洗濯マニアが教えてくれた!お気に入りのTシャツを長〜くキレイに切るための洗濯術

気軽に着られて洗濯機で簡単に洗濯できるTシャツ。 でもお気に入りだからこそ着すぎてしまい、すぐにくたびれてきたという経験はありませんか? お洗濯マニアがお気に入りTシャツの長持ち洗濯法を紹介します。

目次

お洗濯マニアのハナです。着る機会の多いTシャツですが、洗濯機ですべて洗えるものばかりではありません。意外と洗濯機で洗えないタイプがあるので、まずは洗濯表示を見てみましょう。

洗濯機で洗えるマーク

この表示が付いていたら、洗濯機で洗えます。数字は、洗濯する際の水温の上限温度。この数字を上回る水温では洗わないでください。

手洗いで洗えるマーク

この表示だと、手洗い可能。洗濯機ではなく、手洗いしましょう。

水洗い不可のマーク

水洗い不可のものは色落ちしやすかったり、素材がデリケートだったり、特殊なプリント

が施されているものがほとんど。大切に着たい場合は、クリーニング店などプロにお任せするのが安心ですよ。

水洗い不可のマーク以外は自宅で洗えます。洗えるものが見極められたら、実際に洗ってみましょう。

洗濯機で洗う場合

家庭の洗濯機で洗う場合は、Tシャツを裏返してから洗濯ネットに入れて洗いましょう。洗剤は一般的な中性洗剤を使います。おしゃれ着用洗剤でなくてもOK。

脱水時間の設定は1分にすると、よれることもありませんよ。

手洗いの場合

手洗いの場合の洗剤は、よれや型崩れを防ぐおしゃれ着用の中性洗剤を使いましょう。洗剤の量は水4リットルに対して10mlが目安です。

手洗いの方法ですが、中性洗剤を溶かした液に衣類を沈めて20分ほど浸け置きした後、水中で軽く揺らすように洗います。汚れが目立つところは軽くつまんで洗う「つまみ洗い」をしましょう。洗濯洗剤で洗った後はきれいな水でよくすすぎ、洗濯機で脱水をかけてください。タイマーの設定は1分にすると、衣類に負担がありません。

型崩れを修正する裏技

お気に入りのTシャツは長く着たいもの。型崩れを修正する裏技を紹介します。まず、Tシャツが濡れている状態で形を整えつつ、一度たたみます。

写真のようにたたんだあと、このまま15分ほど放置してから干すと、多少のヨレが修正されて、綺麗なシルエットが蘇ります。襟元は特に意識して整えるようにすると綺麗に仕上がりますよ。

ハンガーは必ず裾から

できれば、Tシャツは平干しするほうが型崩れなく仕上がりますが、ハンガーを使って干す場合は、必ずTシャツの裾からハンガーを入れるようにしましょう。濡れた衣類はとてもデリケートです。少しでも首元を引っ張ってしまうと、そこからヨレ始めてしまいます。

毛玉を取る

汚れてはいないけれど、なんとなく買った時の輝きが失われてきたと感じる場合は"毛玉"を疑ってください。意外に感じるかもしれませんが、Tシャツや薄手の衣類でも細かい毛玉が発生する場合は多々あります!

乾いた後にTシャツにできた小さな毛玉を毛玉取り器で除去すると、くたびれ感がなくなりますよ。

上の写真のBeforeとAfterで、だいぶ印象が異なりますね! 

ヨレてしまった首元の修復

さて、Tシャツの首元がヨレてしまった場合はどうしたら良いでしょうか。実は、軽度のヨレならアイロンで補正できます。

ヨレてしまったTシャツの首元に霧吹で水をスプレーして水分を与え、本来あるべき形に手で整えます。形が整ったらアイロンでプレス。そのままの状態で乾かすと、軽い程度のヨレ具合なら簡単に直ります。

凸凹のあるTシャツを美しくアイロンがけする裏技

ボタンやビジュー、刺繍などがついたデザイン性の高いTシャツは、その周辺にシワができることが多々あります。その際、アイロンをかけるときのコツとして、飾りなどの表側にクッション性のあるものを当てて、Tシャツの裏側からアイロンをかけると凸凹が沈み込んだ状態でアイロンできて誰でもきれいに仕上げることができます。

100円ショップには、手に着用して使う「アイロングローブ」というものが販売されています。1つ持っていると便利ですよ! なお、クッションやバスタオルでも代用可能です。

アイロンをかける前のBeforeでは、刺繍の周りにシワが見られますが、アイロンをあてたあとのAfterでは刺繍周りにシワが見られませんね。この方法はボタンのついたワイシャツなどにも応用できますので、ボタン周りのアイロンがけが苦手という方はぜひ試してみてください。

少しくたびれたTシャツも、ちゃんと手入れをすると長くきれいに着られます。大切なTシャツをずっときれいな形のまま着るための洗濯法と裏技を試してみてくださいね。

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