「透明醤油」どう活用する? -なぜ透明なのか、味や製法、おすすめ使用法を紹介

2019年2月に、株式会社フンドーダイ五葉から発売され話題となった「透明醤油」。その名の通り、通常の醤油と違って透明な醤油です。「そもそも、なぜ透明にすることができるの? 」「味は本当に醤油なの? 」などの疑問を、販売元の企業に質問してみました。

目次

「透明醤油」とは

「透明醤油」は、通常の醤油のような黒っぽい茶色ではなく、まさに透明な色をした醤油の商品。本醸造醤油の香りはそのままに、食材の色を最大限に活かせる醤油として開発されました。

味はあっさりとした、濃口醤油。販売元のフンドーダイ五葉は熊本県の企業で、九州ではうまみ・甘みの強い濃口醤油がメジャーです。しかし、同醤油はアレンジしやすいよう、あえて九州らしい醤油ではなく、全国的に使われるさっぱりとした味の濃口醤油に仕上げたそうです。

透明醤油のメリット

料理が茶色くならない

日本の食卓の定番調味料である醤油。気づくとおかずが茶色いものだらけ…なんてことありませんか?

透明醤油を使えば、食材そのままの色を楽しむことができます。お刺身や野菜の鮮やかさを見せたい時に活躍してくれます。

服に醤油が飛んでも汚れが目立たない

透明醤油の良さは、万が一醤油が衣服に飛び散ってしまっても汚れが目立ちにくい点にもあります。小さな子どもがいる家庭にとっては心強いですね。

見た目だけだと水のよう。本当に醤油なのか……

透明醤油が透明なのはなぜ?

透明醤油は、同社が設立150年を迎えるにあたって、今までにない新しい商品や企業の顔となる商品を開発したいという思いから生まれました。また和食以外の料理にも醤油を幅広く使ってほしいという思いも込められているそうです。

通常の醤油の色と異なることで「薬剤など、身体にあまり良くないものが入っているのでは? 」と不安になる人もいるかもしれませんが、ご安心を。同醤油は、最初に濃口本醸造醤油を作り、独自の製造方法で分離・精製して透明化しているそう。透明化するにあたり、薬剤を使用するなどのケミカル的な要素は一切ありません。

おすすめ料理

オシャレな瓶の容器がキッチンにも違和感なくなじむ

発売以降、テレビやラジオなどのメディアに多く取り上げられたり、SNSでも多くの投稿があったりと、かなりの反響があった透明醤油。レストランなどから業務用での引き合いも多く、醤油市場に新しい風を吹かせている様子がうかがえます。

いろいろな料理に幅広く使える本品ですが、おすすめの料理はせっかくの透明さを存分にいかせるもの。おすすめなのはこのような料理です。

  • 刺身や醤油漬けなどの和食
  • ジュレ
  • パスタ

和食だけではなく、食材の色を美しく見せたい洋食にもおすすめです。

透明醤油は大手スーパーや百貨店の他、同社が運営する通販サイト「フンドーダイオンラインショップ」などでも手に入ります。内容量100ml入りで価格は500円(税抜)。料理好きなお友達などへのプレゼントとしてもおすすめな、ちょっと不思議な透明醤油。ぜひ利用してみては?

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