!

目次

花椒(ホアジャオ・ホワジャオ)を買うの、迷ってませんか?

ちょっと変わった料理が作りたくなっていつもと違う調味料を買ってみた後、使い切れずに賞味期限を迎えてしまった・・・なんて悲しい経験ってありませんか?

その調味料を使わないと作れないけど、他に活かす方法がわからず困ることって料理の”あるある”だったりします。

前回はコチュジャンの活かし方をご紹介しましたが、今回の使い切りたいお悩み調味料は花椒(ホワジャオ)。

アレンジレシピをいくつか覚えて、きれいに最後まで使い切りましょう♪

花椒(ホアジャオ)とは?

花椒(ホアジャオ)は麻婆豆腐などに使われるピリピリしたスパイス

花椒とは山椒と同じミカン科のスパイス。ピリピリとした刺激が特徴で、中華料理などの辛み付けによく使用されます。唐辛子がヒリヒリした辛さであるのに対し、山椒や花椒は舌がしびれるような辛さがあるのが特徴的です。

花椒を使用した代表的なメニューといえば中華料理の定番「麻婆豆腐」。麻婆豆腐を食べていてしびれるような辛さを感じたら、花椒の刺激かもしれません。

山椒(さんしょう)と花椒(ホアジャオ)の違い

同じミカン科のスパイスですが、それぞれが生(な)る植物は別々。また山椒や日本が原産国で花椒は中国が原産国となります。味についても同じ“しびれるような”辛さではありますが、花椒のほうがより香りや刺激が強いといわれています。

もし花椒を使用する料理で花椒を用意し忘れてしまったら、おうちにある山椒で代用しても良いですが、少し刺激が物足りなく感じるかもしれません。

花椒(ホアジャオ)はどう使い切る?おすすめのレシピで使い方を知ろう!

おうちで「レトルトではない麻婆豆腐を作ろう!」と張り切って花椒を買ったはいいけど、他に使い方が分からない・・・と困ってしまうことは避けたい!

使い切れずにダメにしてしまうのは、お金ももったいないし食材を捨てることにも罪悪感が残ります。

でも、難しそうな調味料でも、味の相性をおさえれば使い方は簡単です♪


花椒は「チャイニーズペッパー」と呼ばれてもいる、中国のスパイス。ということは、中華料理っぽい味付けに足せばだいたい味も決まります!ここでは中華料理でよく見かけるメニューと合わせたレシピをご紹介します。

おすすめレシピ① 豆苗とにんにくの炒め物

青野菜をにんにくで炒めるのは中華の定番♪すぐにできて栄養価も高いのでおすすめです。

材料(1~2人分)

  • 豆苗 1袋
  • にんにく 1かけ
  • 鶏がらスープの素 大さじ1
  • 塩コショウ 少々
  • 花椒 小さじ1/2程度

作り方

1. にんにくは薄切りにし芯を取り除いて、花椒と一緒にごま油(分量外)で炒める

2. 香りが立ってきたら豆苗を加え、中火~強火でざっと炒める

3. 豆苗が少しクタッとしたら鶏がらスープの素、塩コショウ、水大さじ1(分量外)をフライパンに入れて味付けする

これで完成です!花椒の香りがふわっと香るシャキシャキの豆苗炒めの出来上がりです。

にんにくと花椒の香りが食欲をそそりますよ~!

おすすめレシピ② たまごスープ

毎日の食事に添えたい汁ものは、手間をかけず簡単に作りたいもの。

このレシピなら5分で完成します!

材料(2人分)

  • たまご 1個
  • 中華スープの素 大さじ1
  • 水 500ml
  • わかめ 適量
  • すりごま 適量
  • 花椒 小さじ1/2程度


作り方

1. 鍋に水とわかめ、中華スープの素を入れ、中火にかける

2. 煮立ってきたら花椒を加える

3. 香りが立ってきたら火を強めて沸騰させ、溶いた卵を流し入れる。最後にゴマを入れたら完成です!

お好みでごま油を足してもおいしいです。

あっさりしているのにコクがある中華スープのできあがり!

花椒を加えることでちょっぴり大人の味に仕上がっています。

おすすめ料理③ 鶏のからあげ

みんな大好き、鶏のからあげ!

いつもの作り方に花椒を加えるだけで、いっきに本格的な味付けに。

材料

  • 鶏もも肉 300g程度(今回はパック量の280g)
  • 花椒 小さじ1

【A】

  • にんにくチューブ 2cm程度
  • しょうがチューブ 2cm程度
  • ハチミツ 小さじ2
  • 醤油 大さじ1
  • ごま油 大さじ1

作り方

1. 鶏肉は1口大に切り、酒大さじ1(分量外)と【A】の材料を揉みこむ

※お酒はなくてもOKですが、先にお酒をもみこむことでお肉が柔らかくなるのでおすすめです!

2. [1]をフリーザーバッグにいれ、花椒を加える

3. [2]を冷蔵庫で2時間程度ねかせる

4. ねかし終わった鶏肉の汁気をきり、片栗粉(分量外)をまぶす

5. 油(分量外)で揚げて完成!最初は中火で揚げ、こんがりしてきてから最後20秒ほどを強火で揚げるとカリッと仕上がりますよ♪

できあがり~!

花椒を加えるだけでスパイスのきいた大人のからあげに!

食べてみると、最後の方で花椒の香りとピリッとした舌の痺れがやってきます。

お子さんが食べるときは、フリーザーバッグに入れる段階でお子さん用と大人用と分け、大人用にだけ花椒を足しておいても良いと思います。

今回は中華料理の定番メニューをご紹介しましたが、山椒っぽい味だと考えると実は和食との相性も良いのが花椒の良いところ。親子丼に加えるとピリリと大人の味に。ぜひお試しくださいね。

余る心配なし!花椒(ホアジャオ)を使いこなそう

難しそうに感じる花椒の使い方ですが、味の相性を覚えると使い方は簡単!

少量でも結構舌が痺れるので、少しずつお好みの量を見ながら調整してくださいね。

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