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【洗濯マニア直伝】カーテンを洗うだけで部屋が明るくなる!失敗しない家でのカーテンクリーニング術
電気をつけているのに、なんとなく部屋が暗く感じる……これってカーテンの汚れのせいかもしれません。ハードルが高いように思うカーテンの洗濯ですが、ポイントを押さえれば自宅でも簡単にできるんです。
お洗濯マニアのハナです。以前、15名ほどの方にカーテンの洗濯頻度を伺ったことがあります。回答としてもっとも多かったのは「年に1度」、その次に多かったのが「洗ったことがない」でした。
カーテンの洗濯は、取り外すのが大変だったり、洗うのが大変だったりと何かと面倒に感じるものですが、意外に汚れていたり、ニオイを吸っていたります。面積が大きい分、きれいになると部屋の空気や明るさが変わりますよ。
まずは洗濯表示マークをチェック!
まずはカーテンの裏側についているタグで、「洗濯機」「手洗い」「自宅での洗濯不可」など洗濯マークを確認しましょう。マークによって洗い方も使う洗剤も変わります。
洗濯機で洗えるマーク
手洗いできるマーク
自宅では洗えないマーク
カーテンの洗い方
タグで洗い方をチェックしたら、いざ洗濯です!自宅での洗濯が不可の場合は、潔くクリーニングに出しちゃいましょう。
下準備:洗濯ネットに入れる
自宅で洗えることがわかったら、次に下準備をします。カーテンをレールから外し、埃などがたくさんついている場合は軽く掃除機をかけて埃を吸い取っておきましょう。
金具を外したら洗濯ネットに入れます。洗濯ネットに入れることで、洗濯によるダメージを減らし、濡れて重くなったカーテンでも洗濯機から取り出しやすく、また干場までの移動も楽にできますよ。
入れ方にもコツがあります。まず洗濯ネットの横幅に合わせて縦におり、そのあと蛇腹に畳んで入れましょう。こうするとシワがつきにくく、干す時に広げるだけでとても楽です。
なお洗濯ネットは、目が荒いものを使った方が汚れは落ちやすくなります。カーテンなど、大きなものを洗う時はどうしても折りたたむので汚れが落ちにくいのが難点。できれば目の荒い洗濯ネットを使って、他のものとは別にして単独で洗うことおすすめします。
洗濯機で洗う場合
洗濯機のモードは先ほどの洗濯表示マークに従ってください。ウールモードで洗う場合も、通常コースで洗う場合も、すすぎは2回、脱水時間は1分以内に設定しましょう。
手洗いの場合
洗濯表示マークが手洗いになっている場合、もしくは汚れがひどくて漂白剤を使いたい場合はつけおきにします。
お風呂の浴槽を使うとカーテンのような大きなものも楽々つけ置きできますよ。浴槽の底にカーテンがつかるほどの水をためて規定量の洗剤を入れます。お風呂の残り湯があれば水が無駄にならなくていいですね。
汚れがひどい場合は酸素系漂白剤を使ってつけ置きすると、よりきれいになります。
20分ほどつけ置きをしたら水を抜き、新しい水を貯めます。軽くゆらゆらと揺らしてまた水を抜き、新しい水に変えてください。これを2〜3回繰り返し、最後は洗濯機で脱水しましょう。
柔軟剤を使う場合は最後の水抜きの前に入れ、カーテン全体に行き渡ったら洗濯機で脱水します。脱水はタイマーを1分以内に設定しましょう。
洗濯機洗いも手洗いも、脱水が終わったら金具を取り付け、カーテンレールに吊るして乾かします。以上のステップで、簡単にカーテンが洗えます。
仕上げにUVカット
紫外線は人間の肌への影響も大きいですが、カーテンやインテリアも日に焼けて変色することもあります。そのため、紫外線の多い日中にもよく使用するレースカーテンは特に、洗ったあとは衣類用のUVスプレーを振り、紫外線の影響を受けにくくしておくのがおすすめです。また、洗うだけでUVカット効果が得られる洗剤なんていうものもありますよ。
カーテンは布製品のため、思っている以上に汚れを吸います。年に1〜2度くらいはきれいに洗いたいですね。