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食パントーストをおいしく焼くコツ~パン焼き選手権!~
皆さんのおうちでは、食パンをトーストするとき何で焼いていますか?
今回はいろいろな方法を試し、一番おいしい焼き方を調査してみました~!
そのまま焼いて食べても良し、サンドイッチにしても良し、で大活躍する食パン。朝食には毎日食パンを欠かさない!なんておうちも多いですね。
最近ではバルミューダなどの食パンが美味しく焼けるトースターまで登場し、ますますトースト食パンの動向から目が離せません。
トーストがもっと美味しく食べられれば、毎日の生活が少し幸せになるかも。
今回は家庭にあるものでトーストをいつもより美味しく焼くコツをご紹介します!
トーストを焼くときのコツは高温&短時間!
焼く道具によってトーストした面の表情は様々。こんがりきれいに焼けると、ちょっと嬉しくなったりも。
どの焼き方にも共通するコツは、食パンに含まれる水分が蒸発しないように気を付けながら高温、短時間で焼くこと。
種類にもよりますが、食パンには約40%の水分が含まれていて、この水分が乾燥により失われてしまうとパサパサになってしまいます。
外はカリッサクッ、中はモッチリ焼くために、少しだけ焼き方を工夫してみましょう。
今回は「超熟」を使用しました♪
▼超熟の「角食」と「山型」の違いについて”中の人”に聞きました⇒【超熟】角食・山型の食感の違いも解説!
トースター
ポイント
・余熱をしっかりと
・庫内は霧吹きをして乾燥を防ぐ
・食パンの下側をトースターの奥へトースターを温めている間に食パン内の水分がどんどん蒸発してしまうので、余熱をしっかりしておくことが水分の蒸発を防ぎサクッと仕上げるコツ。
面倒ですが、余熱にはひと手間かけましょう。
またトースターの庫内には霧吹きで水を吹きかけ、乾燥を防ぎましょう。
一般的にトースターは奥側の方が温度が上がりやすいつくりのものが多いので、火が通りやすい食パンの上側(山形食パンであれば山側が上、四角い食パンであれば食パンの耳が比較的つるつるしている側が上)は手前に持ってきてトースターに入れましょう。
出来上がったトーストはこちら!
ザクっとした食感の耳と、フワッとしたパンの食感で安定のおいしさ。
焼き時間がタイマーで調整できるので焦がす心配が低いのが一番の魅力。
評価
手軽度 ★★★
美味しさ ★★☆
美しさ ★★☆
所要時間 余熱3分(強モード)、焼き時間3分
魚焼きグリル
ポイント
・強火で余熱
・庫内に霧吹きをして乾燥を防ぐ
・表面1分30秒、裏面30秒~1分程度が焼き時間魚を焼くだけに使用していてはもったいない!美味しい食パンを焼くための強い味方が魚焼きグリルです。
魚焼きグリルは火力が強いため、食パンを美味しく焼くための「高温で短時間調理」が可能になるんですよ。
こちらもトースターと同じく、余熱と庫内の霧吹きは必須です。
魚焼きグリルも、奥の方が温度が上がりやすいものがあるので、おうちの魚焼きグリルの”くせ”をつかんでおきましょう。
トースターとの違いとして、トースターが上下どちらとも火力を持ち同時に焼けることに対し、魚焼きグリルは上側の強い火力で焼くようになっているので、トーストを裏返すことも忘れないようにしましょう。
出来上がったトーストはこちら!
サクサク&ふわふわで味は上々。焼き加減を見るために他の作業をしながら焼くことができないのがやや難点ですが、魚焼きグリルでトーストを焼くの、かなりおすすめ。
評価
手軽度 ★★☆
美味しさ ★★★
美しさ ★★☆
所要時間 余熱2分(中火)、焼き時間2分半(表1分半、裏1分)
パン焼き用の金網
編集部スタッフの愛用中の金網のため、年季が入ってます
ポイント
・セラミックが赤くなるまでしっかりと余熱を
・食パンは裏表1分ずつ程度
・扱い慣れないうちはちょこちょこ裏返し焦げていないか確認をちょっとリッチなグッズになりますが、金網専門店などで作られている食パン用の金網が、食パンがおいしく焼けるとひそかに人気!
お値段は1000円~1万円程度とピンキリなので、お好みのものや機能をお探しください。
パン焼き用網のポイントはその「美しさ」はもちろん、家庭の直火コンロに乗せるだけでおいしいトーストが焼けること。
家電を増やしたくないけどおいしい食パンが食べたい!という方は場所を取らないこちらのグッズがおすすめです。
ただし、最近は安全装置のついているガスコンロも多く、こちらのセラミックを乗せていると重さが認識されにくいため安全装置が働き火が弱まってしまうことも。
火が弱まってしまうと、良い感じには焼きにくいです。
またIHには対応していません。
どうしても金網で焼きたい!という方の中には、このために卓上ガスコンロを購入した強者も・・・
とはいえ、焼色が網状に入る焼き上がりに食パン好きならずとも心をくすぐられます。
金網を直接温めるのではなく、コンロに同封のセラミックを置き、セラミックの遠赤外線効果により焼き上げます。
焼き方は、熱したセラミックの台に焼き網を乗せ、霧吹きで水をかけた食パンを置いて焼いていきます。
焼きあがったトーストがこちら!
ところどころ入った網目の焼き色が美しい・・・!外はカリッと、中はふわふわの食感もパーフェクトです。火加減が難しくて少し面倒なところがネック。
評価
手軽度 ★☆☆
美味しさ ★★★
美しさ ★★★
所要時間 余熱1分(中火)、焼き時間1分(表30秒、裏30秒)
オーブン
ポイント
・トーストモードがある場合は利用する
・レンジ機能しかない場合は焼けない
・焼き上がりに時間がかかるので美味しく焼くのには適さないことも最近はオーブンレンジにトーストモードがついているものもあり、その場合はトーストモードを使えば食パンを焼くことは可能です。
トーストモードがない場合も、180度ほどで余熱10分ほど、そのあと5分~10分ほどで焼き上げることはできます。
トーストモードがない場合は、まず余熱を
食パンには霧吹きでしっとりする程度、水を吹きかけておきます。
ですが、オーブンで食パンを焼くには他より時間がかかり「短時間で焼き上げる」という意味ではあまりお勧めではありません。
※オーブンによって余熱時間や焼き上がり時間は異なりますので、ご注意ください
出来上がった食パンがこちら!
焼き目がなかなかつかず、焼き目を付けている間に食パンの水分が蒸発したようで、ラスクみたいな食感に。
時間もかかるし、これはあんまり良いところないぞ・・・
評価
手軽度 ★☆☆
美味しさ ★☆☆
美しさ ★☆☆
所要時間 余熱15分(180度)、焼き時間15分※今回使用したオーブンレンジは、余熱に時間がかかるタイプなので15分ほどかかりました
編集部的な軍配は、見た目の美しさ1位が「金網」、手軽さ1位が「トースター」、総合満足度1位が「魚焼きグリル」でした♪
おいしく焼いて、”ちょっといい朝”を楽しみましょう!
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