子どもが自発的に片付ける子ども部屋収納、プロがアドバイス

おもちゃや勉強道具など、物が増えやすい子ども部屋。子どもが進んで片付けてくれるようになるアイディアを、整理収納コンサルタントの金内朋子さんに教えていただきました。

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やってない? 子ども部屋のNG収納

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すっきりきれいな金内家の子ども部屋ですが、プロの目から見ると実はNGな収納があるのだとか。それがクローゼット収納。扉収納の奥に引き出しがある収納ですが、「こんな風に扉を開けっ放しにされてしまうんです。初めのうちは閉めるように教育していましたが、なぜ閉めてくれないのかが気になり、自分で使ってみたところ使いづらさに気がつきました。扉を開ける、引き出しを引き出す…といったように収納のアクション数が多く、片付けが大変だったんですね」。

こんな風に、子どもが散らかしてしまう場所には何か理由があるのかもしれません。片付けを押し付けるのではなくどうしたら片付けやすくなるのか、一緒に考えてみませんか。

子ども部屋の収納ポイント

いるもの、いらないものを決めるのは子どもに任せる

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片付けをしやすくするためには、定期的に物の「いる・いらない」の見直しをしましょう。「夏休みなど長期休みに入った時は、おすすめのタイミングです。子どもが学校からたくさん持ち帰ったものから整理していきます。これはいる? いらない?? と確認して、判断は子どもに任せましょう」。長期休み以外にも、子どもの探し物が増えた時、机にものが溢れて勉強しづらくなっている時などは、見直しのタイミングですよ。

見直しの際に注意したいのは、子どもがいる物、いらない物を決めるということ。「子どもは案外スパッと判断できるんです。親が『高かったから』『まだ使えるから』などと口出しせず、子どもに任せてあげましょう。子どもがいらないと判断したもので、どうしても捨てるのが惜しいものは”親の思い出BOX”を作ってそこに入れておきましょう。1年など定期的に見直して、本当にいらないと感じたら捨てるタイミングです」。

子どもの性格によって収納を変える

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さらには、「子どもの性格に合わせて収納を変えている」と話す金内さん。「遊び道具を片付けるのは、子どもたちにやってもらいたいと思っています。例えば、うちではカードはケースに入れず、直接カゴに投げ入れ収納にして片付けのハードルを下げるようにしています。でも、もちろんきれいに並べて収納したい几帳面な子もいるはずです。片付けが得意な子もいれば苦手な子もいますよね。それぞれに合った収納にしてあげましょう」。

トランプなどのカードはケースに入れてしまうもの、という親の固定概念をいったん捨てることで、子どもは片付けやすくなるかもしれません。

子ども部屋のリセットタイミングを作る

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なるべく子ども主導で整理収納をしている金内家。でもやはり、完全に子どもたちだけで整理収納を行うのは難しく「自分たちで進んで片付けてくれたら嬉しいですが、なかなかそうはいかないですよね。子どもたちが片付けに協力してくれるよう、私が掃除機をかけるタイミングを子ども部屋のリセットタイミングにしています。掃除機をかけるまでに片付けするように声をかけて、片付けを促しています」。リセットタイミングを作って習慣化することで、子どもたちも片付けに取り組んでくれるようになるかもしれません。

子どもが片付けしてくれるようになる収納アイディアを取り入れてみませんか。

今回お話を聞いた金内朋子さん

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金内朋子(かねうちともこ) / 整理収納コンサルタント・2級認定講師

首都圏を中心にクライアント宅での整理収納支援サービス提供、講座・教育機関にて保護者向けセミナー、雑誌やwebのコラムやメディア出演など、幅広く活動中。3LDKのマンションに子供4人と夫の6人暮らし。2014年ESSE「収納インテリアグランプリ」大賞受賞。2015年ワニブックス社「散らかし屋さんが片付けたくなる部屋のつくり方」を上梓。元片付けられない経験を活かし、多くの片付けられない人の共感を呼んでいる。

オフィシャルサイト: ヘヤコト