作り置きおかず、安全に利用するには? --常備菜の保存期間や注意点を管理栄養士が解説

仕事や子育てに忙しい主婦の強い味方として、大ブームの作り置きおかず。作ってからすぐに食べるおかずと違って、食べるまでに時間がある常備菜は、保存方法や食べ方などに少し注意が必要です。「何日保存できるの? 」「どんなレシピなら安全? 」そんな、知っているようで知らない常備菜について改めておさらいをしましょう。

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常備菜に関する食中毒の危険性について、詳しく知りたい方はこちら→「常備菜に注意! 冷蔵保存は長くて3日--食中毒の注意点を解説」

作り置きおかずのルール

温度や湿度が上がるこれからの季節。食中毒の原因となる菌が活動するのに最適な環境になりやすいため、常備菜を作る際にも気をつけましょう。安全に作り置きおかずを楽しむために、以下に注意してください。

味付けを工夫をする

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味付けは少し濃いめに

作りおきおかずの味付けは、いつものおかずより少し濃いめにするのが重要。塩分や糖分を増やすことで菌の増殖を抑えることができます。

酸やスパイスを活用して

酸やスパイスにも殺菌効果が期待できます。酢や梅干し、カレー粉やしょうがなどを使ったレシピがおすすめです。

調理法を工夫する 

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とにかく食中毒の一番の大敵は水分。作り置きおかずのメニューでは、時間が経つと水分が出やすい和え物などは避けるのがベストです。また煮物も、含め煮のような水分が残るものよりもきんぴらや佃煮のように水分を完全に飛ばすものがおすすめです。

さらに、作ってしまいがちなのが半熟の味付けたまご。できたてをすぐに味わう料理なら気にする必要はありませんが、作ってからしばらく時間が経って食べる作り置きなら、たまごはしっかり茹で、かた茹でにしましょう。半熟で時間をおくと、食中毒の危険性が高まります。いつもの料理よりもしっかり火を通すように心がけてください。

保存の際の注意

常備菜を入れておく容器は、雑菌の侵入を防ぐため、パッキンなどがついたしっかりと蓋の閉まる容器にしましょう。温める際にレンジ加熱できるものだと使いやすいですよ。

出来上がった作り置きおかずは、水分のついていない清潔な容器に箸で移し入れ、必ず冷めてから蓋をするように心がけます。熱いうちに蓋を閉めてしまうと水蒸気が蓋の内側につき、菌の大好きなジメジメした環境を作ってしまうことになります。

保存容器には、メモやマスキングテープにレシピ名と作った日にちを書いて貼り付けるようにすると、食べ忘れを防ぐことができます。

保存は必ず冷蔵庫で。特に暖かい季節はメニューにかかわらず、3日を目安に食べきることをおすすめします。

食べる前に

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せっかく清潔な容器に入れて保存した作り置きおかず、食べるときにも少し注意が必要です。取り出す際には口をつけていない、また他の料理を取っていない清潔な取り箸を使いましょう。そうすることで残った常備菜も清潔な状態で保存ができます。

お弁当のおかずにする際の注意点

常備菜を作っている人の多くは、お弁当に利用する人も多いのではないでしょうか。お弁当箱に入れる際は、レンジなどで再度しっかり加熱をして、冷ましてから入れるように心がけてください。

家族や自分のためにも、もう一度基本をおさらいしてから作り置きおかずを活用してくださいね。

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