【完全版】ごはんの冷凍保存、炊き立ての状態を再現するためのコツとは?

炊きたてのご飯は美味しいですが、羽釜を洗ったりセットして待つのは面倒。少し多めに炊いて冷凍保存する方も多いのではないでしょうか?でも、どのくらいの量を保存すればいいのか、上手な解凍はどうすればいいのかについてはあまり情報がありません。今回は炊きたてごはんを再現すべく上手な冷凍保存・解凍方法を管理栄養士に解説していただきます!

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目次

ご飯の冷凍方法に正解はある?

炊きたてのごはんは、ふっくらやわらかくて美味しいですよね。逆に冷めてしまったごはんはなんだかパサついてしまって美味しくない…と感じる方も多いのではないでしょうか?

炊きたてのごはんが美味しいのは、米の中にあるデンプンが水分を含んで膨張し、消化しやすい糊のような状態になっているからです。ここから冷めていくと、水分がどんどん抜けてぱさつき、ごはんが硬くなってしまいます。

こうなってしまうと、炊きたての状態に戻すことはできないため、ごはんを美味しく保存するには、デンプンに水分が保たれている状態で冷凍保存することが重要です。この美味しさをキープするにはどうしたらよいか、理想の冷凍保存にたどり着くために検証してみました。

おすすめの冷凍保存方法

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実際に様々な冷凍方法を試した結果、冷凍保存をするときのポイントが複数あることがわかりました。ポイントごとにどんなことに気をつければよいかを解説していきます。

理想の保存容器は?

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まず、炊いたごはんを冷凍保存するとき、何を使って保存すれば良いのでしょうか?

●ラップ

一番手軽な方法はラップで包む方法です。ラップで包めば、冷凍庫の場所を取らずに保存することができます。また、男性や食べ盛りの子どもなど、人によってごはんの量を変えたいときにもラップで保存するのがいいでしょう。

ただし、やわらかいまま重ねて保存するとごはんがつぶれてしまうこともあります。重ねてスペースを確保したい場合は最初に凍らせるようにしましょう。

<ラップでの包み方>

1. ご飯が温かいうちに、1膳分をラップの上にのせる。

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2. 解凍したときに熱が均等にいきわたるよう、平らにして丁寧に包む。

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3. 粗熱を取って、冷凍庫で保存する。

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<アルミホイルやジッパー付き保存袋の併用もおすすめ!>

また、ラップしたものをジップロックなどのジッパー付き保存袋に入れて保存すれば、空気に触れるのを防ぐことでさらに日持ちさせられます。

さらにおいしさを重要視するなら、ラップした状態からアルミホイルで包むのもおすすめ。アルミホイルは熱伝導率が高いので、より速くご飯を冷凍することができます。

●ご飯専用の保存容器

「ラップを使うのがもったいない」「繰り返し使える容器で保存したい」といった場合は、ご飯専用の保存容器がおすすめ。

現在、100円ショップや調理器具メーカーからプラスチック製で1膳ずつ保存が出来るごはん専用の保存容器が販売されています。物によっては少し場所を取るかもしれませんが、重ねてもつぶれる心配がなく、加熱ムラを防ぐ構造になっているものもあります。

温めてそのまま食卓に出せるのもありとても便利です。温めてそのまま食卓に出せるのも嬉しいですよね。

熱いまま?冷めてから?冷凍するタイミングはいつがおすすめ?

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保存する際は、炊きたての状態で保存しましょう。ご飯を美味しく保存するには、お米に含まれるデンプンが、水分を含んでいる状態で保存することが大切です。時間が経ってからだとごはんが硬くなった状態で保存することになってしまいます。

ただし熱いまま冷凍庫に入れると、冷凍庫内の温度が下がって他の食品の劣化につながってしまうこともあるので、ラップで包んだ上で粗熱をとってから保存するようにしましょう。

保存する量はどのくらいが適切?

