長芋の栄養にはどんな効果・効能がある?管理栄養士がほかのイモ類との違いと一緒に解説します

栄養が豊富で健康や美容に良いといわれる長芋ですが、どのような栄養素が含まれていてどのような効果効能があるのかご存じですか。また、さつまいもやじゃがいもとの栄養素の違いはあるのでしょうか。
今回の記事では、管理栄養士が、

・長芋に含まれる栄養素と効能
・その他のイモ類との栄養素比較

などについて解説します。

目次

長芋に含まれる栄養素と効能とは?

長芋にはどのような栄養素が含まれているかご存じでしょうか。生の長芋の可食部100gに含まれる栄養価は下記の通りです。

美容やダイエットのも効果的な長芋

上記の表からも分かるように、長芋はビタミンB1、食物繊維やカリウムを多く含みます。美容やダイエットに効果的な食材といえるでしょう。

▼【もっとくわしく】ダイエットにおすすめレシピも
栄養豊富な上に低カロリー…ダイエットにうれしい情報が盛りだくさん。
けれど、そんな長芋にも落とし穴が…? 今夜の一品に取り入れる前にこの記事をチェック!

長芋のカロリーや糖質に注意!ほかの芋との比較やダイエット中の取り入れ方【管理栄養士監修】

すりおろすとネバネバ、切るとシャキシャキとした食感を楽しめる長芋。 芋類はカロリーが高く糖質の量が多いイメージがありますが、長芋はどうなのでしょうか? 今回の記事では「長芋のカロリー」について、管理栄養士が解説します。 ほかの芋類との比較やダイエット中の取り入れ方、栄養についてもお伝えします。

長芋の健康や美容に良い3大栄養素

長芋に含まれる栄養素で、美容やダイエットへの効果が期待できるものは次の3つです。

・食物繊維
・カリウム
・ビタミンB1

順番に説明します。

不溶性食物繊維を多く含み、ダイエット中に悩みがちな便秘予防を解消!

長芋には不溶性食物繊維が特に多く含まれます。不溶性食物繊維は、胃腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して便通を促進します。

カリウムで身体のむくみを取り除く!

長芋には、カリウムも豊富に含まれています。カリウムには、体内の塩分を体外に排出する作用があります。そのため、塩分が原因で起こるむくみを防ぐ効果があります。

ビタミンB1で疲労回復にも!

ビタミンB1は糖質の代謝には必要不可欠な栄養素で、疲労回復に役立つ作用があります。
しかし、水に溶けだしやすく、熱にも弱いため、調理によって損失されやすい特徴があります。
そのため、長時間水煮さらしたり、加熱せずに、手早く調理する事で効率的に摂取することができます。

▼長芋の食べ過ぎに注意!
さっぱり、ツルツルッと食べられてしまう長芋。
1日あたりの目安量や、長芋を食べ過ぎた際のデメリットを詳しく解説します。

長芋を毎日食べるのはNG?食べ過ぎの影響や注意点、最適な摂取量を管理栄養士が解説

シャキシャキ、ネバネバとした食感が楽しい長芋。さまざまな料理に活躍してくれますが、長芋を毎日食べるのは大丈夫なのか気になったことはありませんか?今回の記事では、長芋を毎日食べる影響や注意点について、管理栄養士が解説します。

長芋の栄養や効能を効果的に摂取するには

長芋は生加熱せず生で食べると、その栄養素を効果的に摂取することができます。
すりおろして「とろろ」にする食べ方が、一番効果的といえるでしょう。
長芋に含まれるビタミンB1をはじめ、デンプンの消化を助ける酵素アミラーゼなどは、加熱により損失してしまいます。そのため、なるべく生で食べることをおすすめします。

長芋と他の芋類の栄養の違いとは?

長芋は、「やまのいも類」に分類されます。
じゃがいもやサツマイモなどの芋類と同じように見えますが、「やまのいも類」の最大の特徴は生で食べられるという点です。
長芋、やまといも、自然薯などが「やまのいも類」に分類され、これらはすりおろして食べることも多いため「とろろいも」とも呼ばれています。

【やまのいも類】

長芋、大和芋、イチョウ芋、自然薯などが「やまのいも類」に分類されます。
それぞれ生の状態の、可食部100gあたりの栄養素は下記の表の通りです。

以上の表を比べても、長芋が一番カロリーが低く、他のやまのいも類の中で低糖質なのが分かります。

【その他のいも類】

次に、いも類の代表格、じゃがいも、サツマイモ、里芋との栄養成分を比較しました。

上記からも分かるように、長芋は他のいも類に比べると比較的、糖質が少ないのが分かります。

長芋はカロリーや糖質が控えめでダイエット向きな食材

上記2種類の比較を踏まえて、長芋はいも類の中でも、比較的カロリーや糖質が低く、ダイエットをしている方にも最適な食材である事がわかります。
しかし、ダイエット目的で可食部100gほど召し上がる場合は、ご飯の量をいつもよりも少なめにすることをおすすめです。

とろろにして、効果的に長芋の栄養を摂りいれよう!

今回の記事では、「長芋に含まれる栄養素と効能」「その他のイモ類との栄養素比較」について解説しました。
長芋はほかのいも類に比べ、カロリーや糖質が控えめな食材です。栄養も豊富なので、積極的に取り入れたいですね。
また、長芋の栄養を効果的に摂取するには、加熱調理するよりも生ですりおろして「とろろ」で食べることがおすすめです。長芋を食べる際の参考にしてください。

▼「とろろ」状態でもおいしく保存が可能
すりおろした“とろろ”状態でも、次回に使いやすい保存方法があるんです。
長芋の切り方別にどんな保存状態が適切か解説します。

長芋は冷凍保存で長持ち!常温・冷蔵・冷凍の場合の正しい保存方法を解説

ネバネバ、シャキシャキとした食感が楽しい長芋。たくさんある場合やすぐに使い切れない場合は、正しく保存して長持ちさせましょう。長芋は1本丸ごとか、カットされたものかによって保存方法が異なります。今回は長芋の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍の場合に分けて詳しく解説します。

▼“切って出すだけ”ではもったいない!長芋をたっぷり楽しめるレシピ

オクラと長芋の和え物

オクラ、長芋、○梅干し、○ポン酢、○ごま油

調理時間:10分

ちくわと長芋の磯辺揚げ

ちくわ、長芋、○天ぷら粉、○青のり、揚げ油

調理時間:15分

長芋のふわとろ焼き

卵、長芋、白だし(2倍濃縮)、ピザ用チーズ、サラダ油

調理時間:15分

レシピ
ランキング

おすすめ記事

全体ランキング