【これで完ぺき】フリースの洗濯方法|自宅で正しく洗い、長く着よう

軽くて暖かいフリースは寒い季節に大活躍!人によっては「冬場は毎日のように着ている」という方も多いのではないでしょうか?日常着として着るフリースだからこそ、クリーニングではなく自宅で洗いたいもの。また、お気に入りのものを長く着続けられるように、正しい洗い方も知っておきたいですよね。この記事ではフリースの洗濯方法について紹介します。

目次

フリース素材の特徴

フリースは基本的に、ポリエステルの一種「PET(ポリエチレンテレフタラート)」という素材で作られています。実はこの素材、「PET」とつくことからお気づきかもしれませんが、ペットボトルの原料でもあります。

品質はポリエステル100%が一般的。なおフリースには、毛足の短い生地から毛足が長くモコモコしたボアフリースと呼ばれるものなど、いろいろな表情のものがあります。

どちらも「フリース」ですが、見た目や手触りには多少の違いが

ポリエステル製フリースの長所と短所

一般的なポリエステル製フリースの特徴は以下の通りです。

〇長所

・軽くて保温性が高い
・速乾性がある
・肌触りがよい

〇短所

・静電気がおきやすい
・毛玉ができやすい
・熱に弱く縮みやすい

フリースは洗濯機でも洗える?

洗濯表示を確認して、水洗いOKの表示があれば、ほとんどの洗濯機で洗うことができます。ただし、フリースは毛足が長くデリケートな素材なので、普通に洗濯してしまうと、毛玉ができたり手触りがごわごわしたりと、劣化の原因になってしまうことも。自分で洗濯するには注意が必要です。

▼新洗濯表示をわかりやすく解説
洗濯表示は、衣類の適切なお手入れ方法が書かれた『取り扱い説明書』です。間違ったお手入れをしてしまうと、お気に入りの洋服が縮んだり色褪せたりしてしまうことがあるので、必ず洗濯表示を確認しましょう。

覚えられない人のための「新洗濯表示」を細かく解説!

衣類のタグについている洗濯表示、毎回洗濯の時に確認していますか?正しく読み取らなかったばっかりにお気に入りの服が縮んだりしてしまうことも。また、洗濯表示は実は平成28年に表示が一新されました。見たことがない洗濯表示に困惑しないためにも、ここで覚えてしまいましょう!

フリースを洗濯する時に注意したいことは?

フリースがごわごわした風合いになるのは、繊維同士が絡まってしまうから。そうならないためにも、洗濯の際に注意すべきことがいくつかあります。

洗濯ネットを使う

洗濯ネットは、ゴミやホコリが絡み合うのを防ぎ、衣類通しの摩擦による毛玉や型崩れの予防になります。ただし大きすぎるネットは中でフリースが動き摩擦がおきてしまうので、服を畳んで入れた際、ネットの中で軽くゆとりがあるくらいのサイズのものを使用してください。

おしゃれ着用洗剤を使う

洗濯洗剤は一般的な弱アルカリ性の洗濯洗剤よりも、生地に与える負担が少ない「おしゃれ着用の中性洗剤」を使いましょう。洗浄力はやや劣りますが、色あせや型崩れを防ぐことが得意な洗剤で、静電気も抑えて仕上げることができます。

▼おしゃれ着洗剤はどうやって使うの?
おしゃれ着洗剤とはウールやシルクといったデリケートな素材を、ダメージを与えることなく洗うための洗剤です。おしゃれ着洗剤の特徴や洗濯方法をこちらの記事で詳しく解説します。

「おしゃれ着洗剤」の特徴や使い方|洗濯マニアおすすめのおしゃれ着洗剤5選も紹介!