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保存するときの量は、お茶碗1杯分程度が適切です。小分けにするのは面倒かもしれませんが、冷凍の時間を短くし、加熱する際のムラをなくすメリットがあります。ひとつの容器に量を多く保存してしまうと、冷凍のスピードがゆるやかになり、劣化の原因にもつながります。

小分けしたごはんは、できる限り平たくして熱伝導の良い金属トレイに乗せれば冷凍するまでの時間をさらに短縮できるでしょう。

硬めとやわらかめ、どう炊くのがおすすめ?

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冷凍保存用にごはんを炊く場合は、しっかり浸水しておくことが大切です。お米に水分をしっかり吸わせて、ふっくらもちもちの状態を作りましょう。

硬めに炊くか、やわらかめに炊くかは個人の好みの問題ですが、解凍したご飯を試食したところ、少し硬めに炊いた冷凍ごはんのほうが美味しく感じました。やわらかく炊いたごはんは解凍したときに水っぽくなるため要注意です。

おすすめの解凍方法は?

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解凍するときは、電子レンジで解凍しましょう。このとき、解凍ボタンではなく、あたため機能で加熱をしてください。解凍ボタンはあくまで「解凍」するための機能なので、食べる状態のごはんの加熱には合っていません。

加熱時間は600Wで3分前後が目安です。もし、電子レンジに冷凍ごはんのあたため機能があれば、そちらを使うとより美味しく解凍することができます。

電子レンジは食品を均一に温めるのが苦手なため、加熱途中でほぐしたり、上下を変えるとムラなく加熱することができます。自然解凍はせず、冷凍状態のまま加熱しましょう。自然解凍すると、先に水分が抜け、デンプンは硬い状態のままになってしまいます。

保存容器なら、空気穴の部分のみを開けて加熱しましょう。ラップで包んだ場合は、一度器に移してから温めると美味しく解凍できます。

【結論】ごはんの冷凍保存・解凍、ベストな方法は・・・?

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以上のことから、おすすめのごはんの冷凍保存・解凍方法はこちらの通りです!

<炊き方>

炊く前にしっかりと浸水させて、少し硬めに炊く。

<保存方法>

炊きたての状態で、専用の保存容器に入れる(なければラップで包む)。

一度に沢山入れずに、お茶碗1杯分の量で小分けにして保存する。

<加熱方法>

冷凍状態のまま、保存容器で解凍する。または、電子レンジの冷凍ごはんの温め機能を使って加熱する。

お米の硬さなど、好みによって変わる部分もありますが、ぜひ参考にしてみてください。

冷凍したご飯の保存期間は?

保存容器や、ラップで包んだ後にジッパー付き保存袋で保存した冷凍ごはんの賞味期限は長くて1か月と考えてください。これは、ごはんに含まれる水分量が保たれる目安の期間です。

表面にカビが生えてしまったり、黄色に変色してしまっている場合は腐り始めている証拠です。冷凍といっても、菌が死滅するわけではありません。なるべく早く食べ切るように心がけましょう。保存した日を忘れないように、日付がわかるようにメモしておくのもおすすめです。

冷凍ご飯はどんなメニューに向いている?おすすめのアレンジ方法

冷凍ご飯は、炊きたてのご飯と比べると水分が抜けている状態になっています。そんな冷凍ご飯を活用するのであれば、水分を飛ばしてパラッと仕上げたいチャーハンや、うま味のでたスープを米に吸わせるリゾットがおすすめです。

逆に向いていないものは、お弁当用のご飯。冷凍ご飯を解凍し、お弁当に詰めると、もともとの水分が少ないため、あっという間に硬くなってしまいます。

もしお弁当用に使う場合は保温ジャーを活用し、水分を一定に保つ工夫をすれば、おいしく食べられますよ。

今回は、冷凍ごはんを保存するための方法と美味しく食べるためのコツをまとめました。ごはんは毎日食卓に並ぶものですが、毎回の食事で炊くのは大変ですよね。今回の記事を参考に、日々の食卓作りに活かしてもらえたらとても嬉しいです。

記事監修:管理栄養士 宮﨑奈津季

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