初午のいなり寿司。基本レシピとお惣菜を使ったアレンジレシピ

初午(はつうま)の日に食べたいいなり寿司。基本のレシピとともに、スーパーで買えるお惣菜を使ってちょっぴり豪華にアレンジする、ごちそういなり寿司のレシピを紹介します。

目次

2月9日は「初午」。年々浸透しつつある初午とは、2月以降で初めて迎える午の日をいい、稲荷神社にお参りをすると良いとされます。稲荷神社の神の使者である狐の好物が「油揚げ」であることから、スーパーやコンビニではいなり寿司を売り出すお店もありますね。

家庭でも作れるいなり寿司。せっかくのイベントメニューなので、惣菜で手軽にボリュームアップして、彩りも豊かにしてみませんか?

基本のいなり寿司

まずは基本の作り方から紹介します。

材料(10個分)

油揚げ 5枚 / 米 2合 / 昆布 5cm / しょうゆ 大さじ2 / みりん 大さじ2 / 砂糖 大さじ4 / 白だし 大さじ1 / 酢 大さじ50ml / 塩 小さじ1

作り方

1. 油揚げを長辺の中央で半分に切り、口を広げる。ザルに油揚げを広げて熱湯を回しかける。手で油揚げを押し、水分を切る。

2. 鍋にしょうゆ、みりん、砂糖(大さじ2)、白だしを入れ、中火でひと煮立ちさせる。油揚げを入れ、クッキングシートなどで落し蓋(真ん中を少し割くと湯気の逃げ口になる)をして弱火で10分煮る。汁気がなくなったら、少量の水(分量外)を足して油揚げを煮る。

3. 一晩おいて味をなじませる。なお時間の関係上、一晩おくのが難しい場合はそのまま使用してもOK。

4. 炊飯釜に米と昆布(キッチンペーパーでサッと拭いておく)をのせ、分量の水を入れて炊く。

5. すし酢を作る。耐熱容器に酢、砂糖(大さじ2)、塩を入れて、電子レンジ(500W)で1分半温める。よく混ぜて砂糖を溶かす。

6. 炊きあがったご飯を寿司桶(またはバット)に広げ、5を回しかける。しゃもじで切るように混ぜて粗熱を取る。

7. 油揚げに俵型に握った酢飯を詰める(固く握りすぎると、食べたときにうま味が出にくいので注意)。具材などをのせずこのまま包む際は、切り口の手前を奥に倒し、奥を前に折りたたむ。盛り付ける際は口を下にする。

※なお具材などをトッピングしたい場合は、ご飯を油揚げに詰めた後、惣菜がのりやすいように口の面を平らにする。また油揚げ全体を切り口から裏返して使用すると、表面を使って作る時とは違った食感や見た目が楽しめる。

やみつき!「焼き肉ナムルいなりずし」

続いてアレンジバージョンの1つ目を紹介。焼き肉とナムルをトッピングして、ボリューム抜群に仕上げます。

材料(5個分)

牛肉(こま切れ肉や焼き肉用など) 50g / ナムル盛り合わせ 1パック / 基本のいなり寿司 5個 / 焼き肉のタレ 適量 / 白いりごま 適量 / サラダ油 適量

作り方

1. サラダ油をひいたフライパンに牛肉を入れ、焼き肉のタレで味を付ける。

2. 基本のいなり寿司にナムルをのせる。

写真は油揚げ全体を裏返し、そのまま具をのせたバージョン

3. 焼肉ものせ、白いりごまを振りかける。

あっさり食べられる「いんげんのごま和えいなりずし」

もう1つは野菜のお惣菜をのせたヘルシーいなり。彩り豊かできれいに見えるよう、ひじきやにんじんが入ったいんげんのごま和えを使用しています。

いんげんのごま和え 1パック / 基本のいなり寿司 5個 

作り方

基本のいなり寿司に、いんげんのごま和えをのせる。なお、食べづらい場合は刻んでご飯に混ぜるのもおすすめ。

お惣菜を使うことで簡単にごちそう感アップ!イベントらしいメニューになりました。ぜひ好みのお惣菜を使って、お試しください。

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