ウタマロ石けんに廃番の危機! ブランドの歴史と「ウタマロリキッド」の便利な使用法

レトロでかわいらしいパッケージが目を引く「ウタマロ」ブランドをご存知ですか。初代商品の「ウタマロ石けん」の他に、「ウタマロリキッド」「ウタマロクリーナー」「ウタマロキッチン」がラインナップ。今回は、販売元である株式会社東邦の広報担当に、開発の歴史やおすすめの使い方などを聞きました。

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ウタマロ商品の歴史

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画像提供: 株式会社東邦

ウタマロブランドの中で初めに登場したのはウタマロ石けん。1957年に発売され、長く愛される商品です。「当時は洗濯機が普及しておらず、たらいに洗濯板を使って洗濯していた時代です。主力の洗剤として毎日の洗濯に使われていました。しかし、1960年代後半に各家庭に電気洗濯機が普及。それに伴って粉洗剤と液体洗剤が一般化していき、洗濯石けんが売れない時代が40年近く続きました」。

熱烈な支持者もいるウタマロ石けんにそんな不遇の時代があったとは……。その後、「2000年前後のタイミングでとうとう廃番か……という時に、店舗やお客様から『ウタマロ石けんをなくさないでほしい』という内容のお電話をたくさんいただきました。理由を聞いてみると、洗濯機で落ちにくいガンコな汚れの部分洗いにウタマロ石けんを使って、重宝しているとのことでした」。それ以降、部分洗い用として用途を変え、2000年代からインターネットやSNSの普及とともに、クチコミで魅力が広がったのだとか。

そして2012年、家事を楽しくするシリーズとして、部分洗い用液体洗剤「ウタマロリキッド」、住宅用クリーナー「ウタマロクーナー」、食器洗い用洗剤「ウタマロキッチン」の販売を開始。「手肌に優しい洗剤は、ガンコな汚れに弱い物が多いというお悩みに一心に向き合いました。ウタマロ石けん同様にガンコな汚れに強いことはもちろん、手肌へのやさしさと環境へのやさしさ、この3つの両立にこだわり、ウタマロ石けん発売から55年にしてこれらの新シリーズが誕生しました」。

ウタマロリキッドの基本の使い方

今回は、シリーズの中から部分洗い用液体洗剤「ウタマロリキッド」の使い方について紹介します。化粧品汚れや、食べこぼし汚れに強いウタマロリキッド。他にも皮脂汚れ・インク汚れ・黒ずみ汚れ・泥汚れにも使えます。日頃気になる汚れ落としに活躍してくれること間違いなし。まずは、基本の使い方を解説します。

使い方

1. 洋服の汚れた部分を水で濡らす。

2. ウタマロリキッドを適量、汚れた部分に直接垂らす。

3. 優しくもみ洗いする。

4. 3をすすいで干すか、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗濯する。

※汚れがひどい場合には、桶に水かぬるま湯を張り、しばらくつけ置きする。

おすすめな使い方!

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おしゃれ着に付いた食べこぼし汚れがスッキリきれいに! ※汚れの落ち具合は、汚れが付着して経過した時間や汚れの種類によって異なる 画像提供: 株式会社東邦

「これまで諦めていた汚れにぜひお試しいただきたいです! 例えば、おしゃれ着のエリ、ソデ汚れや食べこぼしなど。化粧品汚れにも強いので、日頃使っている化粧品道具、ファンデーションのパフの汚れなどにも使っていただけますよ」。また、洗濯機で洗濯用洗剤としても使うことができます。これ1本でいろんな汚れの悩みが解説される便利アイテムですね。

※その他の「ウタマロ」記事はこちら→「家中のお掃除に!"毎日使いたくなる"ウタマロクリーナーが優秀♪」「【試してみた】レトロなパッケージと色がかわいい♪ウタマロ石けんで今日も明日もぴかぴかに!

「ウタマロ石けん」とどう使い分けたらいいの?

ウタマロリキッドの便利さに驚きつつ、同じく部分洗い用であるウタマロ石けんとどのように使い分けしたらいいのか気になるところ。「ウタマロ石けんは、白い衣類の白さを取り戻す最後の仕上げのために"蛍光増白剤"が入っています。生成りやオフホワイト、色柄物に使うと色落ちしてしまう可能性があります。一方のウタマロリキッドは、"中性・無けい光"であるため、生地の色柄や風合いを守りつつガンコな汚れを落とします。ゴシゴシ洗うのに抵抗のあるようなおしゃれ着などにお使いください」。

ウタマロシリーズの容器デザインは、「レトロさの中にも新しさを」をコンセプトに作られているのだとか。昔ながらのいい技術、いいデザインは残しながらも現代にあった新しい側面も大切にしているとのこと。かわいいだけでなく、汚れ落ちもばっちり。思わずシリーズで買い揃えたくなりそうですね。