服についた油性ペンのうっかり汚れを落とす裏技

誤って服に付いてしまった油性ペン汚れ。なかなか落ちず、諦めてしまっていませんか。ある方法を使うと、うっかり汚れを薄くすることができます。今回は、株式会社ライオンのお洗濯マイスター大貫和泉さんに、服に付いてしまった油性ペン汚れの落とし方を伝授していただきました。

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服についた油性ペン汚れは落とせるの?

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油性ペンで服に付けたうっかり汚れ。落とすことはできるのでしょうか。「服などについた油性ペン汚れは、洗剤濃度の高い超コンパクト液体洗剤の『塗布放置洗浄』によって薄くすることができます。塗布放置洗浄とは、汚れの上に液体洗剤を直接塗布し、そのまま一晩放置した後、翌日に通常通りに洗濯する方法です」。インクの種類や付着量、衣類の素材により薄くならないものもあるとのことですが、一度チャレンジしたい洗濯方法ですね。

うっかり汚れだけでなく、子どもの名前を書いた服を誰かにあげるときや、兄姉から弟妹へのおさがり利用する際には、少しでも文字を薄くしておきたいもの。塗布放置洗浄で落とすことは可能なのでしょうか。「塗布放置洗浄は、うっかり付いてしまった油性ペン汚れを落とす対処法です。強い筆圧で書いたものを落とす方法ではありません。しかし、塗布放置洗浄で洗った場合、薄くなることもありますので、何度か試してみることをおすすめします。また一度で落ちなかった汚れも、繰り返し行うことでだんだん薄くなることがありますよ」。

塗布放置洗浄にチャレンジ

どんな洗剤を使えばいいの?

塗布放置洗浄には、どのような洗剤を使うと良いのでしょうか。「超コンパクト液体洗剤が最適です。ライオンでは『トップ スーパーNANOX(ナノックス)』がおすすめ。洗浄成分である界面活性剤濃度の高い洗剤です。超コンパクト液体洗剤を塗布して一晩放置することで、洗剤中の水分が蒸発します。これにより、さらに濃縮された洗浄成分になり繊維に浸透するので、油性ペン汚れを薄くすることができるのです」。衣類によってはシミになる場合もあるので、事前に目立たない場所で確認してから利用しましょう。

洗濯方法

1. 汚れや洗剤が他の部分につくことを防ぐため、タオルを油性ペン汚れが付いている部分の下に敷く。

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写真提供 株式会社ライオン

2. 洗剤を汚れ部分に直接塗布する。塗布する際、洗濯機の蓋などプラスチックの上で行うと洗剤が付着し、傷む場合があるため洗面台などの上で行うこと。

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写真提供 株式会社ライオン

3. そのまま一晩放置する。

4. 3を通常通りに洗濯する。洗剤は通常使用する量から、塗布放置洗浄で使った量を差し引いて投入すること。

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写真提供 株式会社ライオン

以上の方法で油性ペン汚れを薄くすることができます。一晩放置して洗うだけの簡単塗布放置洗浄。お気に入りの服のうっかり汚れにぜひ試してみてくださいね。

取材協力

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ライオン株式会社 お洗濯マイスター 大貫 和泉(おおぬき いずみ)

洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携る。2児の母親としての経験と研究活動を融合し、主婦・母親・女性目線で日々のお洗濯に役立つ情報をライオンの生活情報メディア「Lidea」でも情報発信中。