枝豆とビールは栄養面でも最強の組み合わせ! --枝豆の栄養素や買いポイントを解説

毎日蒸し暑い日が続きますね。仕事や家事を終えてほっと一息つく時に恋しくなるのが冷えたビール。そんなビールに合う夏の定番おつまみといえば枝豆です。冷凍のものも多く出回っているため居酒屋などでは年間を通して味わうことができますが、枝豆の旬は夏。そんな枝豆を今こそ買うべき理由を解説します。

目次

枝豆に関する基礎知識

意外に知られていませんが、実は未熟なうちに収穫した大豆が枝豆です。選ぶ際にはふっくらとしていて実が詰まっているもの、うぶ毛が生えているものを選びましょう。そのままでは食べづらいので、基本的には茹でて食べます。おいしい茹で方は以下の通りです。

枝豆のおいしい茹で方

1. さやの両端をハサミで切る。こうすると中まで塩味が入りやすくなる。

2. 鮮やかな緑色に仕上げるために、枝豆200g程度に対して大さじ1程度の塩を合わせ、ボウルに入れてもみこみ5分おく。

3. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩大さじ1をいれて枝豆を茹でる。3分ほど茹でるとさやが少し開いて豆が見えてくる。これが茹で上がりのサイン。

4. ザルに上げて冷ましたら完了。なお、冷ます際は水にさらさず常温で冷ますようにする。

余熱でも火が通るので、茹でたては少し固めでも大丈夫。おいしい茹で方をぜひマスターしてください。

枝豆が「買い」な理由

さて、ここからは枝豆が本当の意味で買うべき食材である理由を見ていきましょう。

"買い"ポイント1: 栄養がぎっしり!

先述のように、枝豆は未熟な大豆。そのため、大豆に含まれる栄養素は同じように枝豆にも含まれています。代表的なものだと良質なたんぱく質のほか、イソフラボン、サポニンなど生活習慣病予防にも効果的な栄養素を含みます。

またそれだけでなく、大豆になってしまうと含まれないビタミンCや葉酸のほか、大豆よりも多くのカロテンやビタミンB1も含んでいます。野菜不足で栄養の偏りが気になる時には、枝豆を食卓の一品に加えてみましょう。

"買い"ポイント2: 味の相性だけじゃない! ビールと枝豆は最強の組み合わせ

ビールのお供として人気の枝豆。味の相性がいいのはもちろんのこと、実は体にとっても嬉しい組み合わせであることをご存知でしょうか。その理由は枝豆に含まれるメチオニンという栄養素。メチオニンは肝臓のアルコール分解を手助けする効果があるため、ビールをはじめとするアルコールのお供には最適というわけです。

"買い"ポイント3: 保存が効く

枝豆は生のまま保存してしまうと、おいしさも栄養価も下がってしまいます。買ってきたらなるべく早く塩茹でにしましょう。塩茹でした枝豆の日持ちは冷蔵庫で3日程度です。

食べきれない場合には塩茹でした後によく水気を切り、冷凍保存をするという手も。ただし、そのまま冷凍保存をすると解凍時に水っぽくなってしまうので、さやから豆を出してからジッパー付き保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。冷凍した豆は凍ったまま炒めたり揚げたりでき、すぐに使えて便利ですよ。

枝豆の良さをいかしたレシピを紹介

「枝豆ととうもろこしのバターご飯」

鉄分や食物繊維が豊富な枝豆をとうもろこしと合わせて混ぜご飯に。こんぶ茶を入れるのがおいしさのかくし味です。

材料(2人分)

ご飯 1合 / 茹でた枝豆 20さや / 茹でたとうもろこし 1/2本 / バター 10g / 醤油 小さじ1 / こんぶ茶 小さじ1/3

作り方

1.温かいご飯をボウルに入れ、バターと醤油、こんぶ茶を加えてしゃもじで混ぜる。

2. さやから出した枝豆とほぐしたとうもろこしを入れて混ぜ、味を整えたら完成。

おいしくて体にもいい枝豆。ぜひ旬の味を楽しんでくださいね。

▼枝豆は食べすぎると体に悪い?
枝豆を極端に食べ過ぎると、体調不良や体重増加などの思わぬ影響が出てしまうこともあります。毎日のように食べ過ぎるのは控え、適量を楽しむようにしましょう。

枝豆を食べ過ぎるとどうなる?影響や適切な量について管理栄養士が解説

おつまみや間食、料理の彩りなど、日々活躍してくれる枝豆。つい手が止まらなくなることもありますが、食べ過ぎによる影響はないのでしょうか?今回は枝豆の食べ過ぎによる影響や適切な量について、管理栄養士が解説します。

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