【連載】節約達人のお金をかけるもの、かけないもの--第8回 毎日使うものにはお金をかける

節約の達人に「お金をかけて買うもの」「低価格で買うもの」を教えてもらう本連載。今回は節約投稿が人気のインスタグラマー・S子さんに学びます。

【前回の連載】 第4回「【連載】節約達人のお金をかけるもの、かけないもの--第7回 心の豊かさにお金をかける」を読む

目次

High&Lowの基準 

こんにちは。Instagramで家計管理や節約について投稿しているS子です。夫ともうすぐ2歳になる娘と、猫1匹と暮らしています。我が家は低収入家計なので基本的には低価格のものを中心に買い物をしますが、「安い」だけの理由で買ったものは結局使えなかったり大事にできなかったりして、失敗したなと思うことが何度もありました。そんな経験があり、今では毎日使うものや長く使う予定のものは、じっくり考えて納得のいくものを買うようにしています。

低価格で買うと決めているもの

子ども服 

子どもは本当にすぐ大きくなります。高い洋服を買っても来年着れるか分からないし、すぐ汚してしまうので着せるタイミングも難しい。そのため、子ども服は1着1,000円以下が基本です。安くてジャストサイズのものを短期集中で着せた方が、子どもも動きやすいだろうし、管理も楽。保育園用などでたくさん枚数が必要なときは、フリマアプリでまとめて買っています。

日用品などの消耗品

生ゴミを捨てるためのビニール袋や、排水口のネット、食器洗い用スポンジなどの消耗品は、とにかくコスパ重視!基本的には100円ショップで購入しています。

美容アイテム

化粧水などのスキンケアアイテムや、アイシャドウなどのメイク用品など、美容アイテムはプチプラなものを愛用しています。私自身あまり美容に興味がない上に肌が丈夫なこともあり、何を使っても肌荒れすることはありません。高級な美容液を使うよりも、安価な化粧水をバシャバシャ使う方が性に合っているし、肌の調子も良いようです。

これはこだわる!というHighアイテム

キッチン用品

少し高かったものの、無印良品の調理スプーンはほぼ毎日使っています。調理〜盛り付けまでこれ1本でできるので、時短にもなるし洗い物も減ります。同じく無印良品のマッシャーは、初めて使ったときに潰しやすくて感動しました。エピキュリアンのまな板とツヴィリングの包丁は見た目も使い心地も気に入っています。料理は毎日何度もすることなので、多少価格が高くても、とにかく楽に快適に、そして料理をするのが楽しくなるようなものを選んでいます。

家具や家電

部屋が散らかっていると気分が悪いのと同じように、日々目に入ってくるものが好きなもの、お気に入りのものでないと気が滅入ります。インテリアや空間から受ける影響って思いの外、大きいものです。家具や家電は1度買ったら長く使うもの。少しでも日々の生活を楽しく快適にしたいので、毎日使う、目にする家具家電は妥協しないようにしています。

食品や調味料

毎朝食べる食パンはイーストフードや乳化剤が入っていないもの。マーガリンではなくバター、白砂糖ではなくきび砂糖。醤油やみりんなどの調味料も、なるべく添加物の入っていないシンプルなものを選びます。体を作るのは食べ物であるという意識を持って、家族の健康のために良いものを選ぶようになりました。品質や材料の良い食料品は高いですが、自分の選べる範囲内で一生懸命考えて購入しています。

子どもが生まれてからは、家の中で過ごすことが多くなりました。多くの時間を過ごしている家の中が快適だと、暮らしが豊かになるような感じがします。見た目や見栄にお金をかけず、一見地味に見える「日々の暮らし」にお金をかける。生活の基本をしっかりするとストレスも少なく、買い物でストレス発散したりすることもないので、節約にもなっていると思います。

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