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狭い脱衣スペースを有効活用!真似したくなるタオルの収納8つのアイデア
お風呂上がりや朝の洗顔など、タオルは毎日使うものだからこそ、使い勝手の良い収納方法があれば真似したいですよね。今回はおすすめのたたみ方と収納スペースを活かしたタオル収納のアイデアをまとめてご紹介します!

タオルの収納スペースは工夫が必要
洗顔後のフェイスタオル、風呂上がりのバスタオル。タオルは毎日使うものなのに、収納している脱衣場はどの家庭も最低限の広さですよね。肌触りの良さを重視するとタオルはふわふわ素材が多くなり、かさばりがち。おおざっぱに畳んで収納すれば見た目が落ち着きません。でも、畳み方や収納方法をちょっと工夫するだけで、狭いスペースもすっきりするんですよ。
かさばらない、使い勝手の良い畳み方は?

肌触りの心地よさでタオルを選んでいるのに、ギュッギュッと詰め込むように引き出しに収納したり、ぐしゃっと畳んでしまっては、せっかくの素材の良さが台無しに。タオルの繊維を傷めることなく、ふわふわ素材の空気感を維持したまま畳みたいですよね。
まずはホテルなどで実践されている方法を参考に、タオルの種類別に、かさばらず使い勝手のいい畳み方を見ていきましょう。
フェイスタオルの畳み方
一般の家庭では折り畳んで収納する方が多いかもしれませんが、丸めて収納するという方法もあります。ここで丸め方、たたみ方の両方について解説していきます。
丸める
海外のホテルでよく採用されているタオルの畳み方です。くるくると丸めるので、とてもコンパクトになり収納力がアップするのが魅力。

<手順>
- タオルを裏面にして、横に広げる
- 短辺が半分になるように折る
- 左端を下から三角になるように折り、右からややきつめにくるくると巻く
- 巻き終わったら、三角の先の部分を上部に入れ込んで完成
横や縦、どちらの向きで収納してもすっきりと見えますね。
タオルの端を内側に折り込む「フレンチ折り」
タオルの端を内側に折り込む「フレンチ折り」と呼ばれる畳み方です。ラグジュアリー感のあるホテルで採用されています。

<手順>
- タオルを裏面にして、横に広げる
- 短辺が半分になるように折る
- 右端と左端を、それぞれ真ん中に折る
- さらに半分に折って完成
折り目にギュッと圧力をかけないので、タオルの繊維がふわふわなまま。空気が入っていることで肌触りの良さを維持できるのが、「フレンチ折り」の良さです。
さらにコンパクトに畳みたい場合は、工程2の時に短辺を3分の1になるように折ると小さくなりますよ。
バスタオルのたたみ方
丸める
大きなバスタオルは、収納がかさばり、かつ場所をとります。肌触りの良さを保ちつつ、よりコンパクトに畳みたい方には、丸める方法がおすすめです。

<手順>
- タオルを裏面にして、横に広げる
- 上と下の長辺それぞれを真ん中に向けて折る
- 左の部分を少し折り、右側から少しきつめに巻いていく
- 左の折り込んでできた輪の部分に、丸めて筒状になったタオルを入れ込む

丸めた部分を輪っかに全部入れ込むことで、形が崩れないのがうれしいですね!どんな種類のタオルにとっても、手持ちの収納棚のサイズに合うように畳むことが美しく収納する最大のポイント。すっきりとおさまる折り幅をいろいろと試してみてくださいね。
また、折り目を手前に置いて収納すると見た目がごちゃごちゃせず、すっきりしたビジュアルになるのでおすすめです。
丸める、畳む、畳まない。 メリットとデメリットは?
ここまではタオルの畳み方・丸め方をご紹介しました。収納スペースや生活シーンによっては「畳まずに丸める方法がベスト」という選択肢も出てきますよね。では、畳み方の種類別に、メリットとデメリットを掘り下げてみていきましょう。
「丸める」メリット・デメリット

タオルを丸める収納は、ひとつひとつのボリュームがコンパクトになり、たくさん収納できることがメリット。専用の収納ケースも販売されており、ホテルのアメニティスペースのように見た目にも美しくなります。
デメリットは、安定性がなく形が崩れやすいこと。カゴなどの小さな収納スペースならすっきりおさまりそうですが、取り付け棚のようなオープン収納には不向きです。脱衣スペースに収納場所を確保できれば、取り入れてみてもいいのかもしれません。
「畳む」メリット・デメリット

タオルを畳む収納は、いちばんオーソドックスな方法で、ほとんどの方が取り入れていますね。四角いタオルは、畳みやすいのが最大の特徴。折り紙を折るようにすれば、誰でも美しく畳めます。
デメリットとしては、きちんと畳まないと見た目が雑になることです。おおざっぱに畳んで収納すると、見た目がごちゃごちゃ。散らかっているように見えてしまいます。また引き出し収納では、タオルを取り出すときにスペースがあき、立てた状態が崩れてしまいがち。美しい状態を維持するのが意外に大変です。
「畳まない」メリット・デメリット

