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SNSで話題の「オキシ漬け」解説--万能漂白剤「オキシクリーン」で服も食器もキレイ
SNSで話題の「#オキシ漬け」、実際にやってみました! 「オキシクリーン」が大活躍する簡単掃除術なので、ぜひ読んでみてください!!
※話題の「重曹掃除」の記事はこちら→「重曹の成分は? 得意な汚れは?? 重曹の特徴を掃除のプロが解説」
インスタグラムを利用される方は、ぜひ調べてほしい「#オキシ漬け」。話題のスーパー漂白剤「オキシクリーン」を溶かした湯に、食器や布を入れて汚れを落とすお掃除術のことを言いますが、なんと投稿件数は既に1万7,000件を超えています。このオキシクリーンおよびオキシ漬け、何がなぜこんなに話題なのでしょうか。
SNSで人気のオキシクリーンって何?
オキシクリーンとは、頑固な汚れをしっかり落とすことができる酸素系漂白剤。衣類のシミや汚れを強力に洗浄・消臭できるのがポイント。もともと、「コストコ」などで売っているアメリカ製のオキシクリーンが話題でしたが、今回紹介する日本オリジナル版は、アメリカ製の洗浄効果はそのままに、界面活性剤と香料不使用で、環境にも配慮した製品です。環境に配慮しつつ無臭タイプで強力な洗浄力とは、やはり気になりますよね。
オキシクリーン、どんな汚れが落とせるの?
オキシクリーンは、毎日の衣類の洗濯からキッチン掃除まで、広範囲に使用可能。汗ジミ・黄ばみ・泥・血液・調味料などの頑固な汚れもこれがあれば大丈夫! 一般的な洗剤ではなかなか落ちず、結局諦めてしまいがちな泥や血液の汚れも、これを使って撃退しましょう。
また、浴槽や洗たく槽、タイルの目地、便器、床、ペット用品、エアコンフィルターの掃除にもおススメなんだとか。さらにこちらのオキシクリーン、汚れを落とすだけではなく、前述の通り除菌・消臭効果も期待できます。洗濯に利用することで、ニオイの元も汚れとともに取り去ってくれますよ。万能ともいえるアイテムです。
オキシクリーンでとにかく汚れを落としてみよう
インスタで話題のオキシ漬けは、このオキシクリーンを溶かした40度~60度の湯に、汚れや菌が気になるものを漬ける作業。漬けた後はいつも通りに洗剤で洗うだけで大丈夫です。塩素系漂白剤に比べると刺激はマイルドですが、お肌の弱い方はゴム手袋などをご利用ください。というわけで、家にあるものをとにかくオキシ漬けしてみました。
茶渋汚れが付いたコップ
毎日ちゃんと洗っているのに、いつの間にかついている、にっくきコップの茶渋。
手始めにまずはこちらからオキシ漬けです。ちなみにキッチンシンクでオキシ漬けをするとたくさんのアイテムを漬け込みできますが、排水溝の蓋がない! という場合は、ビニール袋などに少し水を入れ、排水口に置けば蓋の代わりになります。100円ショップで排水溝の蓋も売っているので、これを活用してもいいですね。
シンクの6分目くらいまで湯をため、蓋一杯のオキシクリーンを溶かします。
ここに、先ほどの茶渋が気になるコップを入れてみました! 他にもたくさん漬け込みができるので、汚れが気になるアイテムも一緒に入れています。
漬け置きしておくと、炭酸風呂のように小さな泡が出てきます。
15分ほど漬け置きし、いつも通り洗剤で洗うとこの通りの仕上がりに!
普通の洗剤で洗っても取れなかった茶渋汚れがきれいになりました! ちなみに、一緒に漬けたその他の台所用品もくもりが取れたり、油汚れがはがれたりと、漬ける前よりきれいな状態になりました。
▼【場所別】キッチンのイヤなニオイ対策方法
家の中でもキッチンは特にイヤな臭いが出やすい場所。「掃除したはずなのにまだニオイがする…」時の対策方法を場所別に詳しく解説します。
くすんでしまったバスマット
続いて、清潔に保ちたいバスマットのオキシ漬けに挑戦。頻繁に洗っていたいたのですが、真っ白だったバスマットがくすんできていたのが悩み。Before写真はあまりお見せできるものではないので控えます…。
今度は洗面台でオキシ漬けをします。先ほどと同じ要領で、湯を張ってオキシクリーンを溶かします。
バスマットは、お風呂掃除用のタオルやふきんと一緒に、念入りに1時間ほど漬けてみました。
オキシ漬け完了後、白さがよみがえってきたようでワクワクします。ちなみに漬け終わった後の残り湯がこちら。かなり汚れが落ちている様子です。
漬け終わった後は、そのまま洗濯機に入れて、いつも通り洗濯します。すると…
この通り! くすみが気になっていたバスマットですが、アップで撮っても平気なレベルに復活です! 新品の時のような白さが戻って、汚れが落ちてとてもきれいです。
うっすらくもった風呂桶
勢いに乗ってお風呂グッズも漂白。浴槽に湯をためてオキシ漬けすることで、浴槽の汚れも取れて一石二鳥ということで、胸が高鳴ります。
洗っても洗っても、ぼんやりとしたくもりが取れなかった風呂桶が…。
この通り、ピカピカです!
襟元の黄ばみが気になる白いシャツ
最後は、衣類の汚れ。白いシャツの場合、特に襟元の黄ばみが気になります。清潔感のある見た目を保つためにも、この汚れはどうしても落としたいところ。我が家で何度も汚れ落としに挑戦しても落ちなかったこのシャツの汚れは、果たしてオキシクリーンで落ちるのでしょうか。
40度~60度くらいの熱めの湯にオキシクリーンを溶かし、2時間ほど漬けたところ…黄ばみ汚れがかなり落ちました! 目を凝らして見てようやく気づくレベルにまで黄ばみが取れ、これはかなりうれしい!
今回のように、ついてしまった黄ばみはオキシ漬けで対応できますし、毎日の洗濯にキャップ一杯のオキシクリーンを混ぜ、日ごろから白く保つという方法もおすすめです。
オキシクリーンはいくら? どこで買えるの??
気になる価格は、今回紹介した日本オリジナル版が548円(500g・税抜)。万能漂白剤と考えるとお得感がある価格設定ですね。「いろいろ使えるのですぐに無くなってしまいそう」という方は、1500gの大容量サイズがおすすめです。ドラッグストアやホームセンターで販売しているので、気になった方はぜひ探してみてください!
一つ持っていると便利な万能漂白剤。汚れを落とす驚きのパワーに、毎日のお掃除・洗濯も楽しく取り組めそうですね。