キッチンスポンジの取り換え時期って!? "スポンジ博士"に聞きました

なにげなく使っているキッチンスポンジ。どのようなタイミングで取り換えていますか。カレーなどの油っこいものを洗った後? それともくたびれてしまった時?? 取り換えの時期について、スポンジたわしを取り扱うスリーエム ジャパン株式会社に聞いてみました。

目次

スリーエム ジャパン株式会社が展開する「スコッチ・ブライト」ブランド

「スコッチ・ブライト」ブランドを展開する同社。キッチン用スポンジたわしだけでも約50製品を販売しています。同社で"スポンジ博士"と呼ばれている原井敬さんに話を伺うと、「弊社が扱っているキッチンスポンジは主に4タイプあります」とのこと。ちなみに原井さんは、キッチンや風呂用スポンジの開発と改良に携わり、これまでにスポンジ6000個以上の使い心地を試したという、まさに"スポンジ博士"です。

キッチンスポンジのタイプ

原井さんにキッチンスポンジの4タイプを紹介してもらいました。同社が販売する4タイプには「不織布をウレタンスポンジに貼り合わせたタイプ」「ウレタンスポンジをネットで包んだタイプ(ネットスポンジ)」「柄にスポンジを付けたタイプ」「不織布のみのタイプ」があります。貼り合わせたタイプには、不織布に研磨粒子が含まれているものと含まれないものがあります。「どの商品も、汚れ落ちや耐久性の良さなどがお客様から支持されていると考えています」。

(左から)不織布とウレタンを貼り合わせたタイプとネットスポンジタイプ

不織布のみのタイプ

取り換えのタイミング

取り換えるタイミングは使用するスポンジのタイプによって異なります。主に2タイプの取り換えタイミングについて教えてもらいました。

貼り合わせたタイプ

「不織布表面に毛玉がたくさんできたり、スポンジ部分が裂けたり破れたりすると、汚れ落としのパフォーマンスが下がるので取り換え時期になります」。

ネットスポンジタイプ

「ネットの毛羽立ちやほつれ、破れ、中のウレタン部分の汚れが目立ってくると、取り換える時期でしょう」。

柄にスポンジを付けたタイプ

使い分けが理想的、でも.......

キッチンスポンジにもさまざまなタイプがあると、用途によって使い分けた方がいいのかと思ったりしませんか。やはり、スポンジのタイプによって落とせる汚れに違いが出るとのこと。「対象となる食器や調理器具の素材、落としたい汚れによって使い分けていただくことをおすすめしています」と原井さん。しかし何個もスポンジを買ったり、扱ったりするのは難しいですよね。原井さんは「比較的使用用途の広いスポンジを使ってください。弊社製品であれば、スコッチ・ブライト ハイブリッド貼り合わせスポンジは、こびりつきから油汚れ、茶渋、着色汚れまでしっかり落とせる上、フッ素加工品などにも傷を付ける心配がないのでおすすめです」と教えてくれました。

キッチンスポンジを取り換えるタイミングは、破れや汚れだったりと目に見える状態が判断基準になりそう。適切に交換して、気持ちよく過ごしたいものですね。

そうじ・せんたく
ランキング

おすすめ記事

全体ランキング