先日友人の家に招かれ、焼肉をしました。その際、すごく画期的な後片付け方法を目にしたんです!
ホットプレートが新しいうちはフッ素樹脂加工がきいてるから、食材はくっつきにくいもの。最近のは鉄板だけ外して水洗いできるし、後片付けも楽で便利ですよね。
でもこちらのホットプレート、聞くところによると15年もの。フッ素樹脂加工がところどころ剥げて、お肉や野菜などがどうしてもこびりついてしまうんだそうです。
そこで友人がキッチンから手にしてきたのは、なんと「氷」!
焼肉が終わってもスイッチを高温のままにして、こげついた部分に氷をのせました。
氷が溶けていきながら蒸気と一緒に焦げや油汚れがジュワ~ッと浮き上がってきた!
そこですかさずペーパータオルで汚れを拭き取る。ゴシゴシこするとフッ素樹脂が余計にはがれる原因になるのでやさしく。
うわっ。ちょっときれいじゃない写真でごめんなさい。でも、ごっそりとれてるのを伝えたい。
どうですか。まだ若干残ってるけど。残った焦げ付きにはもう一回氷をのせてふきとったらきれいになりました。あとは取り外して、やさしくスポンジで洗えばスッキリ!
なぜ氷できれいになるのか考えてみた
ちょっと話が変わるんですが、私、最近スチームクリーナーを買ったんです。水を入れてスイッチ入れると蒸気がでて汚れを浮き上がらせてくれるもので、キッチンの油汚れやお風呂の石鹸カスがきれいになるんです。
この話をなぜ急にはじめたかというと、このホットプレートに氷の後片付け方法、スチームクリーナーと同じ原理なのでは?と思ったから!
高温で熱せられた水が水蒸気となって、油や汚れを浮かびあがらせる。
これがホットプレートの焦げ付きが取れる理由と推測しました!氷ならコストもほぼかからず、食べ物を焼くホットプレートだから強い洗剤を使って拭き取るよりも安心。
ぜひお試しください。焦げ付きも気持ちも、めちゃくちゃスッキリしますよ。
▼フライパン・鍋の<素材別>焦げ落としマニュアル
鉄・銅・アルミニウム・ステンレス・ホーローなど調理器具の素材はさまざま。それぞれの素材にあった焦げの落とし方を詳しく解説します。
▼鉄フライパンのお手入れマニュアル
最強アイテムは“金属たわし”。他にも家にあるアイテムで鉄のフライパンは綺麗になります。落とす作業も面倒なので…そもそも焦げを防ぐには?調理用品を販売する株式会社池商の池田さんに鉄フライパンのお手入れ方法をうかがいました!