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レタスが1ヵ月保存できる!?鮮度を保って冷凍・解凍する4つのポイント
一度に使いきれずに余らせてしまうことが多いレタス。そのまま冷蔵庫で保管して傷んでしまったという人も多いのではないでしょうか。水分が多いレタスは傷みやすく、冷凍してもおいしくないというイメージがありますが、実はちょっとした工夫をするだけでおいしく冷凍できます。
この記事では、おいしく冷凍できるテクニックも含め、レタスの冷凍・解凍方法、おすすめのレシピをご紹介します。
使いきれないレタスは「冷凍保存」がおすすめ
使いきれなかったレタスは傷む前に冷凍することで、約3週間~1ヶ月間保存が可能になります。1ヶ月以降はレタスの鮮度がどんどん落ちてくるため、なるべく早く食べるようにしましょう。レタスの冷凍保存はとても簡単です。しかし、間違った方法で保存することで色が悪くなったりおいしくなくなってしまうため、正しいやり方で保存することが大切です。
レタスの冷凍・解凍方法
レタスの正しい冷凍保存方法をご紹介します。
手順
1.レタスを1枚ずつ剥き、さっと洗ってキッチンペーパーなどで水気をしっかりととる。
2.お好みの大きさにちぎり、保存用袋にいれる。
3.保存用袋をアルミホイルで袋ごと包む。
解凍方法
冷凍したレタスはスープなどの汁物や炒め物など、加熱調理に使用するのがおすすめです。自然解凍してしまうと水分が出てべちゃっとした食感になり、レタスのおいしさが失われてしまいます。使用するときは自然解凍はせずに、凍ったままで調理しましょう。
レタスをおいしく冷凍保存するためのポイント
レタスは約95%が水分で構成されているため、冷凍保存に向いていない食材といわれています。しかし、保存方法と解凍方法における4つポイントをしっかりと押さえれば、冷凍したレタスもおいしく食べることができます。
ポイント1:なるべく新鮮な状態で冷凍する
レタスは水分量が多いため、痛みやすい食材です。そのため、冷凍保存する場合であってもなるべく新鮮なうちに冷凍することで鮮度を保つことができます。
ポイント2:レタスは包丁で切らずにちぎる
レタスは包丁で切らずにちぎって調理しましょう。包丁で切るとレタスに含まれるポリフェノールと包丁の鉄が反応して変色してしまいます。鉄以外にもステンレスやセラミック製の包丁でも、スピードに違いはあるものの変色はおこってしまうため、注意しましょう。
ポイント3:アルミホイルに包み、素早く冷凍する
レタスの鮮度を保つには、素早く冷凍することが大切です。保存袋に入れたレタスをアルミホイルで包むだけで冷却温度が速まり素早く冷凍ができます。アルミホイルの代わりにアルミや金属のトレイまたはバットにのせても同様の効果が期待できます。
ポイント4:凍ったまま加熱調理する
冷凍したレタスを自然解凍してしまうと、水分が出てべちゃっとしてしまうため、生食には向いていません。しかし、冷凍したレタスは加熱調理にはとても向いています。加熱調理する場合も自然解凍はせずに、凍ったまま使用しましょう。
冷凍レタスのおすすめレシピ
冷凍レタスを使ってできるおすすめレシピを4つご紹介します。
【レタスのツナごまだれ】
【レタスと牛肉の炒め】
【レタスとかにかまぼこのごま酢和え】
【しゃきしゃきレタスとミートボールの洋風鍋】
余ったレタスは冷凍しておいしく食べよう
正しい方法で冷凍・解凍をすれば、おいしく長く保存することができます。冷凍レタスを使って炒め物やスープなどの料理を楽しんでくださいね。
▼レタスに含まれる栄養を徹底解説
カロリーが低く、サラダによく使われる「レタス」。ヘルシー野菜のイメージがある一方、「実は栄養がないのでは」と思われる方も多いようです。レタスの栄養について管理栄養士が詳しく解説します。