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五徳、コンロ台の頑固な汚れ、壁のべとべと…1年の蓄積汚れが重曹で激落ち!プロ伝授の「簡単キッチン掃除術」
2020年はおうち時間が増えて、キッチンをいつもの年以上によく使った、というお宅も多いのではないでしょうか。そんな蓄積した頑固な油汚れ、年末までにすっきりきれいに掃除したい!重曹とセスキ炭酸ソーダ水を使って落とす方法をお掃除のプロに教えてもらいます。
北海道札幌市で家事代行サービスを営むyurikaです。
油が飛びはねたままのキッチンのコンロまわりや台所の壁。最後にいつお掃除したか思い出せますか? 年末の大掃除で頑固なベトベト汚れを浮かせてすっきり落としましょう!
準備するもの
布巾、セスキ炭酸ソーダ水、スポンジ、ゴム手袋、重曹を用意します。
それでは、油で汚れがちなコンロの五徳をきれいにしてみましょう。
ガスコンロの五徳は重曹でつけ置き
五徳を浸け置きできるような深めの容器に、70度以上のお湯と重曹約45グラム(大さじ3程度)を入れてよくかき混ぜます。コンロの五徳を外して容器の中に入れましょう。ポイントは70度以上のお湯を使うこと。熱いお湯がしつこい油汚れを浮かせて、落ちやすくなります。30分~1時間ほど放置した後、硬めのスポンジで擦って洗いましょう。なお、火傷には十分ご注意ください。
コンロ周辺のしつこい汚れは重曹ペーストで
コンロ台についた油汚れは、重曹ペーストを使って落としましょう。重曹15グラム(大さじ1)に、40度のお湯を加えてペースト状になれば完成です。重曹は弱アルカリ性なので、酸性の油汚れを中和します。また、研磨作用もあるので油を吸収してクレンザーの役割にも。しつこい油汚れを落とすことができます。
布巾に重曹ペーストを付けて、コンロ台を拭きます。驚くほど油がきれいに落ちていきますよ。
キッチンの壁はセスキ炭酸ソーダ水でふき取り!べとべとには重曹ペースト!
油が飛びはねてベトベトになった壁。濡らした布巾で拭いても、油が伸びてしまうだけで汚れは取れません。
頑固なベトベト汚れは重曹ペーストを使って拭き落としましょう。軽い汚れには、セスキ炭酸ソーダ水を布巾に吹きかけて壁を拭くと良いですよ。
いかがですか? 油汚れが気になっていた壁がきれいになりました。セスキ炭酸ソーダも重曹と同様に、弱アルカリ性です。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも、アルカリ性が10倍ほど強いのですが、セスキ炭酸ソーダには重曹のような研磨のできるクレンザー効果はありません。キッチンの汚れ具合を見ながら、重曹とセスキ炭酸ソーダを使い分けるといいでしょう。
なお、きれいに掃除をした後にキッチンの壁の油汚れを防止するためには、100円ショップなどでも売られている「油はねガード」などを料理のたびに使うのがおすすめ。きれいの維持につながります。キッチン周辺にセスキ炭酸ソーダ水や重曹を用意しておくと「こそうじ」もしやすいですよ。1年の終わりに、気になる油汚れを落として、気持ちよく過ごしましょう。
▼重曹+セスキでオーブンレンジもピカピカに
焦げ付きがひどいオーブンレンジの汚れは、「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」といったアルカリ性のクリーナーで中和させて酸性の汚れを落としましょう。