土用丑の日に食べたい「ウナギの蒲焼」調理法4選!関東と関西・名古屋流と柳川流もある!

スタミナ食として人気があるウナギ。
土用の丑の日が近くなると、スーパーでウナギの蒲焼をよく見かけますね。

さてこのウナギの蒲焼、関東と関西で大きく調理法が異なるのですが、ご存知でしょうか?

今回の記事では、「土用丑の日に知りたい!ウナギの蒲焼調理法4選」について解説します!

目次

関東と関西でもこんなに違うウナギの蒲焼調理法【土用丑の日に必見】

それではまず、代表的な関東と関西の違いについて解説します。

関東では背開きで蒸してからタレ焼き 

食の専門出版社・株式会社旭屋出版編集部によると、

「関東では、背開きにして身を二つに切り分け頭を落として竹串を打ちます。そして、白焼きにして蒸してから、タレ焼きをしています」。

とあります。
関東流とはいえ、全国的にも広まっている調理法とのことです。 

関西では腹開きで蒸さずにタレ焼き

一方で関西流は、

「腹開きにするのが関東流との大きな違いです。頭は残したまま身を切らずに数尾まとめて金串を打ったのちに、蒸さずにタレ焼きにします」。

とあります。
腹開き以外に、蒸す工程を挟まないのが関東流とのもう1つの違いですね。

つけたまま焼いた頭の部分は、タレの味が染みているので、煮物などの料理にだしの材料として使われるそうです。

他にもあるウナギの蒲焼調理法【土用丑の日に使える雑学】

ウナギの蒲焼は、関東流、関西流に加え、さらに名古屋流と柳川流もあります。
皆さん、ご存知でしたか。

関西流に似ている名古屋流

「名古屋流は関西流と似ていて、腹開きにしたのちに頭を落としてからタレ焼きにしています」。 

福岡・柳川で広まっている柳川流

柳川流は、福岡・柳川で広まっている調理法を言います。

こちらは背開きにして頭を落とし、身を切らず、串にも刺さずに網にのせて焼くのだとか。
ひっくり返すときは箸を使うという独特のスタイルです。 

【地域別】土用丑の日に知りたい「ウナギの蒲焼」調理法

今回の記事では、「土用丑の日に知りたい!ウナギの蒲焼調理法4選」をご紹介しました。

「ウナギの蒲焼」といっても、その調理法は様々。
旅行の際に、その地方のウナギの蒲焼を食べて、食べ比べしてみるのもよいですね。

【土用丑の日:関連記事はこちら】

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