キャベツの重さはどのくらい?カットしたときの重さや100g当たりの量も解説!

サラダから炒めもの、煮込みまで、さまざまな料理に活躍するキャベツ。この記事では、キャベツ一玉の重さをはじめ、1/2や1/4にカットしたときの重さ、100gあたりの量を実際に量って調べました。目安の重さがわかっていると料理もスムーズに行えるようになるので、参考にしてみてくださいね。

目次

キャベツの重さとカロリー

それではさっそく、キャベツの重さを量っていきます。

丸々1玉

全国農業協同組合連合会(広島本部)の出荷規格表(※1)では、春キャベツと夏秋・冬キャベツによって規格が異なります。

春キャベツは重さによってS・M・L・2L・3Lの5階級に分けられています。ちょうど真ん中のLサイズを標準とすると、春キャベツの重さは1100~1300gです。

夏秋・冬に流通するキャベツも同じくS・M・L・2L・3Lの5階級に分けられていますが、こちらは1個あたりの重量が少し重めに設定されています。同じく真ん中のLサイズを標準とすると、夏秋・冬キャベツの重さは1300~1500gになります。

今回、筆者が実際に計測したキャベツは1160gでした。こちらは12月に購入した冬キャベツなので、標準よりやや小さめのサイズといえます。

日本食品標準成分表(※2)における廃棄率は15%なので、今回計量したキャベツの食べられる部分は986gとなります。100gあたりのカロリーは23kcalなので、カロリーは約227kcalです。

※1 出典:全国農業協同組合連合会広島県本部(JA全農ひろしま)「出荷規格表」
※2 出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

▼1玉買いがお得なキャベツ!でもどうやって使い切るの?
スーパーでは半分や1/4で売られているキャベツ。でも、まるごと1玉のほうが断然お買い得。リーズナブルでアレンジレシピも豊富な「キャベツ」1玉の使いこなしを、管理栄養士の尾花友理さんが教えてくれました。

キャベツ1玉の使い切り節約レシピ!冷蔵・冷凍保存の方法と合わせ管理栄養士が解説します!

野菜のお値段が高い昨今、買った野菜はなるべくかしこく使い切りたいですよね。 キャベツ1玉を買ったら、徹底的に使い回しましょう。 まとめ食材の使いこなしのくふうを一挙に公開します!

▼【こちらもおすすめ】キャベツ大量消費レシピ30選

キャベツが一瞬でなくなる大量消費レシピ30選!簡単作り置きやスープのレシピも紹介

キャベツを買ったものの、なかなか使い切れずに困っていませんか? 今回の記事では、そんなときに役立つ「キャベツの大量消費レシピ30選」を管理栄養士がご紹介します! このレシピを活用すれば、余ったキャベツが一瞬でなくなっちゃいますよ。 簡単な作り置きレシピやスープのレシピなど、さまざまなジャンルのレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

半分(1/2玉)

キャベツ1/2玉の重さは、春キャベツなら550~650g、夏秋・冬キャベツなら650~750gです。写真の冬キャベツは622gです。

芯の部分を取り除くと538gになり、廃棄率15%とは若干異なり、実際の廃棄率は約14%でした。芯を除いた状態でのカロリーは、約124kcalになります。

1/4玉

キャベツ1/4玉の重さは、春キャベツなら275~325g、夏秋・冬キャベツは325~375gです。今回の冬キャベツは293gになりました。

芯を取り除いた状態だと255gになり、こちらも廃棄率は約14%でした。この場合のカロリーは、約59kcalです。

▼キャベツにはどんな栄養があるの?
キャベツは野菜の中でも、特にビタミンCの含有量が優れています。ほかにも、食物繊維、カリウム、ビタミンKなどを補給したいときにぴったりです。

実は超優秀な「キャベツの栄養」効果的な摂取・調理方法を管理栄養士が解説します!

身近な野菜であるキャベツには、どのような栄養や効能があるのでしょうか? ほかの野菜に比べると「あまり豊富でないのでは?」と思う方もいるかもしれません。 また、調理によってキャベツの栄養がなくなるのかどうかも気になりますよね。 ぜひ、効率的にキャベツの栄養を摂るポイントを知っておきましょう。 今回の記事では「キャベツの栄養」について、管理栄養士が解説します。

葉1枚

キャベツの葉は、内側になるにつれて小さくなります。それぞれの重さを量ってみましょう。

もっとも外側の葉1枚あたりの重さは47gでした。

真ん中あたりの葉1枚の重さは37gです。

巻きのきつくなる中央付近の葉1枚あたりの重さは31gです。

キャベツ100gはどのくらい?

続いて、キャベツ100gあたりの量を調べてみましょう。

キャベツ100gは約1/10玉、あるいは葉3~4枚分

今回の冬キャベツでは、芯を取り除いた可食部のみの状態で、おおよそ1/10玉が100gに相当しました。

また、葉1枚あたりの重さが30g~40gのため、キャベツ100gは葉3~4枚分ともいえます。

キャベツの目安の重さを理解して、料理に活かそう

さまざまな料理に活躍するキャベツ。調理の際の分量に迷ったときは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

▼知らなきゃ損!キャベツのおすすめ記事はこちら

キャベツダイエットの効果と正しいやり方とは?管理栄養士が「やせるレシピ」と一緒に解説します!

キャベツを食べるだけでOKというキャベツダイエット。 効果の期待できるダイエット法ではありますが、正しく行わないと効果が出ない、または太ってしまう可能性もあります。 正しいやり方や、飽きずに続けられるレシピを知り、理想の体型に近づきましょう! 今回の記事では「キャベツダイエット」について、管理栄養士が解説します。

キャベツの賞味期限はいつまで?「これ食べられる?」を管理栄養士が解決します!

使いかけのキャベツや、買ったまま使い忘れていたキャベツ。 食べられるのかどうか、不安になることもありますよね。 キャベツの賞味期限は、いったいいつまでなのでしょうか? また長持ちさせる保存のコツも知れば、キャベツがたくさんあるときでも安心です。 今回の記事では「キャベツの賞味期限」について、管理栄養士が解説します。

キャベツを日持ちさせるには?丸ごと・カット後の保存方法とコツ

1玉使い切るのに時間がかかるキャベツは、気づいたら冷蔵庫の中にしまいっぱなしになっていませんか?キャベツを日持ちさせるコツは「低温で保存すること」と「芯を取り除くこと」です。今回は、1玉・カット済み・千切り・ざく切りキャベツを上手に保存する方法について、写真付きで解説します。

レシピ
ランキング

おすすめ記事

全体ランキング