夫婦の家事分担、どうしてる? --家計管理の達人は「家事の分担がストレスの原因に」

夫婦のもめごとの原因となりやすい家事の分担。皆さんはどうしていますか? 家計管理の投稿で人気のインスタグラマー・eriさんは、家事分担をしないことで、ストレスが軽減したそうです。eriさんの例を教えてもらいつつ、それぞれの夫婦ごとに、自分たちにあった方法を取り入れたいですね。

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自己紹介

Instagramで家計管理や持たない暮らしの日々の生活を公開しているeriです。家庭ごとに家事分担のスタイルがあると思いますが、夫婦のうちどちらがどの程度やるのかについては永遠のテーマですよね。我が家は夫婦共働き。家事が得意、または好きだと言ってくれるパートナーならいいのですが(笑)、夫に加え私自身も家事はあまり得意ではありません……。そんな我が家がストレスなく家事をこなす秘訣をご紹介します。

家事分担でストレスが増えた!?

私はずっと、共働き夫婦の家事は分担するものだと思っていました。我が家も結婚当初はもちろん分担。料理や洗濯の大半は私がやり、食後の後片付けや部屋の片付けは夫と、ざっくりですが分担制にしていました。

しかし平日、仕事で遅く帰った夫はご飯を食べてお風呂に入ったら、そのままソファで寝落ち……。任せたはずの家事が、翌朝起きたら何も終わっていない! なんてこともしばしばでした。 家事を分担したせいで、お互いのできていないことが目につき、日に日にストレスを感じるようになったのです。

夫も、疲れて夜遅く帰宅した後に家のことをやれる余裕もないようで、ちょっと可哀想になり(笑)、我が家では家事の分担をやめてみることにしました。


家事はやれるときに、やれる分だけ

ほぼ一人で家事をするようになってからしばらくは、なかなかペースをつかめずにいました。仕事が終わって子どもたちをお迎えに行き、帰宅してから料理、掃除、洗濯が続く日々。寝るギリギリまで家事を詰め込んでいました。

子どもの寝かしつけ後にそのまま寝落ちすることも多々あり、翌朝起きて散らかった部屋を見ると、自己嫌悪に陥ることも。家事に追われる毎日になんだか疲れてしまい、もっとペース配分を考え、家事を詰め込みすぎないようにしようと思いました。

そこからは、洗濯物は毎日たたまず、仕事が休みの日にまとめてたたむことに。また掃除も普段はリビングのみお掃除ロボットにお願いして、休日にほかの部屋にまとめて掃除機をかけるようにしました。このように、「やれる分だけをやる」と気持ちを切り替えたのです。

お皿を拭いて収納するのが面倒なときは、このまま朝まで放置します!

すると、自分のペース配分で家事がまわせるので、家事分担をしていた時よりもストレスを感じなくなりました。ちなみに夫は現在、寝る前に洗濯機のスイッチを入れることと、週2回のゴミ出しのみ定着してやってくれています(笑)。

手が足りないときは夫と協力し合う

家事が苦手な夫も、もちろん頼めばやってくれます。手が届きにくい場所の掃除や、毎日掃除をしないところなどを掃除したいときは、休日にその都度提案して分担します。

2人で掃除をすれば早く終わるし、平日できなかった家事を片づけるためにも、この方法が我が家にはあっているようです。そして、終わったら「ありがとう」と言い合うことも忘れません。

毎日の分担を決めてないので日々「やらなきゃ! 」と重い気持ちになることもなくなりました。週末にその都度分担することで、我が家はストレスなく家事ができるようになりました。

とはいえ本音を話すと、今でも夫に対してもっと協力してほしいなぁと思うこともあります。でも、結局は私の方が苦手なりに家事ができるので、現状の我が家のスタイルは100点満点ではないもの、自分のストレスや効率を考えたらこれがベターかなと思っています。

もちろん、分担して上手くいく家庭もあると思うので、妻だけが家事をする、ということをおすすめするわけではありません。家事は一生涯続くもの。せっかくなら楽しく、自分たちにあった方法で、無理せず上手く取り組んでいきたいですね。

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