紅茶花伝といえばロイヤルミルクティーの印象がありますが、実は最近は「紅茶花伝 クラフティー」シリーズとしてピーチティーやレモネードなどフルーティーな紅茶も登場しています。
そんな中新発売となった今回の「無糖 ストレートティー」。
甘くない紅茶がのみたい、食事にもぴったりな紅茶が欲しい……といった要望にも応えてくれそうですが、一体どんな味なのでしょうか?
パッケージはグリーンとゴールドの色味で、大きく「紅茶花伝 無糖」と記載されているので店頭でもすぐに分かりました。
パッケージによると、製法は茶葉本来の旨味を引き出す「エスプレッソ製法」を使用しており、雑味の少ない豊かな香りが味わえるのだそう。
また茶葉には華やかな香りのダージリンと茶葉そのものの味わいを楽しめるアッサムをブレンドしているとのこと。
せっかくなので同じく無糖の紅茶で人気のキリンビバレッジ「午後の紅茶 おいしい無糖」と飲み比べしてみました。
無糖の「午後の紅茶」と「紅茶花伝」を飲み比べ!
まずは内容量の比較から。
午後の紅茶 おいしい無糖(以下、午後の紅茶)・・・・500ml
紅茶花伝 無糖ストレートティー(以下、紅茶花伝)・・440ml
内容量は午後の紅茶の方が60ml多め。たっぷり飲みたいときは午後の紅茶の方が良さそう。原材料名はどちらも紅茶、香料、ビタミンCと大きな違いはありません。午後の紅茶には「ダージリン20%」と表記がありますが、紅茶花伝のブレンドされている割合については非公表のようです。
栄養成分標示は食塩相当量に0.01gの差がありますが、そのほかは全て0でした。
グラスに注いでみたところ、こちらははっきりと違いが。
午後の紅茶は薄めですが、紅茶花伝の方はしっかりと濃い目の茶色になっています。みるからに紅茶花伝の方が濃い味わいの予感がしますね。
早速それぞれ一口ずつ飲んでみました。
午後の紅茶は口に入れた瞬間と後味に程よい渋みを感じつつもゴクゴク飲めるスッキリとした味わい。
一方で紅茶花伝は最初の飲み口から全くクセがなくあっさりとした飲み口。渋みはほとんどなく茶葉本来のほろ苦くも爽やかな味わいを感じられました。
見た目の色の違いは明らかですが、味の濃さという点で見ると大きな違いはありませんでした。
どちらの紅茶も茶葉の豊かな旨味をしっかり感じられますが、一番大きな差は「渋み」。これはおいしい・おいしくないというよりは紅茶に程よい渋みを求めるか、渋みを抑えた味わいが好きかで分かれるところでしょう。
どちらも仕事中やほっと一息つきたいときにリラックスできるスッキリした味わいでした。
もしまだ飲んでいない方は是非店頭でお手に取ってみてくださいね。