あえて畳まない収納。家事を減らしたい人向きの究極の収納方法です。脱衣所に置いてあるかごにポイポイっと入れたり、ホルダーにかけるだけでとっても簡単。
いちばんのメリットは、「タオルを畳んで収納する」家事をする時間が減ること。洗濯物を畳む目的は、「シワをなくす」「コンパクトにする」「選びやすい」の3つ。ですが、タオルは毎日使うものなので、必ずしもこの目的に沿わなくてもOKです。
デメリットは、見た目がごちゃごちゃしてしまうこと。しかし、家事を減らすという優先順位をつけた結果です。割り切りが大切ですね。
来客の時にあわてないように、専用のタオルやペーパータオルを準備しておきましょう。
みんなの収納アイデアを一挙紹介!
脱衣スペースは、家によってさまざま。タオルの畳み方も、人によってさまざま。そこで、収納上手なインスタグラマーさんたちの「#タオル収納」のアイデアを集めました。
- 脱衣スペースを有効活用している
- かさばらず、使い勝手の良い収納方法
2点の条件を満たしているものを、厳選して紹介していきます。
戸棚に100円均一のグッズで簡易ラック収納
amazake_desuさん

amazake_desuさんは観音開きの戸棚内に、洗剤類と合わせてタオルを収納。このアイデアポイントは、ワイヤーネットをコの字に曲げた簡易なラックを活用していること。戸棚の上部は、空間を有効活用すべきスペース。ワイヤーネットは100円ショップでも手に入れられるので気になる方はやってみては?
賃貸でもあきらめない!DIYで収納棚を取り付ける
canmiry_aykさん

canmiry_aykさんはDIYで棚を自作!狭い脱衣所でも何とか確保したい収納スペース。なければ作るしかありません。壁に大きな傷をつけずに板をとりつける専用アイテム「ナゲシレール」を使えば、おしゃれな取り付け棚が作れてしまいます。面倒なのは最初の作業だけ。完成すれば快適な収納ライフが待っていますよ。
※「ナゲシレール」とは
平安伸銅工業株式会社が提案する賃貸住宅向けのDIYシリーズ「LABRICO(ラブリコ)のアイテムのひとつ。壁に大きな傷をつけることなくかんたんにDIYでき、おしゃれなインテリアを実現できることで、人気を博しています。
タオルのための、壁掛け収納
mami_figueさん

mami_figueさんはとてもシンプルなタオル収納。上段には来客用の大きなバスタオル、下段に普段使いの小さめのバスタオルがきれいにおさまっています。縦におさまっていると、取り出す時スムーズに取り出せそうですよね。タオルの他に収納物がないので、洗剤が倒れるなど、小さなストレスが積もりません。
色をそろえて、取り出しやすい形で収納
saori_tominagaさん

紹介している富永沙織(saori_tominaga)さんは整理収納アドバイザー1級の持ち主。こちらはタオルの枚数が多い方におすすめの収納アイデア。限られた収納スペースにとてもすっきりとおさめられています。ポイントは、「色別にしまう」「くるくると巻いて収納する」こと。洗濯物を畳んだときにしまいやすく、使うときに取り出しやすくなっています。
洗面台の引き出しを活用
m_home0408さん

m_home0408さんはシンプルに洗面台の引き出しを活用。キレイにおさめるポイントは、タオルの向きをそろえて収納すること。タオルの色をそろえるのもすっきりとしたビジュアル効果がありますね!
バスタオルを丸めて収納
5min_katazukeさん

バスタオルを重ねて棚に収納すると、下に置いてあるタオルが取りづらいですよね。きれいに畳んであるタオルも崩れてしまうことも。そのストレスを解消する方法が、5min_katazukeさんの丸める収納。洗濯物を取り込むときに丸めてしまえば、あとは収納するだけ。とても楽ちんです。
丸めたバスタオルをファイルボックスに収納
chika.home102さん

ファイルボックスの奥行きに合わせてバスタオルを丸めて収納しているchika.home102さん。バスタオルがたくさんあってもすっぽりとおさまります。とても画期的なアイデアですね。洗濯機上に取り付け棚やラックをつくれば、ファイルボックスを置けます。体を拭くのはバスタオル派な人は試してみては?
【畳まない収納】家族分をホルダーにかけておくだけ!
ouchi_total115さん

夫婦と子ども3人で5人家族のouchi_total115さんは、2段式のタオルホルダーを採用。フェイスタオルは「1人1日1枚」、手前のバーにその日使うタオルをかけます。朝は洗顔、夜はお風呂上がりに体を拭き、使用後は洗濯機へ。翌日使うタオルは奥のホルダーにかけているそう。畳む手間も省け、かつ衛生的。画期的なアイデアですね!
タオル収納のコツは、収納スペースに合わせてタオルの畳み方を工夫すること。手持ちの枚数を見直したり、収納方法を変えてみたり。洗濯機にマグネット式収納をつけるなど、アイデアグッズもたくさん販売されています。
いろんなアイデアを元に、あなたもタオル収納を楽しんでみませんか?