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じゃがいもの重さはどのくらい?大中小の大きさ別の重さや100g当たりの量を解説
レシピで「じゃがいも●g」や「玉ねぎ●個」という表記を見かけても、個体差のある野菜ゆえ、どのくらいの量を用意すべきかピンとこない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、じゃがいも大中小の大きさ別の重さや100gあたりの量を、実際に量って調べてみました!
【サイズ別】じゃがいもの重さとカロリー
じゃがいもは個体差があり、大きなものから小さいものまで様々なサイズが売られています。
じゃがいものサイズは、産地によって規格が若干異なります。ちなみに、じゃがいもの生産量日本一の北海道で使用されている野菜標準全道統一規格では、以下のように分類されています。
スーパーなどでよく販売されているサイズはS~Lサイズが多いようです。
そこで今回は、スーパーで購入したサイズの異なる3種類のじゃがいもの大きさと重さを実際に測ってみました!
じゃがいも(大)丸々1個
まずは、購入した中で1番大きなじゃがいもです。
縦7.5cm、横8.5cmの大きさで、重さは247gでした。
重さが247gでしたので、先程の規格では2Lサイズのじゃがいもに分類されます。
日本食品標準成分表(※)によると、じゃがいもの廃棄率は10%となっているので、計算上は食べられる部分の重さは約222gになります。
実際に皮を剥いてみると重さは214gで、廃棄率は約13%でした。この場合のカロリーは162kcalです。
じゃがいも(中)丸々1個
次は、購入した中では中くらいの大きさのじゃがいもです。縦5.5cm、横8.0cmの大きさで、重さは141gでした。
重さが141gでしたので、先程の規格では Lサイズのじゃがいもに分類されます。
皮を剥いた後の重さは117gでした。廃棄率は約17%と、こちらも食品成分表の廃棄率10%よりも大きくなりました。このときのカロリーは約89kcalです。
じゃがいも(小)丸々1個
次は、購入した中では1番小さいサイズのじゃがいもです。縦5.0cm、横5.5cmの大きさで、重さは68gでした。
重さが68gでしたので、先程の規格では Sサイズのじゃがいもに分類されます。
皮を剥いた後の重さは54gでした。廃棄率は約21%で、食品成分表の廃棄率10%よりも大きくなっています。このときのカロリーは約41kcalです。
じゃがいも100gはどのくらい?
続いて、じゃがいも100gがどのくらいに相当するのかについても確認していきましょう。目安として覚えておくと、レシピを見ながら調理するときに便利です。
大サイズなら約1/2個
皮を剥いた後の重さが214g、出荷規格における2Lサイズのじゃがいもの場合、約1/2個で100gに相当しました。
中サイズなら約4/5個
皮を剥いた後の重さが117g、出荷規格におけるLサイズのじゃがいもの場合、丸々1個では100gよりも少し多めでした。おおよそ4/5個に切り分けたら、100gに相当しました。
小サイズなら1個と約1/2個
皮を剥いた後の重さが54g、出荷規格におけるSサイズのじゃがいもの場合、1個では100gに足りません。そこで、同じくSサイズのじゃがいもを1/2個ほど追加したところ、100gに相当しました。
小さいサイズのじゃがいもは、大きさによっては2個でちょうど100gになる場合もありそうです。
じゃがいもは個体差がある野菜、重さは目安で把握しておこう
グラム数を意識しながら買い物するお肉と違って、なかなかピンとこないじゃがいもの重さ。今回改めて様々なサイズのじゃがいもを測ってみましたが、想像以上に個体差がありました。
そのため、じゃがいも料理のレシピでは個数よりもグラム数を重視して計量を行うのがよいでしょう。今回紹介したじゃがいも大中小の重さを目安としつつ、必要な分量を量ってみてくださいね。
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