親子パン作りで人気「フラワーフォカッチャ」作り方と成功のポイントは?

海外の方のInstagramから広がって、いま日本でも人気急上昇中のフラワーフォカッチャ。おうち時間が増えている中で「子どもと一緒に簡単に楽しめる」と、ママ達の間でも話題になっています。これは気になる!ということで、筆者もスーパーで手に入る身近な野菜やきのこをいろいろのせて、実際に作ってみました。

目次

フラワーフォカッチャとは?

フォカッチャとは、元々はイタリアのシンプルな食事パンのこと。その上に野菜やきのこでお花畑のように、草花モチーフのデコレーションをしたのが、フラワーフォカッチャです。華やかな見た目で、食卓を楽しい雰囲気にしてくれるパンなのです。

フラワーフォカッチャの作り方

フォカッチャの生地は材料も少なく、作り方も比較的簡単。パン作り初心者の方も安心してチャレンジしてくださいね。

材料(手のひらサイズ2枚分)

強力粉…200g
砂糖…3g
塩…3g
ドライイースト…3g
水…160ml
オリーブオイル...適量
岩塩...適量(※無い場合は普通の塩でもOK)
好みのトッピング(野菜、きのこ、ソーセージなど)...適量

作り方

1. ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れる。この際、砂糖とドライイーストは同じ場所、塩は砂糖と離して入れるのがポイント。

青線部分が砂糖とドライイースト、赤線部分が塩

2. 砂糖とドライイーストの部分にくぼみを作り、そこを目がけて静かに水を入れる。

3. 粉っぽさがなくなるまで、ヘラやスプーンで全体をしっかり混ぜ合わせる。

4. ボウルにラップをして1.5〜2時間、約2倍の大きさになるまで室温(25〜30℃)で発酵させる。オーブンの発酵機能を使用してもOK(その場合も時間は同じく1.5~2時間程度)。

5. パンのガスをなるべく潰さないようにボウルの中身を出す。オーブンシートやアルミホイルを敷いた天板の上で、優しく形を整える。厚さは1.5cm程度がおすすめ、形は丸でも四角でも、お好みで。

6. 生地にオリーブオイルを少量塗ってからトッピングをのせる。再度オリーブオイルを回しかけ、岩塩をふる。

今回はコーンや紫玉ねぎ、きのこ、オクラ、トマト、ウインナー、ハーブを具材に使用

7. 180℃に予熱したオーブンで、15〜20分焼いて完成!

※お使いのオーブンによって焼き加減は調整してください。

フラワーフォカッチャ作りを成功させるポイント

今回実際に作ってみて分かった、フラワーフォカッチャ作りを成功させるポイントは次の2つ。

①緑黄色野菜を中心にトッピングする

トッピングの野菜には、人参、パプリカ、トマトなどの、焼いても色が変わりにくい緑黄色野菜がおすすめです。

玉ねぎやナス、ズッキーニ、キャベツなどの淡色野菜は、焼くと色が変わってしまい思ったような配色にならない場合もあるので注意しましょう。

ただし、淡色野菜の中でも、アスパラと紫玉ねぎはおすすめのトッピング。アスパラはお花の茎の部分に丸ごとのせるといい感じに。また、紫玉ねぎの色味が入ることで、全体の配色がグッと締まりますよ。

②焼く前にトッピングをしっかり押し込む

生地にしっかりトッピングを押し込んでおかないと、焼いている間に生地が膨れて、トッピングが取れてしまいます。

生地に少しめりこむくらい、ググッと強めに押し込んでおきましょう。

フラワーフォカッチャは、見た目がキュートなのはもちろん、野菜をたくさん摂れるのも嬉しいポイント!スープを添えれば軽いお食事にもなります。オーブンでじっくり焼いた野菜は甘く、生地はモチモチでとってもおいしいですよ!

いつものようなお出かけが難しいこの夏は、おうちでフラワーフォカッチャ作りにチャレンジして、楽しくステイホームしてみるのはいかがでしょうか?

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