上限5,000円分もらえる!マイナポイント事業ってなに?申込方法は?

キャッシュレスによる5%還元が6月で終了しますが、実は7月からキャッシュレス決済やマイナンバーカードの基盤構築を目的とした、オトクな事業が新たに始まっていることをご存知ですか?それこそが「マイナポイント事業」。登録すればなんと上限5,000円分のポイントが付与されます。まだ知らない方は要チェックです!

目次

2019年10月から始まった、キャッシュレス決済によって5%還元される「キャッシュレス・消費者還元事業」。キャッシュレス決済の利用推進を目的として始まった事業ですが、それも2020年の6月をもって終わりました。

家計にも一役買っていただけに残念に思う方が多いかもしれませんが、実は7月からキャッシュレス決済の利用によるまた新たな、オトクな事業が始まっています。その名も「マイナポイント 事業」!

「マイナポイント事業」って?

消費の活性化やマイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とした事業です。所定の手続きを経てキャッシュレス決済での購入またはチャージを行うことで、利用額の25%(最大5,000円)分の「マイナポイント」が付与されるオトクなサービス(*)なんです。

もし4人家族なら、5,000円×4人=20,000円!是非この機会に利用しましょう!

*…4000万人まで

「マイナポイント」って?

マイナポイントとは、キャッシュレス決済サービスを利用した際に、各決済事業者が付与するポイントの総称のこと。普段使っているキャッシュレス決済サービスのポイントとして、いつもの買い物で利用することができます。

なお、全てのキャッシュレス決済でマイナポイントがつくわけではありません。自分でポイントを付与してもらうキャッシュレス決済サービスを一つだけ選び、その決済の時だけポイントが付与されるので要注意です。

利用申請は7月から。付与されるのは9月以降

マイナポイントの付与が始まるのは9月から。少し先に感じるかもしれませんが、マイナンバーカードの取得や諸々の申請をする必要があるためその準備期間として7月からマイナポイント の申し込みが始まります。マイナポイントをもらうまでの流れは下記のとおり。

  1. マイナンバーカードを申請(持っていない人が対象)
  2. マイナポイントの予約
  3. マイナポイントの申し込み(7月〜)
  4. キャッシュレス決済でチャージまたは買い物をするとマイナポイントが付与(9月〜)

①マイナンバーカードの申請・交付

マイナンバーカードの通知書の情報をもとにスマートフォンやパソコンでマイナンバーカードを申請することができます。申請を行ってから概ね1カ月後に市区町村から交付通知書(ハガキ)が届きます。

交付通知書に交付期限と交付場所が記載されてあります。本人が取りに行くことになっているので、期限までに交付してもらいましょう。

▶︎マイナンバーカードの申請方法

②マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)

交付されたマイナンバーカードをもとにマイナポイントの予約をする必要があります。マイナポイントの予約もスマートフォンで行うことが可能。パソコンの場合は専用のカード読み取り機が必要なので、スマートフォンでの申請がおすすめです。

マイナポイントの予約が完了するとマイキーIDという専用IDが設定されます。

▶︎マイナポイントの予約方法

③マイナポイントの申し込み

マイナポイントアプリで「マイナポイントの申込み」を押せば申し込みが完了。マイナポイントの申し込みは7月から始まります。

▶︎マイナポイント の申し込み方法

④マイナポイントの付与

マイナポイントは手続きをするときに選択をしたキャッシュレス決済サービスに付与されます。付与されるのは2020年9月1日〜2021年3月31日までのチャージまたは購入が対象。付与される方法はキャッシュレス決済サービスによって異なりますので、必ず確認するようにしましょう。

申し込み上での気になる疑問

プリペイドカードやデビットカード、クレジットカードでもOK?

登録されている事業者・サービスであればいずれも対象となります。自分が使いたいキャッシュレス決済サービスが対象になっているか事前に確認するようにしましょう。

▶︎キャッシュレス決済サービス検索

何回でも25%分のポイントが付与されるの?

いいえ。付与される合計が5,000円までです。それまでの買い物額が20,000円を超えた時点で付与は終わります。

子どものポイント付与はどうなるの?

15歳未満の子どもがいる場合、予約・申込については、法定代理人(親)が行うことができます。ただし、1つのキャッシュレス決済サービスに複数人の登録をすることはできません。ご自身とは別のキャッシュレス決済サービスを選ぶようにしましょう。
例)自分がPayPayを選択している場合、子どものマイナポイント はLINE PayやSuicaなど別のキャッシュレス決済サービスに申し込まないといけません。

マイナポイントが使えるのはいつまで

マイナポイント 事業自体は2021年3月31日で終了しますが、マイナポイントは原則付与されてから3ヶ月は担保されています。直前でマイナポイント が付与された場合は担保期間であれば使用することも可能ですが、キャッシュレス決済サービスによってそのルールが変わりますので、必ず事前に確認するようにしてください。

▶︎キャッシュレス決済サービス一覧

マイナポイント事業中はキャッシュレス決済時にマイナンバーカードの提示も必要?

マイナンバーカードの提示は必要ありません。普段と同じ使い方で大丈夫です。

マイキーIDはどんなときに使うの?

マイナポイント申込み後、マイナポイントコールセンターでマイキーIDと電話番号下4桁を伝えることでご自身のマイナポイント申込状況を確認することが可能です。

できるだけ“密”を避けて申請を

マイナポイント事業の申し込みでは、「マイナンバーカードの受け取り」以外は全てオンラインで申請することができます。新型コロナウイルスの予防のためにも、できる限りご自身のスマートフォンなどで申し込みを行うようにしましょう。

また、今回の事業をきっかけに多くの方がマイナンバーカードを取得することが予想されます。交付場所へは混雑する時間帯を避けるよう心がけるようにしましょう。

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