本気のゴキブリ退治で菌をまき散らす害虫を駆除、ハッカ油も意外に有効

暑い時期になると特に発生しやすい害虫・ゴキブリ。発生を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。またできれば遭遇したくないものの、万が一に備えて、発見してしまった時の対処方法も知っておきたいですよね。害虫用の虫ケア用品・防虫剤などを多く手掛ける、アース製薬株式会社のブランドマネージャーである渡辺優一さんに、ゴキブリの対策方法について教えてもらいました。

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予防方法

発生しやすい環境

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できれば遭遇したくないゴキブリ。まずは発生や繁殖を防ぐための予防対策が必要です。

「ゴキブリは夜行性で、『暗い』『暖かい』『狭い』の3つが揃った場所が大好き。また、人の髪の毛や油などほぼ何でも食べてしまう害虫のため、掃除などをサボり不潔にすると発生・繁殖しやすくなってしまいます。仲間の死骸まで食べてしまうくらい雑食なので、餓死させるのはとても難しいのが現実。特にキッチン下収納など、食べ物が多く、食材が隙間なく詰まった場所などは要注意です。暖かい場所が好きなので、季節の中では特に夏に活発化し繁殖します」(渡辺さん)。

なお、ゴキブリはマンションの高層階では発生しにくいというイメージがありますが、実は高層階でも遭遇してしまうことも。基本的に地面から入ってくるので低層階の方が遭遇率は高いものの、高層階へ登っていく力がゴキブリにはあるので、たとえタワーマンションでも生息している可能性は十分あります。

人体への影響

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見た目の気持ち悪さや素早い動きが原因となり嫌われるゴキブリですが、実は人体にも害を与える虫であることはご存知でしょうか。ゴキブリはサルモネラ菌や赤痢菌などの病原菌をまき散らしたり、糞や死骸が人体にとってのアレルゲンになったりし、人の健康を害する恐れもあります。また人体への影響ではありませんが、本や食品、電気コードをかじるなどの害もあります。

発生を予防するには

不潔な環境を好む害虫のため、小まめに掃除をして清潔な環境を保つことが必要です。使った食器はすぐに洗って片付けたり、整理整頓をしたりするほか、ごみをため込まないようにすることも重要。人が快適に過ごしやすい環境をつくることが、ゴキブリにとって活動しにくい環境をつくることにもつながります。

とは言え、人の髪の毛さえもエサにしてしまうゴキブリ。いくら掃除をしても餌を完全に無くすことは難しいので、「毒餌剤」などを使って侵入してきたゴキブリを早めに退治するなども繁殖の予防につながります。発生・繁殖をできるだけ防ぐためには掃除や整理整頓の他、害虫対策グッズなども活用しましょう。アース製薬の製品で言えば、「ブラックキャップ」が便利。毒を食べさせることで食べたゴキブリを殺すほか、そのゴキブリの糞や死骸を食べた仲間も死に至らせられるので、繁殖を防ぎます。

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画像提供: アース製薬株式会社

「ペットがいるケースや、殺虫成分に抵抗がある方には、天然のハッカ油が有効です。ハッカ油を撒いておくことで、ゴキブリを来させないようにすることができますよ。ハッカ油をそのまま使っても良いですが、早く蒸発してしまい効果が持続しにくいこともあるので、安定的に効きめが約1カ月間続く、弊社の『天然ハーブのゴキブリよけ』などを使っていただくのもおすすめです」。

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画像提供: アース製薬株式会社

退治方法

どんなに発生を予防しても、遭遇してしまうこともあるゴキブリ。万が一出あってしまったら、いち早く退治することが大切です。逃がしてしまうと繁殖してしまう恐れがある他、その存在を気にしながら生活しなくてはいけないのもストレスですよね。

「ゴキブリを退治するときは、エアゾールタイプの殺虫スプレーが便利です。アース製薬の商品では『ゴキジェットプロ』が該当します。ジェット噴射タイプで狙ったゴキブリに命中させることができ、『イミプロトリン』という速効性の高い成分を使っていることで、時間を置くことなく死に至らせられます」。

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画像提供: アース製薬株式会社

なお、エアゾールタイプのスプレー全般に言えることですが、火のそばでは使用しないようご注意ください。また殺虫剤は人への安全性を確認されている商品であっても、人(特に赤ちゃんや高齢の方など)の至近距離で使用するのは避けましょう。同じ空間の離れた場所で使用する分には問題ありません。ゴキジェットプロは哺乳類が分解できる薬剤を使用しているため、ペットのいる空間で使用しても問題ないといいます。

また、家の中に潜んでいるかもしれないゴキブリまで徹底的に退治をしたい場合は、殺虫成分の入った“くん煙剤・くん蒸剤”を使用し、部屋の隅々まで成分を行きわたらせておくことも効果的です。

できれば出あいたくないゴキブリ。少しでもストレスを無くすためには、清潔な屋内環境を心がけるようにしましょう。また対策グッズを使って入念に予防しておくほか、非常事態に備えて退治できる準備もしておくと良いですね。暑い時期は特に念入りな対策をして、害虫から家族や自分の身を守ってくださいね。

取材協力

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アース製薬株式会社 ブランドマーケティング部 ブランドマネージャー 渡辺優一

虫ケア用品をはじめ日用品全般を製造するアース製薬にて、虫ケア用品のブランドマネージャーを担当。害虫対策商品の研究員出身。アース製薬のWEBサイト「アース害虫駆除なんで辞典」でも、蚊や害虫駆除の情報が公開されています。