初午「いなり寿司」レシピ--基本編&酢飯をレモン汁で作るアレンジ版も紹介

最近少しずつイベントとしての認知度が上がっている「初午(はつうま)」。2019年は2月2日が初午です。稲荷神社のお祭りであることにちなんで、この日は「いなり寿司」が食べられています。そんな初午に作りたい、いなり寿司の基本レシピと、酢飯をアレンジしたレシピを紹介します。

目次

「基本のいなり寿司」

材料(2人分・6個)

油揚げ 3枚 / 温かいごはん 300g / 茹でた三つ葉 適宜 / 白ごま 適宜

A(だし 100ml / 醤油 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / みりん 大さじ1)

B(酢 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / 塩 ひとつまみ)

作り方

1. 油揚げの上に菜箸を3~4回転がす。こうすることで袋状に開けやすくなる。その後、長辺の中央で2等分に切る。

2. ザルに並べ、熱湯をかけて油抜きをする。

3. 切り口のところから、破れないよう丁寧に中を開く。

4. 耐熱容器にAを混ぜ入れて3を浸し、ふんわりとラップをかける。電子レンジ(600W)で3分加熱し、容器を取り出したら油揚げをひっくり返してさらに2分加熱する。加熱が完了したらそのまま冷ます。

5. 続いて酢飯を作る。温かいごはんをボウルに移し、混ぜたBを加えてしゃもじで切るように混ぜ合わせる。うちわなどであおいで、照りを出して冷ます。

6. 6等分にして俵形に成形する。

7. 4の油揚げの汁気を軽く絞り、6を1つずつ中に詰める。

8. 切り口の端を折り込むようにして閉じて完成。

盛り付ける際は茹でた三つ葉でいなり寿司をしばったり、白ごまなどをトッピングするのもおすすめ。

アレンジいなり寿司1: 「えび天風味いなり寿司」

続いて、基本のいなり寿司に具材を足してアレンジしたレシピを紹介します。いなり寿司にはいろいろな具材が合いますが、ここでは桜えびと天かすを合わせてえび天風味に! 香ばしい黒ごまをたっぷり入れると、三つ葉の爽やかな風味と相まって桜えびの風味がさらに引き立ちます。

材料(2人分・6個)

油揚げ 3枚 / 温かいごはん 300g / 三つ葉 10g / 桜えび 15g / 天かす 15g / 黒ごま 10g

A(だし汁 100ml / 醤油 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / みりん 大さじ1)

B(酢 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / 塩 ひとつまみ)

作り方

1. 油揚げは基本のいなり寿司の工程1~4と同様に作る。

2. 酢飯は基本のいなり寿司の工程5と同様に作る。

3. 包丁で三つ葉を細かく切る。

4. 桜えびと天かす、黒ごま、3を混ぜて2に加え、しゃもじで全体を混ぜ合わせる。

5. 6等分にして俵形に成形し、1に詰めて完成。

なお、盛り付ける時は油揚げを内側に折りこんで、具材の中身を見せるとより華やかになります。

アレンジいなり寿司2: 「レモン汁使用のたくあんじゃこいなり寿司」

今度は、酢飯に市販のレモン汁を活用。さわやかな風味のアレンジいなり寿司を紹介します。使用するレモン汁は、もちろん生レモンの絞り汁でもOKです。たくあんの甘さがほんのり感じられ、酸味と甘みが合わさり食べやすい仕上がりとなっています。

材料(2人分・6個)

油揚げ 3枚 / 温かいごはん 250g / たくあん 20g / 大葉 3枚 / ちりめんじゃこ 10g

A(だし汁 100ml / 醤油 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / みりん 大さじ1)

B(レモン汁 大さじ1 / 砂糖 大さじ1/2 / 塩 ひとつまみ)

作り方

1. 油揚げは、基本のいなり寿司の工程1~4と同様に作る。

2. たくあんは包丁で5mm程度の厚さにスライスし、さらに幅半分に切ってから細切りにする。大葉もたくあんのサイズに合わせて切る。

3. 温かいごはんをボウルに入れて、Bを加えてしゃもじで切るように混ぜ合わせる。うちわなどであおいで、照りを出して冷ます。

4. 2とちりめんじゃこを混ぜ、3に加える。

5. 全体を混ぜ合わせる。

6. 6等分にして油揚げに詰めたら完成。

レモンの酸味は気にならず、爽やかな風味がちりめんじゃこの香ばしさとよく合います。盛り付ける時は詰めたごはんを見せると、たくあんの色が鮮やかできれいですよ。

今年の初午はぜひいなり寿司を作って、豊かな一年を願って食べてくださいね。

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