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さつまいものおいしい食べ方|自宅でできる焼き芋の作り方も解説!
肌寒い季節に食べたくなるほくほくの焼きいも、自宅で簡単に作ることができたらうれしいですよね。この記事では、焼き芋をお家で作る方法をはじめ、電子レンジで手軽に蒸す方法や簡単なさつまいもレシピを紹介します。
自宅でできる、おいしい焼き芋の作り方
低温のオーブンでじっくりと焼くことで、あま~い焼き芋を自宅でも簡単に作れます。おいしく焼くポイントと詳しい手順について解説します。
焼き芋を焼くときのコツ
おいしく焼くポイントは「じっくり低温で焼くこと」と「アルミホイルを巻かないこと」の2つです。
焼き芋が甘いのは、加熱することでさつまいも内のデンプンが甘みを感じる糖へと変化するから。この温度帯が70度程度といわれているので、じっくり加熱することで甘い焼き芋が作れます。
また、アルミホイルを巻かずに焼くことで、さつまいもから適度に水分が抜けて濃い味わいの焼き芋になります。低温で焼くので、アルミホイルを巻かなくても焦げる心配はないんですよ。
おいしい焼き芋の作り方
続いて、詳しい手順を説明します。
準備するもの
さつまいも…天板に並べられるだけ
アルミホイル…適量
竹串(またはつまようじ)…1本
手順
1. さつまいもはよく洗っておく。オーブンの天板が汚れないようアルミホイルを敷き、さつまいもを並べる。
2. オーブンを160度に設定し、予熱なしで90分ほど焼く。竹串を刺してみて、硬いようであれば5分ずつ様子を見ながら加熱する。
さつまいもが大きい場合は、焼く時間を長めに設定するか、半分に切って焼いてください。半分に切ったときは、断面にアルミホイルを巻いておくと、水分が抜けすぎるのを防ぐことができます。
電子レンジで簡単!さつまいもの蒸し方
もっと手軽にさつまいもを楽しみたいなら、電子レンジを使って蒸す方法もあります。10~15分ほどでできるため、時短したい方には電子レンジがおすすめです。
電子レンジはパサつきやすく、甘みが出にくいデメリットも
電子レンジでさつまいもを加熱すると、焼き芋や鍋で茹でた芋に比べてパサついたり、甘みが出にくかったりするデメリットもあります。
電子レンジは加熱するときに水分を飛ばしてしまうため、芋の中でもとくに水分量の少ないさつまいもはパサつきやすいのです。さらに電子レンジは食材の温度を急速に上げてしまうため、オーブンに比べると甘みが出にくい点もデメリットです。
しかしこれらのデメリットは、濡らしたキッチンペーパーを巻いて乾燥を防ぎ、200Wと低いワット数(または解凍モード)で加熱することで対策できます。
電子レンジでしっとりほくほくに蒸す方法
電子レンジでさつまいもを蒸す方法は以下の通りです。
準備するもの
さつまいも…1本(約250g)
キッチンペーパー…2枚
ラップ…適量
竹串(またはつまようじ)…1本
手順
1. さつまいもは皮付きのままよく洗う。キッチンペーパーを濡らしてさつまいもに巻き、そのうえからラップを巻く。
2. 電子レンジ200Wで9分加熱する。竹串を刺してみて、硬いようであれば様子を見ながら30秒ずつ追加で加熱する。竹串がスッと通るようであれば、5分ほどそのまま放置して蒸らす。
さつまいもの大きさや太さによって加熱時間は調整してください。解凍モードで加熱する場合、機種によって150~300Wとワット数が異なります。様子を見ながら加熱してください。加熱後は放置して蒸らすことで、しっとり仕上がります。
さつまいもを使った簡単おすすめ料理
さつまいもはそのまま食べるだけでなく、料理にしてもおいしく楽しめます。天ぷらなどの揚げ物や、煮物、炒め物、サラダ、スープなど幅広く活用できますよ。
さつまいもを使って簡単に作れるおすすめ料理を2つご紹介します。
メインのおかずにぴったり「鶏とさつまいもの酢鶏」
さつまいもと鶏肉を使い、酢豚風に味付けしたメニューです。
メインのおかずになりにくいと思われがちなさつまいもは、鶏肉と合わせてあっさり味付けすることで、ご飯がすすむおかずに変身します。ボリュームもあって、家族全員が満足してくれること間違いなしです。
天ぷらにちょい足しで絶品「塩昆布さつまいも天&とり天」
天ぷらの衣に塩昆布を混ぜることで、ほどよい塩気と昆布のうまみが足されます。さつまいもの甘みに塩昆布の塩気がマッチして、いつもの天ぷらがさらにおいしくなります。
多めに作っておくと、翌日のお弁当のおかずとしても活躍してくれますよ。
さつまいもはツルも食べられる
さつまいもを収穫するときに刈られてしまうツル(茎)の部分も、実はおいしく食べられます。
下処理の方法は簡単です。ツルの表面の薄皮を縦方向に引っ張って薄皮を剥ぎ、塩水でサッと茹でるだけ。そのあとは食べやすい大きさに切り、きんぴらや煮物などの料理に使えます。
スーパーではあまり見かけないのですが、産直コーナーや道の駅、八百屋などで見かけることもあります。シャキシャキとしておいしく、旬の季節にしか出回らないものなので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
旬のさつまいもの食べ方を知ってたくさん楽しもう
さつまいもは焼き芋やふかし芋にしてそのまま味わうだけでなく、さまざまな料理やスイーツ作りにも大活躍してくれる食材です。旬のおいしいさつまいもをたくさん楽しんでくださいね。
▼アク抜きをした方が良いさつまいも料理
アクは食べても体に悪い影響はありませんが、見た目が黒くなってしまったり、さつまいもの渋みや苦味を感じてしまう原因となります。さらに、アク抜きをした方が調味料が浸透しやすいというメリットも。さつまいもの天ぷらなど、アク抜きした方が良いとされる料理を解説します。
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