無病息災を願って食べる七草粥。
ちょっと物足りないときはアレンジして食べると、また違った美味しさが~♪
お正月料理が落ち着いたら七草粥。
豪華な食事を摂りすぎてちょっと疲れてしまった胃に、とっても優しいメニューです。
そのまま食べてもおいしいですが、やや物足りないときは食べ方をアレンジしてみても。
美味しく食べて、無病息災を祈りましょう♪
七草粥とは?

七草粥とは、お正月の1月7日に春の七草を入れて作るお粥のこと。
七日はお正月の一つの節目の日であり、かつては「人日」と呼ばれる人を占う日とされていました。
この日に七草の若菜をお粥にして食べることで邪気を払い無病息災を祈っていた習慣が、いまの七草粥の元となっています。
七草粥は昔から六日の夜に作られ、七日の朝食として食べられていましたが、今は特に朝晩の食べるタイミングが決まっているわけではないので、ご家族のリズムに合わせて決めましょう。
七草の意味

七草とは、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の七種の野草・野菜のこと。
あまり聞きなれない名前ですが、すずなはカブ、すずしろは大根のことを指します。
いずれも身体に良い植物ばかり。
お粥で食べるので、胃腸に負担もかからず疲れた胃にはぴったりですね。
七草をスーパーで買うなら5日~6日がねらい目!

お正月を過ぎ、七日が近づいてくるとと、スーパーの店頭に「七草粥用」としてパックに入った七草が並びます。
なお、七日当日の夜に行っても売り切れていることがほとんど。
手に入りやすいのは、5日~6日のタイミングです。
せっかく作ろうと思っていたのに売り切れでは、なんだか悲しいですよね。購入するタイミングには気を付けましょう。
もっと手軽に七草粥を作りたい場合は、フリーズドライのものを購入するのも良いですね。
身体を休めるためのお粥を作る材料です、お店を探し回って疲れてしまっては本末転倒。
購入するタイミングに気を付け、手軽で作りやすい方法を選びましょう。
七草粥のレシピ
材料(2人前)

・炊いたごはん お茶碗1杯強
・塩 少々
・七草 適量 ※今回はフリーズドライのものを使用しました
・水 900ml
・お餅 2個
・黒ゴマ 少々
お正月で余ってしまったお餅を入れると、ボリュームが出てお子さんも大喜び◎
もちろん、無くても大丈夫です。
塩加減はお好みで調整ください。
作り方
1. ごはんと水をお鍋に入れ、弱火にかけフツフツとお粥を炊きます。
2. 炊いている間に、七草は刻んでおきましょう。フリーズドライを使う場合は、この工程は不要です。
3. お餅をチンして柔らかく戻しておきます。(茹でてもOK)
4. お粥が炊き上がったら、塩と七草を入れて味を見ます。塩気が足りない場合は追加してください。
5.鍋の火を止め、お餅と一緒にお茶碗に盛り付けます。最後に黒ゴマを振りかけて。
以上で完成です!
七草粥のいろいろアレンジ術
胃腸には優しいけど、ちょっと物足りないな・・・というときはアレンジして食べましょう。
どんなアレンジがおすすめか、ご紹介します♪
① 梅干しを乗せる

クエン酸たっぷりの梅干しは身体にもいいので付け合わせ食材としておすすめ!
② 玉子粥にする

玉子がはいっているだけでいっきに豪華な気分。
③ 中華風

鶏ガラとニラ醤油、ごま油を足せば中華風に♪
④ 七草炒飯

お粥がどうしても苦手な方は、炒飯にするという手も!これなら食べられそう!
食べやすいアレンジで、お好みの七草粥を楽しんでください*