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料理に彩りを添えるパセリ!保存方法と乾燥パセリの作り方
スープの上に散らしたり、飾りとして盛り付けたり、料理に彩りを添えてくれるパセリ。一度に使う量は少量のため、1本購入すると使い切れなくて困る…なんてことはないでしょうか?この記事ではパセリの保存方法と、長期保存が可能になる乾燥パセリの作り方をご紹介します。
パセリを長持ちさせるコツ
パセリをできるだけ長く保存するコツは、乾燥を防ぐことです。また、パセリは暑さに弱く寒さに強い野菜なので、水分をキープしながら冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。
さらに、新鮮なパセリは葉の緑色がはっきりと濃く、鮮やかです。茎はピンと張っていて、切り口部分が黒ずんでないものの方が鮮度が高いので、スーパーで選ぶ際にはチェックしてみてください。
パセリの保存方法
それでは、パセリの保存方法を冷蔵、冷凍、乾燥の3パターンに分けて紹介します。
冷蔵保存する場合(保存期間:約1週間)
1. グラスに水を注ぎ、パセリを茎ごとさします。水の量はパセリの葉につかない程度に、たっぷりと入れます。こうすることで、茎から水分が失われるのを防ぎます。
2. 葉の部分にポリ袋をかぶせ、グラスの下の方を輪ゴムなどで留めて密閉します。葉がしおれてきた時は、霧吹きで水をふきかけましょう。
日持ち
冷蔵保存する場合、おおよそ5~7日を目安に使い切りましょう。お弁当に添えたり、オーブンを使った料理に散らしたりと、買ってから比較的すぐに使う場合はこの方法で保存するのがおすすめです。
冷凍保存する場合(保存期間:約1ヶ月)
生の状態よりやや風味は落ちますが、冷凍保存をするとより長く保存することが可能です。冷凍しておくと、炒め物や煮込み料理に少量加えたい時などに重宝しますよ。
1. パセリを水で洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
2. 葉と茎の部分を分けるようにカットします。茎も保存しておくと、肉や魚などの臭み消しとして料理に活用できます。
3. 葉の部分は保存袋にいれてから、冷凍庫に入れます。
4. 茎も保存する場合は、使いやすい長さにカットしてからラップに包み、保存袋に入れてから冷凍しましょう。
日持ち
冷凍パセリの保存期間は3週間~1ヶ月程度です。保存期間が長くなるほど風味も落ちやすくなるので、冷凍保存している場合もなるべく早く使うのがおすすめです。
解凍方法
冷凍したパセリは自然解凍、もしくは冷凍した状態のまま使用します。冷凍状態の時に軽く手で揉むと、葉を簡単に細かくすることができますよ。スープに彩りを添えたい時や、炒め物に少量加えたいときなど、必要な時に必要な量だけさっと使えるのが冷凍パセリの便利な点です。
乾燥させて保存する場合(保存期間:約1ヶ月)
パセリは乾燥させることで、冷凍状態よりもさらに日持ちさせることができます。料理に風味や彩りをプラスしたいときに便利ですよ。
1. 耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷き、その上に葉を広げます。
2. 600Wのレンジで3~4分加熱します。触ってみてパセリに水分が残っている場合は、30秒ずつ追加加熱しましょう。
3. 粗熱をとった後、手で揉んで細かくします。やりにくい場合はポリ袋に入れて行いましょう。
4. ビンなどの密閉できる容器に入れ、冷凍保存します。
日持ち
乾燥パセリの日持ちは1ヶ月程度です。密閉させておけば常温でも保存できますが、変色を防ぎたい場合は冷凍保存するのがおすすめです。
パセリを適切に保存して、無駄なく料理に活用しよう
一度に大量に使う機会が少ないパセリですが、正しく保存することで長期間保存が可能です。スープやグラタン、パスタなど、幅広い料理に使って楽しんでくださいね。