「物を捨てる」だけでは、リバウンドを繰り返す…すっきり暮らすための本当の整理収納のコツ

近年、SNSやメディアの影響でミニマムな暮らしに憧れ、ものを減らすこと捨てることに積極的な方が増えてきました。「すっきり暮らしたい」と多くの方が望んでいる事かもしれません。結論から申し上げますと、ただやみくもに「ものを減らすだけ」「捨てるだけ」では残念ながらすっきりとは暮らせません。すっきり暮らすためのコツを整理収納コンサルタントの金内さんが紹介します。

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目次

物を減らす前に「入ってくる物の量を把握する」

「入ってくるものの量、出て行くものの量、それらを把握してコントロールしながら減らしていくこと」。

物の量を減らす方法はこれに尽きます。
ご自身の持っているものを思い出してみてください。流行りのバッグや靴、シリーズ゙買いしてしまった本、安いという理由だけで購入した食品ストック類はありませんか。 他にも景品でもらった食器やレシート、ポイントカートなど。゙
家の中には、自ら選んで購入したものから、いつの間にか家の中にたまっていってしまうものまで様々です。

このように私たちは、必要以上に物を家の中に入れています。
減らすことより、入ってくることの方が多いのです。まずは家に入ってくる量を把握し、それから物を減らしていきましょう。入ってくる量の把握の方法は、「時間」と「量」を意識して、アイテムごと分けてみるとスムー


ズですよ。

物を減らすコツ

物の減らし方について実際に考えてみましょう。今回は増えがちな洋服を例に、減らすコツをご紹介します。

ステップ1. 量を把握する「持っている物を客観視する」

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あなたは自分が持っている洋服の量を把握していますか。
まずは服をクローゼットなどの収納から出し、一つの場所にまとめてみましょう。 まとめる際のポイントは、トップスならシャツ、カットソー、ニット。ボトムスならデニム、スカー ト、ワンピースなどアイテムごとに分けることです。この他にも、 色別、素材別、用途別などで分けても良いでしょう。




こうすること

により、「こんなに持っていたんだ」と持っている量を把握することができます。さらに、買い物の傾向、アイテムの偏りなどを知ることができます。




ステップ2. 減らすための「いる物・いらない物の基準と分け方」

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物を減らすコツとしては、「同じようなものがたくさんある」というカテゴリーこそ、減らす対象であると知ることです。
例えば、カットソーが他のアイテムより多い場合、カットソーの中から処分対象を見つけていきます。 ネックラインがヨレヨレになったもの、シミが付いているもの、穴があいているものなど。明らかに「いらない」と目で見て分かるものは捨てられそうですよね。




次に悩むものといえば、 何年か前に着ていたけれどライフスタイルや体

型の変化

で着ていないものではないでしょうか。




捨てる

かどうか悩んだ時の対処法は、実際に着てみることです。「今後着るかどうか」を自分自身に問いかけてみてください。着るのであれば残し、 残すかどうか迷う場合は一旦「迷いボックス」などを作って入れてみましょう。保管する時間と量を決め、一定期間別の場所に保管することも、物を減らしていくため


の一つの方法です。

ステップ3. 「この量しかもたない」と収納時に仮決めする

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最後に、残った衣類をクローゼットやチェスト、衣装ケースなどの収納に入れて完了です。




おすすめは決められた収納スペースの中で持つ物の量を管理すること。棚一段、引き出し一つ、ハンガー○本と、持つ量を仮決めします。「この量しか持たない」と決めでおき、それよりも物が溢れたら「持ちすぎ」のサインです。再度、持っている物を見直しましょう。

今回は、衣類を例に、物の減らし方をご紹介しましたが、この方法は文具や書類、化粧品などすべてのアイテムに当てはまります。
まず、物を1カ所に集め、次にアイテムごとに分けます。そしている・いらないの判断をし、残すものを収納に、迷うものを迷いボックスに、捨てるものは処分します。このステップではなく、捨てるから始めると「なぜこんなに持っているのか」に気がつくことができないため、まずは現状を把握した後に物を減らすことをおすすめします。




持っている物の量を把握しておくことの大切さ

最後に、整理収納コンサルティングさせていただいたお客様のある一例をご紹介します。

そのお客様は、ネットスーパーの定期便で毎週のように同じ食べ物を注文していました。理由は、「忙しいから」「安心だから」。上手に定期便を使えばとても便利ですが、 実際には決めた収納の中だけでなく廊下、他の部屋にも食品ストックがあふれていまっていました。 これは「どのくらいのストックがあるのか」という現在の量を把握できていないからです。 

お客様は、「捨てることが片付け」と思っているようで、片っぱしから捨てていきます。 そうすると、一旦はすっきりしますが、しばらくするとまた物が増える、の繰り返しです。これでは、物があふれては捨てるの繰り返し。お客様も苦しいままです。

そこで、まずストックする量の把握と安心できる物の数を割り出したあと、一緒に整理収納に取り組みました。




飲み物、乾物、お菓子などアイテムごとに分けて収納する量を決めて、その中で管理してみるご提案をしました。 早速実践していただくと、買い物のしかたが変わってきたそうです。「それまでネットスーパーにコントロールされていたけれど、自分でコントロールできるようになった」とお客様。 持ち物を選ぶのは自分自身。コントロールする軸は自分にあるべきなのです。

買い物は、多くの人にとって楽しい行為であるはず。それによって家の中が乱れてしまうのはもったいないことです。暮らしやすさを目指し、楽しく買いたくなる買い物を意識してみませんか。そのために、まずは持っているものの把握から始めましょう。

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