目次
料理をおいしくする白菜の切り方|鍋・味噌汁・煮物・サラダなどの料理別に解説
冬の鍋ものに欠かせない白菜は、味噌汁や煮物、サラダなどさまざまな料理に活躍してくれます。普段、何気なく切っている白菜ですが、正しい切り方をマスターすると料理をさらにおいしくしてくれます。この記事では、料理別に白菜の切り方をご紹介します。
白菜の下ごしらえ
白菜を切る前に、まずは下ごしらえをします。白菜には土や虫、残留農薬がついている恐れがあるため、流水で丁寧に洗います。
葉を1枚ずつはがし、両面とも流水でよく洗い流します。
まとめてざく切りにする場合などは、白菜を切ってから洗ってもOKです。切った白菜をザルに入れ、ボウルを重ねて流水で洗います。水を何度か変え、しっかり洗いましょう。
鍋に入れる「ざく切り」「細切り」の切り方
鍋に入れる切り方は「ざく切り」「細切り」の2種類があります。
時短重視なら「ざく切り」がおすすめ
ざく切りはとにかく簡単なので、時短したいときにおすすめです。大きめにカットするので、加熱してもシャキシャキ感が残りやすい切り方です。ざく切りは鍋だけでなく、炒め物や煮物にも使えます。
白菜の葉を2~3枚重ねてまな板に置き、端から3~5cmの幅に切ります。
切ったあと、茎と葉の部分を分けておき、茎から先に加熱してあとから葉を入れるようにすると、火の通り方が均一になります。
鍋をさらにおいしくしたいなら「縦に細切り」
少し手間をかけ、鍋をさらにおいしくする切り方です。茎の部分を縦に細切りすることで、切り口の面積が増えて火が通りやすくなり、トロっとした食感になります。いつもとは違う白菜の食感をぜひ試してみてくださいね。
芯の部分を三角に切り取ります。
芯を3~4等分に横に切り、縦にして繊維に沿うように5mm~1cm幅に細切りします。
葉はざく切りにしてください。このときも、茎から先に加熱して、葉は後から入れるようにしましょう。
煮物に入れる「そぎ切り」の切り方
そぎ切りは茎の部分をそぐようにして切ります。切った断面積が大きくなるので、火の通りが早くなり、やわらかい食感になります。煮物におすすめの切り方ですが、鍋にも使える切り方です。
葉と芯の部分を分けます。
茎の部分に包丁を斜めに入れ、引くようにして2~3cm幅に切ります。
根元に近い方は、縦に2等分すると大きさが揃うでしょう。
味噌汁やサラダに入れる「細切り」の切り方
細切りは火の通りが早く、シャキシャキとした食感を楽しめます。味噌汁やスープなどの汁物に、または白菜のサラダや和え物にぴったりの切り方です。
白菜を端から3~5mm程度の幅に細切りします。
汁物のときはやや太め、サラダなどのときは細めに切るといいでしょう。
白菜の切り方を覚えてさまざまな食感を楽しもう
白菜は切り方によってさまざまな食感が楽しめます。白菜の切り方を覚えて、色んな料理で試してみてくださいね。
▼料理に使う白菜の重さはどのくらい?
レシピで見かける「白菜1/4個」や「葉っぱ2枚」という表記。実際にはどれくらいの重さになるのでしょうか?白菜のサイズ別の重さを量って紹介します。