栓抜きの代用品7つを試してみた!女性でも簡単に開けられるのはどれ?

「瓶のフタを開けたいのに栓抜きがない!」誰もが一度は経験したことがあるであろうこのトラブル。いろんな代用品があるようですが、力の弱い女性でも本当に開けられるのでしょうか?実際に試してみたところ、衝撃の結果になりました……!

目次

世の中の栓抜き代用アイデアは、女性でも簡単に真似できる?

ビールやサイダーを開けようとして、栓抜きが無い!と慌てること、ありますよね。
世の中には、そんなときの「代用品」アイデアがいくつもありますが、女性の力でも本当に開けることができるのでしょうか?力だけではなく、器用さも必要な気がします。

筆者は女性としては一般的な腕力ですが、子どもの頃からあまり器用なほうではありません。

そんな筆者でも代用品で栓を抜くことができるのか、栓抜きの代用品としてよく紹介されている「スプーン」「10円玉」「プルタブと箸」「ベルトのバックル」「ホッチキス」「カラビナ」「紙」の7アイテムで検証してみました!

どの代用品を使う際も、うまく栓を抜くポイントは「テコの原理」にあるようです。子どもの頃に理科の授業で習った、支点・力点・作用点の関係を意識しながらチャレンジしてみたいと思います。

1. スプーン

瓶の上部を左手で握り、スプーンの先(作用点)を栓のフチにひっかかるようにセットします。左手の親指部分を支点に、スプーンの柄の部分を力点にして、スプーンを持った右手を下に下げていきます。

結果:開かなかった!

栓に使われている王冠の種類や使用するスプーンによっても変わりそうですが、そもそもスプーンの先が王冠のフチにうまくひっかからず力を加えると滑り落ちてしまい、開けることはできませんでした。

2. 10円玉

こちらも考え方はスプーンと同じで、10円玉を栓のフチに引っかけて、テコの原理を使って開栓を試みます。

結果:やっぱり開かなかった!

支点(左手の親指)と力点(右手で持った10円の端)の距離が短く、うまく力を加えることができませんでした。スプーン以上に開けられる気がしません。

まだ2つを試した段階ですが、すでに親指が痛くなってきました……。

3. プルタブと割り箸

プルタブの片方の穴を栓のフチにひっかけ、もうひとつの穴に割り箸を差し込みます。箸の先を支点にして、箸の柄(力点)の部分を上に持ち上げると……

結果:ついに開いた!

三度目の正直とでもいうべきか、ついに栓が抜けました!

しかし、このやり方にもコツが必要でした。
それは、右手の親指を箸の先端の部分に置き、しっかり押さえる必要があること。

はじめはプルタブの上に置いていたのですが、箸の方が折れてしまいました……。

でも、押さえる場所を間違えさえしなければ、この方法なら女性でも開けることができそうです。

4. ベルトのバックル

次に試したのはベルトのバックル。瓶の上部をベルトのバックルに通し、ツク棒と呼ばれる金具の先端を栓のフチに引っかけます。左手でバックルの位置がずれないように瓶を押さえながら、ベルトを持った右手を持ち上げるようにして開栓を試みると……

結果:開かなかった……でも、ベルトと瓶のサイズ次第かも?

まず、女性用のバックルでは、細くて瓶に通すことができませんでした。男性用であれば入るのですが、うまく力を加えられる角度が見つけられず、結局開けることはできませんでした。

でも、バックルの太さや瓶のサイズなどがうまくハマれば、開けられそうな気もしました。うーーん、難しい……。

5. ホッチキス

ホッチキスの針を外す部分を栓にひっかけ、あとはスプーンと同じやり方です。左手の親指を支点に、ホッチキス本体を力点にして、右手を下に下げていきます。力を加えるには、ホッチキスの下側を持つ必要があるのでちょっと力が入れにくかったのですが……

結果:やり方通りではないけれど、なんとか開いた!

最初はなかなか開かず、栓のフチが少し歪む程度で手が痛くなってきたのですが、歪んで隙間が広くなったフチをホッチキスで下から突き上げると、なんと開きました!

使用したホッチキスがかなり丈夫な作りだったことも影響しているかもしれません。いかに効率よく力を加えられるかが重要なので、ホッチキスの形状によっても結果が変わりそうです。

6. カラビナ

インターネット上では「カラビナで開けられた」という声もあったので試してみました。カラビナを栓のフチにひっかけ、瓶が動かないように固定してから、両手でひっかけた部分を持ち上げるようにして力を加えます。

結果:まったく開かなかった

カラビナ事態が小さいためテコの原理が使いにくく、力を入れるとひっかけていたカラビナがすぐに滑ってしまうので、まったく開きそうな気配がありませんでした。

カラビナ自体にも傷ついてしまいそうで、思い切り力を入れるのも躊躇してしまいました。

7. 紙

ここまで6つ中4つが失敗に終わっていたこともあり、「紙で開くの??」と半信半疑になりながら最後に試してみました。

A4のコピー用紙をこれ以上折れなくなるまで何度も折り、固くなった折り目の角を栓のフチに引っかけます。あとはこれまでと同じように、左手の親指が支点になるように瓶を握り、紙を持った右手を下げるようにして開けます。

結果:……やっぱり開かなかった。でも、工夫次第かも?

結果として筆者は開けられなかったのですが、栓のフチに折った紙の角がしっかりはまっていたので、うまく力を加えられれば人によっては開くかも……といった手ごたえはありました。折り方の工夫次第で、開ける難易度は変わりそうです。

検証の結果、代用品としてもっともおすすめなのは…

7つの代用アイテムを試した結果、筆者がもっともおすすめする栓抜きの代用品は「プルタブと割り箸」です!

結果的に「プルタブと割り箸」と「ホッチキス」の2つでしか開けられなかったのですが、ホッチキスは本体の形状によっても結果が変わりそうなので、誰でも高い確率で開けられるのは「プルタブと割り箸」だと感じました。これは覚えておくと、今後使える機会が出てくるのではないでしょうか?

栓抜きのコツは「テコの原理」、でも「王冠と代用品の相性」も重要

さまざまな代用アイテムで栓抜きを試みた結果、瓶の栓を開けるコツは「テコの原理」にあることがわかりました。そして、テコの原理でうまく力を加えるには「栓に使用されている王冠のフチと代用アイテムがフィットすること」、つまり相性も重要だといえそうです。

親指を支点にするやり方が多かったのですが、親指が痛くなるので特に女性の力ではうまくいかないことが多いかもしれません。今回の検証はちょっと予想外の結果に終わりましたが、この記事がいざというときのお役に立てればうれしいです。

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