ニオイが気になるから、おうちでの焼き魚は敬遠されがち
さんまに限らず、焼き魚を焼いたあとのニオイって、気になりますよね。換気扇を回しても、窓を開けてもなかなかニオイが消えず、ヘタすると翌朝までニオイがすることも。そんな理由でどうしても魚は家で焼きたくない、そんな話をよく耳にします。
消臭スプレーなど便利なものも販売されてますが、実は家にあるもの、それも本来は捨ててしまうアレを使って、焼き魚の気になるニオイを消し去る簡単な方法があるんです!
アレを使って焼き魚のニオイがとれるか試してみた
焼き魚のあとのニオイを消し去るそのアレとは、「お茶の葉っぱ」なんです。それも、飲み終わったあとの出がらしのお茶っ葉でいいんです!
早速本当にニオイがとれるのか、試してみます。
今回は旬のさんまを魚焼きグリルで焼いてみました。魚のなかでも、さんま、さば、いわしなどいわゆる青魚は、ニオイが気になるという人も多いですよね。
ニオイはさておき、脂がのって美味しそうに焼き上がったので、まずは大根おろしと一緒にいただきます!
お見苦しい食べ終わり、失礼します。あっという間にぺろりと完食いたしました。
楽しい時間はここまで……。このあと洗い物をしにキッチンに戻ると、換気扇全開にしておいたのに、く……くさい。
飲み終わったお茶の葉っぱをフライパンに入れて。
弱火で炒ります。
炒り始めたそばから、お茶の香りがキッチンに充満し始めます。お茶屋さんで嗅ぐようなあのいい香り〜。
あれ、気づけばすっかり魚のニオイのことを忘れかけてたかも。魚のニオイよりお茶の香りが勝ってます!ちなみにここまでわずか3分ほど。
一度キッチンを離れ、数分後にまたキッチンに戻ってみました。
クンクンクン、お茶の香りが充満し魚のニオイはしません。魚のニオイを消し去る裏ワザ、成功です!
なんでお茶でニオイがとれるの?
お茶でニオイがとれる理由はお茶に含まれる「カテキン」などポリフェノールによるもの。この成分は実際に販売されている消臭スプレーなどにも配合されており、その効果は折り紙付き。
今回は緑茶で試しましたが、紅茶や烏龍茶でも同様の効果があります。
捨てる茶葉を活用できるからコストもかからないし、これは試してみる価値ありですよ!