【連載】気になる隣の家計簿を調査! --第3回: 化粧品や美容院、見た目にかける費用は?

毎月の家計のやりくり、みんな何にいくらくらいお金をかけているの? 本連載では、気になる家計の内容について節約上手さんたちに教えてもらいます。今回は「見た目にかける予算」について紹介します。

【前回の連載】 第2回「【連載】気になる隣の家計簿を調査! --第2回: 夫婦のお小遣い額、実態や決め方は?」を読む

目次

anicaさん(月7,000円)の場合

anicaさんは3カ月に1回の美容院代に月1万5,000円、また同じく3カ月に1回程度購入する洋服代に5,000円ほど費用をかけており、月で計算するとだいたい7,000円程度。

節約のコツは、質の良いブランド服をアウトレットで購入して長く着ること。また、よく利用する「GU」ではシンプルなデザインのものを選び、日常使い用としてとことん着たおしているといいます。疲れて見えたり老けて見えたりするのを避けるために、安いものを買う場合でも服のシルエットは重要視するよう気をつけるのもポイントです。

子どもの洋服はフリマやフリマアプリで売上金を使って購入。その他、化粧品はドラッグストアの「ウエルシア」で、お買い物時に貯めたポイントを使って購入し、費用をカットしています。anicaさんはもともと髪の毛がパサパサした髪質のため、ヘアオイルはいいものを使うようにし、節約しつつ清潔感はキープできるようメリハリをつけているそうです。

eriさん(月5,000円~1万円)の場合

美容院は3カ月に1度、化粧品類もなくなったら購入する程度で支出の機会をあまりつくらないようにしているeriさん。化粧品にはそもそもあまり興味がないそうで、安価なものを買っているといいます。また洋服も好みのものを長く着るため、頻繁には買わず、買う頻度も決めていません。

節約のポイントは夫婦でリサイクルショップに行くこと。タグのついた良い状態の洋服などを購入し、定価の何割も安く手に入れられているそうです。また、ネットショッピングでは洋服を買わないというルールも。素材や形などを確かめるために試着をしてから購入し、失敗(=無駄遣い)を防ぎます。化粧品も同じく失敗を防ぐために、基本的にはリピート買いが多いそうです。

eriさんは「見た目をどれだけ着飾っても、内面や容姿を磨かなければ結局意味がない」と、年を重ねて思うようになったといいます。身の丈に合う生活をしていれば自然と自分らしい見た目になると考え、無理によく見せようと頑張らないようにしています。

kiwigoldさん(月5,000円程度)の場合

美容院費は2カ月に1回4,000円、基礎化粧品や化粧品などは普段貯めているポイントを利用して購入、洋服は半年に1回ほど1万円程度で購入しているkiwigoldさん。月にすると"見た目費"に約5,000円を支出しています。できるだけ「楽天市場」や「Amazon」などECサイトのポイントを利用して、現金を使わずに趣味のものや自分のほしいものを購入するのが節約のコツ。大好きな無印良品のアイテムも、楽天ポイントを使って購入しているといいます。

kiwigoldさんは「本当に必要なもの」を厳選して購入するというマイルールをお持ちだそう。洋服はコーディネートをシンプルにすればするほど、余計な服をほしいと思わなくなったそうです。

la_kurashiさん(月5,000円程度)の場合

la_kurashiさんは化粧水・乳液に1カ月400円、クレンジングに1カ月1,500円、化粧品には年間で5,000円、また美容院には年間8,000円、洋服も1年で1万円ほどしかかけない倹約家。クレンジングのみ無添加の良いものを使い、化粧水と乳液は安価で評判のいいものを使用しているそうです。最近は「身体の中からきれいに」を目指し、見た目ではなく食べるものに気をつけているのだとか。

洋服はいいものを買っても年齢により趣味が変わるため、プチプラ品のみを購入していますが、履き心地が大切なスニーカーは、少しだけ良いものを使っているといいます。流行りよりも自分の"好き"を大事にして、必要なものをしっかり選んで購入しているそうです。

S子さん(月4,000円)の場合

化粧品にあまりこだわりがなく、基本的にはドラッグストアで買っているというS子さん。化粧水は半年に1回ほど約1,000円で購入、化粧品は3カ月に1回の頻度で同じく1,000円程度で購入しているそうです。化粧品は使い切ったら新しいものを買うようにして、同じ種類のものが何個もあるような状態を避けるように注意。

美容院代は4カ月に1回、1万2,000円を支出しており、カットやカラーリングは必ず美容院でするように。お金をかける・かけないポイントをはっきりと分けています。また、洋服は基本的にセールかフリマアプリで購入して、半年で3,000円ほどしか支出していないそうです。

「自分らしさ」の基準がしっかりしている節約上手さんたち。むやみやたらにお金をかけるのではなく、メリハリをきかせて節約をしながらも素敵な印象をキープしていました。ぜひ真似していきたいですね。

今回お話を聞いた方(アルファベット順)

anicaさん

夫と息子、犬のいる暮らし。 0円から始めた貯金計画は、2年で500万円を突破! インスタグラムフォロワー数2万人。「平凡な収入でも大きく貯める」「節約と家族満足を両立する」をモットーに、走り続けるフルタイムワーキングマザーです。目からウロコの節約ノウハウをブログにて公開中。Instagram: @anica_1626 、ブログ: 「あっちゃんちの節約暮らし」

eriさん

夫と育ち盛りの兄弟(6歳4歳)の4人家族。家計管理と断捨離で持たない暮らしをしています。Instagram: @ie___y

kiwigoldさん

小さな賃貸ハイツで夫と4歳の息子と3人暮らしのフルタイムワーキングマザーです。北欧雑貨好き。かわいく自分らしく暮らしていきたい。ブログ【絵本のある暮らし】では、大好きな無印グッズの紹介や日々のことをつづりながら、小さい頃に読んだ絵本の記憶や今子どもと一緒に読んでいる絵本たちなどお気に入りの絵本も紹介しています。 ブログ: 絵本のある暮らし

la_kurashiさん

節約だいすき主婦です。夫と5歳と2歳の子どもと暮らしています。 夫の月収のみで暮らすために、日々奮闘中。 目標は、年2回の旅行を楽しみつつ、住宅ローンを早期完済、教育費、老後費を備えていくことです。Instagram: @la_kurashi

S子さん

私、夫、娘+猫の3人+1匹家族です。楽しく節約しながら少しでも貯金できるように頑張っています。 料理、買い物、家計簿……など、私が気をつけていることや工夫していることをInstagramにUPしています。 Instagram: @s___life___y

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