Instagramで日々の掃除や収納についてポストしているものの、私はどちらかというと収納が苦手。「綺麗に見栄えよく」収納することはなかなか難しいことです。
そんな私の収納時の心得は「浮かせるものは浮かす」「吊るせるものは吊るす」の2点。今回は、ズボラな私が実践している「浮かせる収納」を紹介します。
なぜ浮かせる収納がオススメなのかというと、物を浮かしておく事で「掃除がしやすく」「見やすく」「取り出しやすく」「片付けやすく」なるからです。まさに「しやすい」の四拍子。リバウンドしにくい収納術です。
洗面所
まずは洗面所。子ども用のうがいコップ、ステップ、歯ブラシ、歯磨き粉は「浮かす」「吊るす」で収納しています。
「吊るす」ことで掃除機をかける時など、いちいちステップを動かす手間が省けます。また、子どもも使ったらフックに引っ掛けて片付けことを覚えて、自ら率先してやってくれるようになりました。
子どもが1人でも「取る」「使う」「戻す」という一連の動作がしやすいように、扉を開けてすぐ手の届く場所に置いたり、目の前にある状態にしています。
洗面所内の戸棚の中に置いてあるティッシュも、100円ショップで購入した商品を使って、浮かせています。浮かせているだけですが、普通に置いているティッシュより、サッと取れますし、はめ込むだけなので入れ替えも簡単です。浮かせることで空いたスペースも物が置けるようになります。
洗濯機の上には、意外と場所をとってしまうハンガー類を吊るす収納スペースを作りました。
こうすることで空間を上手く使うこともできますし、身長が低めの私でもちょうどいい高さに設定してあるので、必要な時にサッと取れてサッと仕舞うことができます。
浴室
次はお風呂場。
お風呂で使う子どもたちのおもちゃも、水切りのできる入れ物に浮かせて収納しています。この高さなら子どもたちが自分で好きなものを取り出して遊び、お風呂を出る前に自分たちで気軽に片付けられます。
特に水がはねる場所は拭き上げやすいようにと、子どもたちがシャンプーなどを勝手に出して「遊ばない」「届かない」ような位置にボトル類や掃除用品をすべて浮かせて収納しています。
お風呂場で使うイスや、子どもたちが使う「あいうえお表」なども使った後はバーに吊るして、水切れを良くしています。
玄関
シューズウォール収納にも浮かす収納を取り入れています。
保育園に通う子どもたちの保育園グッズなどは、使う頻度が高いのでシューズウォールに吊るして収納をしています。保育園から帰ってきた子どもたちはまずカバンから中身を出し、次の日の準備をしてからこのシューズウォールに戻します。子どもたちの自立性も促せて良いですね。
シューズウォールの側面にキーフックを設置。忙しい朝でもサッと選べるように、時計と鍵を吊るしています。
外掃除で使うデッキブラシや窓ワイパー、傘、たくさんある夫の帽子、子どもたちの自転車ヘルメットも、すべて100円ショップで購入した突っ張り棒やフックで吊るして収納しています。
片付ける場所をあらかじめ指定しておくことで、誰が使っても取り出しやすく戻しやすくしています。そして、物を浮かせることで、その空いたスペースにも物が置けたり、収納しにくいものも収納出来るようになり、収納力アップにもなります。