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【パプリカの切り方6選】基本からおしゃれな切り方まで管理栄養士が解説します
彩りがよく、甘みもあってさまざまな料理に活躍してくれるパプリカ。
レシピを見て料理を作ろうとしたものの、切り方がわからずお困りではありませんか?
そこで今回の記事では「パプリカの切り方」について、管理栄養士が解説します。
基本の切り方からおしゃれな切り方まで、初心者の方でもわかりやすく丁寧にご説明していきます。
パプリカの下処理
パプリカを切る前に下処理の仕方を知っておきましょう。
1.パプリカを縦半分に切る。
2.ヘタを手で折るようにして取る。
勢いよく折ると実の部分まで取れてしまうため、やさしく折りましょう。
3.種とワタを手で取り除く。
食感をよくするためにワタを取り除きます。食感が気にならない場合はそのまま使ってOKです。
パプリカの切り方6種類
下処理が終わったら、使いたい料理にあわせて切っていきます。
具体的なメニュー名とあわせて、切り方を詳しく解説します。
炒め物・サラダに「薄切り(縦)」
繊維に沿って切る「薄切り(縦)」は、パプリカのシャキシャキとした食感を残したいときにおすすめの切り方です。
切り方
半分に切ったパプリカの断面を下にして縦に置き、端から薄く切ります。
薄切り(縦)が向く料理
2~3mm程度に薄く切ったものは生のままマリネ、サラダに。3~5mm程度に少し厚みをつけたものは、炒め物に使えます。
炒め物・サラダに「薄切り(横)」
パプリカの「薄切り(横)」は、繊維を断ち切るためやわらかくなり、甘みも出やすくなります。また火の通りも早くなるので、炒め物の時短にも役立ちます。
切り方
縦半分に切ったパプリカの断面を下にして横向きに置き、端から薄切りにします。
薄切り(横)が向く料理
見栄えもよいので、サラダの飾りやマリネ、炒め物などさまざまなメニューに使えます。
炒め物・ピクルスに「くし切り」
パプリカの「くし切り」は食感が残りやすく、食べごたえのある切り方です。
切り方
パプリカの断面を上にして縦に置き、傾けながら端から1cm幅に切ります。
くし切りが向く料理
存在感のある切り方なので、炒め物、ピクルス、マリネなどのパプリカがメインとなる料理に向いています。
酢豚・ラタトゥイユに「乱切り(一口大)」
パプリカの「乱切り」は食感が残りやすく、彩りもよいので料理を華やかにしてくれます。
切り方
パプリカは縦3等分にします。
交互に斜めに包丁を入れます。
乱切り(一口大)が向く料理
酢豚などの炒め物、ラタトゥイユやトマト煮などの煮込み料理に向いています。
スープ・煮物に「角切り」
パプリカの「角切り」は、コロコロとした見た目がよく、少量でも料理を彩ってくれる切り方です。
切り方
パプリカは縦に5mm~1cm幅に切ります。
横向きに置き、端から5mm~1cm幅に切ります。
角切りが向く料理
5mmの小さめに切ったものはパプリカを使ったソースやドレッシングに、1cmに切ったものは煮込み料理やスープなどの料理に向いています。
飾り・肉詰めに「輪切り」
パプリカの「輪切り」は、料理の見た目をよくしてくれる、食べごたえのある切り方です。
下処理
輪切りにするときは、下処理の方法を工夫します。
ヘタの部分を切り落とし、中の種をひねるようにして取り出します。
ワタが気になる場合は手で取り除いてください。
切り方
パプリカを横向きに置き、お好みの厚さに切ります。
滑りやすいので注意して切りましょう。
輪切りが向く料理
3~5mm程度の薄切りにしたものは、サラダのトッピングや煮込み料理に向いています。
1~2cmほど厚みをつけて切り、中に肉ダネを詰めて焼くと肉詰めになります。
食卓をおしゃれに!パプリカをカップ(器)にする方法
パプリカをカップ(器)のように使うと、とってもおしゃれでいつもの料理の見栄えをよくしてくれます。
切り方
パプリカをヘタの5mm下で横向きに切ります。これがフタの部分になります。
手で種やワタを取り除き、横向きに半分に切ります。
安定しない場合はお尻側を薄く切って平らにします。
パプリカを器にして楽しめる料理
中に肉ダネを入れてオーブンで焼けばパプリカの肉詰めに。
ホワイトソースを入れてチーズを載せて焼けばグラタンに。
また中にポテトサラダやマリネを入れれば、可愛いカップサラダになります。
パプリカの切り方をマスターしよう!
今回の記事では「パプリカの切り方」について、管理栄養士が解説しました。
パプリカの切り方をマスターすれば、料理がスムーズになります。
ぜひ今回の記事を参考に、さまざまな料理にチャレンジしましょう!