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意外と知らない「きゅうりの切り方8選」食感が変わる!?切り方別おすすめレシピ
サラダや酢の物などによく使われるきゅうりは、切り方次第で食感が全く異なります。この記事では基本的な切り方から飾り切りまで、またきゅうりの色を鮮やかに見せる「板ずり」について、徹底解説します。
きゅうりは切り方で食感が変わる
基本、野菜は切り方で食感が変わります。繊維を垂直に切るとふんわりとやわらかい食感になり、繊維に沿って平行に切ると歯ごたえのある食感になります。
きゅうりの場合は繊維が縦に入っているため、以下のように切ることで食感の違いを味わうことができます。
【繊維を垂直に切る場合(左)・繊維に沿って平行に切る場合(右)】
鮮やかな仕上がりに必要な「板ずり」
きゅうりは料理を鮮やかに見せてくれる食材です。きゅうりの特徴でもある表面の緑色を、より鮮やかな仕上がりにするために「板ずり」をすると良いとされています。
板ずりは、鮮やかな仕上がりにするだけではありません。表面をなめらかにしたり、アクが抜けるなどの役割もあり、きゅうりだけではなくオクラやふきの下処理としても行われます。
下処理を面倒に感じる方も多いと思いますが、板ずりは塩があれば簡単にできます。
板ずりの方法
【手順】
1、きゅうりを洗ってまな板の上にのせる。
2、きゅうり1本に対して小さじ1/2の塩を用意し、きゅうり全体にまぶす。
3、きゅうりを両手で上下に転がす。
4、水で塩を洗い流す。
きゅうりの切り方8選
きゅうりの定番の切り方から飾り切りまでご紹介します。それぞれの手順、どんな料理に向いているのかを詳しく解説しておりますので、ぜひ困ったときの参考にしてくださいね。
輪切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、包丁を垂直に包丁をいれ、同じ薄さになるように切る。
きゅうりの輪切りおすすめレシピ
【きゅうりとツナのごま酢和え】
【たこときゅうりの酢の物】
【冷や汁】
【きゅうりとちくわのごまみそ酢和え】
【簡単すぎる☆ツナきゅうちらし】
半月切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、きゅうりを縦半分に切る。
3、切り口を下にし、包丁を垂直に包丁をいれ、同じ薄さになるように切る。
斜め薄切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、包丁を斜め45度ほどの角度であて、同じ薄さになるように切る。
千切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、包丁を斜め45度の角度から垂直に入れ、同じ薄さになるように切る。
3、斜め薄切りにしたきゅうりを縦に細切りしていく。
きゅうりの千切りおすすめレシピ
【じゃじゃそうめん】
拍子木切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、きゅうりを5cmくらいの長さに切る。
3、縦に1cm幅に切る。
4、向きを変えて1cm幅に切る。
乱切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、きゅうりに対して包丁を斜め45度の角度から垂直にして切る。
3、包丁の角度は変えず、きゅうりを90度転がして切る。
4、3を繰り返す。
きゅうりの乱切りおすすめレシピ
【きゅうりと鶏むね肉の梅ぽん炒め】
【なすときゅうりのピリ辛中華サラダ】
スティック
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、きゅうりを半分に切る。
3、縦半分に切る。
4、太いきゅうりは縦に3等分、細いきゅうりは2等分にする。
蛇腹切り
【手順】
1、きゅうりのヘタを切り落とす。
2、菜箸や割りばしできゅうりを挟むように置く。
3、1mm幅くらいで斜めにきゅうりを切る。
4、きゅうりを上下ひっくり返して、3と同じように切る。
5、お好みの長さに切る。
きゅうりの蛇腹切りおすすめレシピ
【即席オイキムチ】
【きゅうりとみょうがの自家製浅漬】
※レシピでは蛇腹切りはしていませんが、蛇腹切りは味が染み込みやすいためおいしく作ることができます。
▼きゅうりの塩もみの正しい方法
正しい方法を覚えれば、いつもの料理がおいしさアップ!きゅうりの塩もみのコツやおすすめの料理などを詳しく紹介します。
さまざまな切り方できゅうりを味わおう
きゅうりは切り方ひとつで食感が変わります。料理の味を浸透させやすくするためには薄切りや蛇腹切りがおすすめです。きゅうりの食感を存分に味わう場合は乱切りや、拍子切り、スティック状に切るとよいでしょう。その時々に合わせた切り方できゅうり料理を楽しんでください。
▼漬物は長期保存できない?きゅうりを長持ちさせるコツは
手作りのピクルスや浅漬けなどの漬け物は、長期保存が期待できません。きゅうりの保存方法を、冷蔵、冷凍、常温の場合に分けて詳しく解説します。