デリケートな衣類を洗濯するときに使う“おしゃれ着洗剤”。皆さんは使い分けていますか?衣類に優しいイメージはあるものの、普通の洗剤とどう違うのかご存じでしょうか。特徴や使用方法、洗濯マニアの筆者がおすすめするおしゃれ着洗剤を紹介します。

生地を傷めない洗濯方法を

洗濯コースを選ぶ際は、摩擦でフリースの生地を傷めないよう「ドライコース」もしくは「手洗いコース」を選び、優しく丁寧に洗いましょう。

脱水時間は短めに、乾燥機は使用しない

フリースは基本的にはニットのような編み方で作られているので、脱水時間が長かったり、乾燥機をかけすぎたりすると縮みやすいです。また熱に弱く、静電気も起こりやすい素材なのでご注意を。脱水時間は短めにし、乾燥機は使用しないようにしましょう。

ふんわり感をキープして仕上げるポイント

柔らかな風合いを維持するためには、お洗濯時の一手間が大切です。いくつかポイントを紹介しましょう。

柔軟剤でフワフワに

フリースは静電気を起こしやすい素材なので、ホコリなどのゴミも引き寄せてしまいます。柔軟剤を使うことで静電気を防止し、風合いも柔らかく仕上がります。

毛並みを整えるにはブラッシングを

フリースを乾かした後は、毛並みにそってブラッシングをして整えましょう。衣類用のブラシのほかに、短毛ペット用のスリッカーブラシも代用できます(※ペット用の場合は新品を使用してください)。力任せにすると毛が抜けてしまうので、少しずつ丁寧にブラッシングを。

正しい洗濯ステップ

それでは、以上のポイントを押さえながらフリースを洗う工程を解説していきます。

1. 服を裏返しにし、洗濯ネットに入れる

畳み方は、袖まわりや汚れがついた部分が表面になるように。洋服にボタンやファスナーなどの付属品があれば、引っかかりなどの破損を防ぐため、閉じましょう。

2. 洗濯機におしゃれ着用洗剤を入れ、「ドライコース」もしくは「手洗いコース」を選択

できるだけ摩擦が生じないよう他の衣類と一緒に洗わずに、フリースだけで洗濯機を回しましょう。またフリースは毛が細く起毛しているため、洗剤が残りやすい素材です。すすぎは2回を選びましょう。柔軟剤も入れてフワフワ感をUPさせてくださいね。

3. 洗濯が終わったら日陰で平干しを

フリースは水分を含むと重くなるので、伸びて型崩れしやすい状態となります。干す時は型崩れしないように形を整え、直射日光は避けて、風通しのよい日陰の場所で平干しすることをオススメします。

ハンガーで干すときは、肩ラインに厚みのあるハンガーを使用しましょう。

洗濯機が不安な場合は手洗いで

洗濯機で洗うとラクですが、型崩れなどが不安な場合は手洗いでもOKです。

大きめのたらいやバケツを用意し、ぬるま湯とおしゃれ着用洗剤を入れてよく混ぜましょう。その中にフリースを入れ、優しく押し洗いします。すすぎは何度もしっかりと行ってください。

▼フリース以外のポリエステル素材の洗濯方法は?
ポリエステルの衣類は水や洗剤に強く、縮みにくいので自宅で洗えます。ただし、汚れや臭いを吸着しやすい素材なので洗濯時には注意点も。ポリエステル素材の洗濯方法をクリーニングのプロが解説します。

ポリエステル素材の正しい洗濯・乾燥・保存方法をクリーニングのプロが解説

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理想の洗濯頻度は?

着るたびに洗濯をしていると、衣類の形や着心地がすぐに損なわれてしまう可能性が。汗をたくさんかいたり、汚れがついてしまったりすることがない限りは、1〜2週間に1回程度で大丈夫でしょう。

毎日のお手入れ方法

毎日洗濯はしないでも、風合いを保つためにちょっとしたことを心がけると気持ちよく着用できます。

着用後は、ブラッシングをかけて風合いを保ちましょう。また、ニオイがついたときなどは除菌スプレーをかけておくこともオススメです。

フリースは軽くて暖かく、冬に大活躍の生地です。いつまでも買ったばかりの形や着心地を維持できるよう、お手入れ方法を覚えて、お気に入りのフリース服を長く着ていきましょう。

▼冬物衣類の毛玉を防ぐ洗い方は?
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冬物衣類の毛玉は洗濯と着用時の注意で防げる! 洗濯のプロに聞く

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