除湿、衣類乾燥、冷風、脱臭の4役! コスパ◎のシャープ「コンパクトクール」

ジメジメとした今の時期、家庭に1台あると便利なのが除湿機。室内の湿気を取り除いてカビの発生・増殖や結露を防いでくれます。最近の機種では、洗濯物に乾いた風を当てて通常よりも早く乾かすことができる衣類乾燥機能を備えたものが増えています。除湿機の今年の新製品の中でも筆者のイチ押しは、シャープの「プラズマクラスター除湿機 コンパクトクール CM-J100」(以下、コンパクトクール)。

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シャープ「コンパクトクール」が万能すぎてスゴイ

ジメジメを除去しながら冷風も!

以前の記事で解説したように、除湿機には「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3つの除湿方式があります。本製品はエアコンの除湿の原理と同じコンプレッサー式の商品です。

湿気を含んだ空気を冷やすことで結露させ、水滴に変えて水分を取り除く方法。外気温が25℃以上の高い場合にも除湿能力が高く、たっぷり除湿ができることがメリット。また、他の方式のようにヒーターを使わないため、電気代も抑えられるのも特長です。

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除湿運転、冷風運転、衣類乾燥運転、衣類消臭運転といった4つの機能を搭載

コンプレッサー方式では、空気が熱を奪われ冷たくなりますが、吹出口から放出されるまでにはほどよい温度に収まり、室温にはあまり影響を与えないことも長所の1つです。しかし、コンパクトクールが本当にスゴイのは、ダンパーで風路を開閉して冷風を前方へ、暖風は後方へと吹き分けることにより、"冷風"運転機能を実現している点です。風の温度は室温-10℃程度のため、エアコンのように部屋全体を冷房することはできないものの、除湿しながら涼を得るのに最適です。

除湿運転、冷風運転に加えて、衣類乾燥運転、衣類消臭運転の4つの機能を搭載。衣類乾燥運転は、ルーバーの幅を絞ることで直進的な強い風を衣類に当てて乾燥スピードをアップ。衣類消臭運転は、コンプレッサーは動作させずに、プラズマクラスターイオンを放出しながら送風運転を行うことができます。

新製品では、効率的かつ最適な送風を行えるよう送風口周りも改良。ルーバーは手動で開き方を変えることができ、上下のスイングの角度も上向きと広角の2通りで選択可能。風を届ける範囲や強さを的確に調整できます。

電気代も1時間で8円程度

消費電力(50/60Hz)は、コンプレッサーを動作させない衣類消臭運転ならたったの34/43W。衣類乾燥運転は250/290W、除湿・冷風運転は245/290W。1時間の使用でも電気代は8円弱で済むので、リビングで1人で過ごす時など部屋全体をエアコンで冷やすよりも電気代を節約できます。

コンプレッサー式の除湿機は、本体サイズが大きめで重く、振動音が大きくなりがちなことが弱点ですが、外形寸法は幅31.5×奥行23.5×高さ57.5cm、重量約12.5kgと比較的コンパクト。4輪キャスター付きで移動もしやすく、排水タンクの容量は約2.5Lですが、ホースをつなげば、連続排水にも対応します。

定格除湿能力(50/60Hz)は1日あたり9/10L。除湿可能面積(同)の目安は、コンパクトながら、11~23/13~25畳(19~38/21~42m2)まで。運転音(同)は最大51/54dB(衣類乾燥・強運転時)ですが、他の製品に比べても比較的静かな部類だと感じました。

実売価格(2019年7月19日編集部調べ)は税込3万3,000円程度。1台4役のマルチさと、性能、使い勝手のよさなどの完成度の高さを考えると、価格以上の満足度が得られる商品だと思います。

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