いちじくの旬はいつ?おいしいいちじくの見分け方や美容にうれしい効能も解説

とろっとした食感で甘い味わいを楽しめるいちじく。おいしく食べられる旬の時期は、いつ頃なのでしょうか?また美容にも良いと言われていますが、具体的にどのような効能があるかも知りたいですよね。今回はいちじくの旬や期待される効能、またおいしいいちじくの見分け方について、管理栄養士が解説します。

目次

いちじくの旬は夏から秋にかけて

いちじくの旬は8~10月ごろの夏から秋にかけてです。

早いものでハウス栽培のものが5月ごろから出回りはじめますが、値段は高めです。いちじくがたくさん出回るようになるにつれ値段が下がり、8~10月の旬の時期が最も安く手に入ります。

いちじくは日持ちしないこともあり、買ったらすぐに食べるのがおいしく食べるポイント。
後ほど、おいしいいちじくの見分け方もご紹介します。

※参照:JAグループ「夏・秋の旬くだものイチジク(無花果)」

いちじくに期待される効能

いちじくを乾燥させたものは生薬にも使われるほど、さまざまな栄養が含まれています。どのような効能が期待されるのか、解説します。

整腸作用

いちじくには水溶性食物繊維であるペクチンが含まれ、お通じを良くする働きが期待されます。食物繊維は腸内で善玉菌が増えるのを助け、腸内環境を整えてくれます。

美肌作りに

いちじくにはアントシアニンというポリフェノールが含まれます。ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑えたり、働きを抑えたりする作用があり、肌の若々しさを保つのに大切な働きをします。

むくみ解消

いちじくに含まれるカリウムは、むくみの解消に役立ちます。カリウムは余分なナトリウムを身体の外に出してくれる働きがあり、むくみの原因となるナトリウムの摂りすぎを調整してくれます。

※参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

おいしいいちじくの見分け方

おいしい食べ頃のいちじくには、以下のような特徴があります。

・傷がない
・実が大きい
・ツヤがある
・ハリと弾力がある
・果実のおしりが少し開いている

いちじくは日持ちしないため、買ってきたらすぐに食べるようにしましょう。

いちじくはどうやって食べるの?

いちじくは熟れているものであれば、手で皮を剥くことができます。手で皮を剥き、そのままかぶりついて食べると、包丁いらずで簡単です。

少し実が硬い場合は、包丁を使って皮を剥きます。りんごのようにくし形に切ってから、皮を剥くと剥きやすくなります。

ほかにも、そのまま食べるだけでなくスムージーにしたり、加熱してジャムやコンポートにしたりとさまざまな楽しみ方があります。たくさん手に入ったときは、このように加工してみるのも良いでしょう。

8~10月は旬のおいしいいちじくを楽しもう!

いちじくの旬である8~10月は、いちじくが最も安く、おいしく手に入る時期です。栄養豊富で甘いいちじくを、たくさん楽しんでくださいね。

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