冬にたまった汚れにさよなら!春にしっかり掃除しておきたい場所と掃除方法

冬にたまった汚れの掃除や、冬アイテムの片づけをそろそろ始めたい時期。暖かい気候になったら、いっきに家中きれいにしちゃいましょう。

目次

冬の汚れ、結構たまってます!

冬の間は窓を閉め切って過ごすことが多く、ラグやこたつなどのファブリック類も多いので、部屋に埃がたまりがちです。冬の間にたまった埃を一気にお掃除して、シーズンが終わったアイテムを片づけましょう。

エアコンの掃除

冬の間にエアコンを使った場合、上部や内部に埃がたまっています。上部は伸縮するモップで優しく埃を取り除きましょう。

前面カバーの内側にあるフィルターは外して洗います。埃が多い場合は、掃除機で優しく吸ってから水洗いをするようにしてください。

埃がなかなか取れない場合は油分がついていることがあるので、台所用の中性洗剤に浸けて汚れを落とします。水1Lに対し中性洗剤を数滴溶かし、その中にフィルターを入れてください。軽くゆすりながら入れると埃が浮いてきます。とれにくい場合は柔らかいブラシで軽くこすってください。埃が取れたら水で流しましょう。

なお、フィルターのお掃除が面倒な方は、エアコン用のシートを使うのがおすすめ。普段から吸気口にシートを取り付ければ、埃や花粉などの細かいゴミを吸着して、内部のフィルターが汚れにくくなります。

カーペットの洗濯

毛足の長い秋冬用カーペットは、春夏仕様のものに変更すると、お部屋の模様替えになってリフレッシュできますよね。

カーペットには埃以外に、ダニやダニの死骸、糞がついているので収納前の掃除は必須。取り除いてから保管すれば、次のシーズンも気持ちよく使えます。

お手入れ方法には粘着式クリーナーを使います。カーペットについた埃にコロコロと粘着式クリーナーをあてて、ごみを吸着してください。毛が寝てしまっている場合は、乾いたブラシ(お風呂用のものなど)や食器用スポンジ、タワシなどの固い不織布の部分でやさしくこすると起き上がります。

ごみを取った後はカーペットの洗濯表示を見て、手洗いや洗濯機での洗濯が可能な場合は洗いましょう。デリケート衣類用の洗剤(中性洗剤)を使い、洗濯機の場合は「ドライコース」で洗います。手洗いの場合は浴槽に入れて洗いましょう。仕上げに柔軟剤を使用すると毛が寝にくくなりますよ。

洗って干したらしっかり乾燥させて、最後にもう一度ごみを掃除機で吸い取りましょう。

ホットカーペットの掃除

ホットカーペットの掃除もまず、埃とダニを取り除きます。ホットカーペットの「ダニモード」でダニを死滅させてから陰干しで乾燥させましょう。その後、両面の埃ををしっかり掃除機で吸い取ってください。

掃除機で吸い取れない髪の毛などのゴミは、乾いた食器用スポンジを使って取り除きます。スポンジの固い不織布部分や、タワシで優しくこすると取れやすくなりますよ。

なお、カーペットを収納する場合は、ポリ袋などに除湿剤や防虫剤と一緒に入れて保管すると、ダニの繁殖が抑えられます。

羽毛布団や毛布の洗濯

暖かくなってくると羽毛布団や毛布が不要になります。特に毛布は出しっぱなしにしておくと、静電気で埃を吸着してしまいます。厚手の寝具が不要になったら洗って収納しましょう。

クリーニングに出すという方法もありますが、洗濯表示を確認して、手洗いか洗濯機で洗濯が可能なら自宅でも洗えます。

洗濯できる場合は、羽毛布団や毛布をくるくると丸め、ヒモで2カ所を結びます。自宅の洗濯機に入る場合は、デリケート衣類用洗剤(中性洗剤)を使い、「布団コース」に設定。高水位で洗濯します。布団が浮いてくるので、何度か蓋を開けて沈めてください。

手洗いする場合は浴槽に入れて水と規定量のデリケート衣類用洗剤を入れ、足で踏みながら洗ってください。洗濯が終わったら、乾きやすいように日本の竿にM字になるよう干して乾かします。

なお羽毛布団の場合、全体に空気を入れてほぐしながら干すとフワフワに戻りますが、羽毛がしっかり乾くのに2~3日はかかります。お天気の良い日が3日程度続くタイミングで洗濯するようにしましょう。

横から見たときにMの字になるように干す

網戸、窓ガラスの掃除

冬の結露でカビが発生しがちな窓まわり。暖かくなり窓を空ける季節になるので、窓まわりも掃除しておきましょう。

使うのはアルコール除菌スプレーと古布。カビが生えてきている部分にスプレーして、古布で拭き取っていきましょう。レール部分など細い場所に入り込んだカビは、布に爪楊枝をはさんでかきだすと汚れが取れやすくなります。

押し入れやクローゼットの掃除

押し入れやクローゼットなども、冬の間に生じた結露に埃がついて、カビが生えやすくなる場所です。アルコール除菌スプレーをカビにスプレーして拭き取り、全体を拭いて埃も取り除いておきましょう。その後しっかり乾燥させておくと、押し入れやクローゼットのカビ、カビのニオイを防ぐことができます。

乾燥したら除湿剤を設置し、湿気がたまりにくいようにしておきましょう。

冬の間にたまった汚れ。気候のよい春に、換気しながらお掃除をしておきたいですね。梅雨入りしてしまう前に取り除いておけば、カビの増殖が防げ、部屋のニオイもなくなり、快適に過ごすことができますよ。

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