白菜をおいしく長持ちさせる保存方法|丸ごと1玉からカットした場合まで解説

さまざまな料理に使え、とくに冬は大活躍してくれる白菜。でもボリュームのある野菜ゆえ、使い切れずに傷ませてしまったこともあるのではないでしょうか。この記事では白菜をおいしく長く保存する方法を、丸ごと1玉の場合、1/2や1/4にカットした場合に分けて解説します。また冷凍保存の方法も紹介するので、白菜がたくさんあるときは参考にしてみてくださいね。

目次

白菜を長持ちさせるには?

白菜の保存のポイントは、丸ごと1玉か、カットされたものかで異なります。日持ちしやすい野菜なので、正しく保存すれば長持ちさせることができます。

丸ごとなら涼しい部屋で、カットされたものなら冷蔵庫の野菜室に入れましょう。いずれの場合も立てておくと、白菜の重みで葉が傷むのを防げます。

丸ごとであれば3~4週間は日持ちするため、すぐに使う予定がなく、できるだけ長く保存したい場合は丸ごと買った方がいいでしょう。

続いては白菜の状態に合わせて、保存方法を詳しく解説します。

丸ごと1玉の白菜を保存する場合(保存期間:約3~4週間)

丸ごと1玉の白菜は、新聞紙に包んで涼しい場所で立てておきます。ただし、気温が高い夏は冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

この場合、3~4週間ほど保存が可能です。外側から葉をはがしながら使えば、そのまま常温で保存でき、包丁で切って使うよりも長持ちします。外葉がなくなり白菜が小さくなってきたり、カットしてしまったりした場合はラップに包み、冷蔵庫に入れてください。

1/2や1/4にカットされた白菜を保存する場合(保存期間:約1週間)

1/2や1/4にカットされた白菜は、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れます。買ったときにフィルムに巻かれている場合は、そのまま冷蔵庫に入れてもよいですが、乾燥しやすいため長持ちさせたいならラップに包み直しましょう。冷蔵庫の場合の保存期間は、1週間ほどが目安です。

また芯が残っていると、白菜が成長を続けようとして傷みやすくなってしまいます。芯の部分を包丁で三角に切り落とすか、縦に深く切り込みを入れておきましょう。

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切った白菜を保存する場合

一口大や細切りなどに切った白菜は、冷蔵または冷凍で保存できます。

冷蔵保存する場合(保存期間:2~3日)

切った白菜を冷蔵庫で保存する場合、密閉できる容器や袋に入れるか、ラップに包みます。切ってしまうと傷むのが早くなるため、使う予定が決まっている場合に切るようにし、2~3日を目安に使い切りましょう。

冷凍保存する場合(保存期間:1ヶ月)

切った白菜は冷凍保存もできます。生のままでも、茹でてからでもどちらでも可能です。どちらとも1ヶ月を目安に使い切りましょう。

生のまま冷凍する場合(おすすめ料理:スープや鍋、煮物)

ざく切りにして、冷凍用保存袋に入れて凍らせます。生のまま冷凍すると、凍ったあとにバラバラにほぐしやすいので、使いたい分だけ使うことができて便利です。

しかし、茹でてから冷凍した場合に比べて食感は落ちてしまいます。クタっとしたやわらかい食感で、歯ざわりがなくなるため、スープや鍋、煮物などに使うといいでしょう。凍ったまま鍋の中に入れ調理すると、食感の変化が気になりにくくなります。

茹でてから冷凍する場合(おすすめ料理:炒め物)

白菜をざく切りにしてサッと茹で、軽く絞ってラップに包んでから冷凍用保存袋に入れて凍らせます。1回分ずつ小分けしておくと便利です。

生のまま冷凍した場合と違い、水分が出にくく食感も残りやすくなるため、炒め物にも使えます。炒め物に使うときは、一度電子レンジで解凍してから使います(目安:600Wで2~3分)。スープや鍋、煮物に使う場合は凍ったまま使いましょう。

白菜を長持ちさせて、最後まで使い切ろう

正しく保存することができれば、大きな白菜を買ってきても最後までおいしく使い切ることができます。冬は家計にも大助かりの野菜なので、ぜひこの保存法を活用してみてくださいね。

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