「中火」はどのくらい?正しい火加減で料理をもっと美味しく

みなさんは「中火」と言われてどれくらいの火加減を想像しますか?言葉の曖昧さも相まって、普段あまり意識せず調理している方も多いのではないでしょうか。今回はとろ火・弱火・中火・強火がそれぞれどれくらいの火加減なのか、ガスコンロとIHに分けて解説します。

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目次

とろ火・弱火・中火・強火の火加減とは

レシピを見ていると「とろ火・弱火・中火・強火」など火加減の指示が入っていることが多いですよね。「厳密にそれぞれの火加減がどのくらいか」を意識している方は少ないかもしれませんが、この火加減は料理の仕上がりを左右する重要なポイントです。ここでは、「それぞれの火加減がどのくらいか」を具体的にイメージできるよう、写真付きで解説していきます。

とろ火

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とろ火は、弱火よりもさらに弱い最小限の火加減を指します。コンロの火が鍋底にあたらないくらいの弱火に対して、とろ火は消えるか消えないかギリギリの状態と考えてください。

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IHの場合、10段階調節で最小の1(120Wくらい)がとろ火に相当し、約140°C前後になります。IHの温度設定はメーカーによって異なるので、取り扱い説明書などを確認してから温度調節を行うことをおすすめします。

とろ火を使うのはどんな時?

煮豆やおかゆを長時間煮込む時はとろ火を使います。とろ火で長時間煮込むことによって、食材のうま味が煮汁に溶け込み、さらにその煮汁が食材に吸収されるため全体的に一体感のある味わいに仕上がります。また、一度作った料理を保温したり、温め直したりする時にもとろ火を使います。

弱火

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コンロの火が鍋底につかないくらいの火加減を指します。

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HIの場合、10段階調節で2〜3が目安で、約140°C前後になります。

弱火を使うのはどんな時?

煮物料理など、食材にしっかり味を染み込ませたい時は弱火が適しています。また、炒め物などを作るとき、にんにくやしょうがなどの香味野菜を炒めて香りを引き出す時にも弱火を使うといいでしょう。

そのほか、冷蔵庫から出したばかりの肉や魚を火にかける際も、食材に急激な変化を与えないようにするには弱火が適しており、ゆっくりと穏やかに加熱することでふっくらとした仕上がりになります。

中火

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鍋底に炎の先がかすかに触れる程度の火加減を指します。

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HIの場合、10段階調節で4〜5が目安で、約170°C前後になります。

中火を使うのはどんな時?

レシピなどで詳しい火加減の記載がなければ、基本的に中火と捉えてOKです。肉じゃがなどを煮詰める時などは中火を使います。ふつふつとした鍋の中で具材が少し動く程度が目安で、強すぎると具材の煮崩れを招いてしまうので注意しましょう。

強火

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鍋底全体に炎が広がり、はみ出さないくらいの火加減を指します。

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HIの場合、10段階調節で7〜9が目安で、約180°C前後になります。

強火を使うのはどんな時?

ほうれん草や小松菜などの葉物野菜を茹でる時に強火を使います。茹でる際は、「高温で短時間茹でる」「急激に冷ます」がポイントなので、この2つを意識すると茹で上がりが鮮やかになります。

また、炒め物やステーキなどで水気を飛ばす、綺麗な焼き色を付けるといった場合にも強火が適しています。ただし、冷蔵庫から出したばかりの肉や魚をいきなり強火で加熱すると、急激な温度変化によって身が硬くなりやすくなります。さらに、長時間強火で加熱すると表面だけが焦げてしまい中まで火が通らないことがあるので、始めは弱火〜中火で加熱し、仕上げの短時間だけ強火にしましょう。そうすることで、食感の良い炒め物や柔らかいステーキに仕上げることができます。

適切な火加減でおいしく調理しよう

火加減の使い分けをきちんとすることで、料理の仕上がりはぐっと良くなります。今回ご紹介した内容を参考に、火加減を適切に見極めて料理を作ってみてくださいね。

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