【餃子の焼き方】生・冷凍問わず羽根つきパリパリにする4つのポイントを紹介!

みんなが大好きな餃子。比較的調理方法もかんたんで、ラクうまご飯としても人気がありますよね。
しかし、ベストな焼き時間や焼き方など諸説あることから、「餃子のおいしい焼き方の正解はどれ?」という悩みもでやすいことでしょう。
今回の記事では、手作り餃子はもちろん生・冷凍餃子でも応用可能な「餃子の上手な焼き方とコツ4選」をご紹介します!
これさえおさえたら失敗知らず間違いなし♪「今夜のおかずは餃子にしたい」という方は必見ですよ!

目次

※餃子の保存法やアレンジレシピも紹介している記事はこちら→絶対失敗しない「旨い餃子」の作り方--焼き方、保存法、アレンジレシピも

餃子の上手な焼き方!ポイントは4つ!

餃子の焼き方には様々なコツがあります。今回はそこからしぼり、4点のポイントをご紹介します!

・フッ素樹脂加工のフライパンを使う
・油は薄くひくorひかない
・茹で焼きより蒸し焼きが簡単
・羽を作るときの小麦粉or片栗粉は食べるタイミングで決める

各家庭によってお好みの焼き上がり具合は異なるので、作り方の正解が見つけにくい料理でもありますね。

当記事でご紹介のポイントを参考に、お好みのレシピにたどり着いてください♪


ポイント1 フッ素樹脂加工のフライパン


包み方も焼き方も工夫したのに、フライパンにくっつくせいで台無しになる、なんてことも。

餃子初心者さんにおすすめのフライパンはフッ素樹脂加工のもの。くっつきにくい加工がされているので、焼きあがった餃子をするっとお皿に移せます。

なお、加工が剥げているものを使うと、その部分に餃子がくっついてしまったりするので、できるだけ新しく、加工の状態が良いフライパンで焼くようにしましょう。

編集部スタッフも、古いフッ素樹脂加工のフライパンを新しいフッ素樹脂加工のものに買い替えただけで餃子の焼きあがり方が格段に良くなったという体験をしています。

鉄のフライパンを使う時の注意点

また、熱がよく通り野菜をシャキッと仕上げられることから、中華に欠かせない鉄のフライパンを使う場合はひと工夫が必要。
鉄のフライパンに水分が残っていると、焼き上げているときに餃子の皮がフライパンにくっついてしまう原因となります。

煙が出るくらいまで熱して、水分を飛ばしてから使うようにしましょう。

ポイント2 フッ素樹脂加工フライパンの時は油を薄くひくorひかない

餃子を焼くときに「油をひく派」と「油をひかない派」に分かれます。

油をひくことで「焼き上がりにムラができる」「べタッと仕上がってしまう」という状態になるという意見もあり、ひかないという方もいますが、何が正解なのでしょう?

フッ素樹脂加工のフライパンであれば、焼き始めに油はひかなくても大丈夫。
最後に焼き上げをする工程で、周りから油を回し入れればフライパンからするっとお皿に移せ、餃子自体もカリッと仕上がります。

フッ素樹脂加工のフライパンの場合は元々くっつきにくいので、油をたっぷり入れすぎると逆に揚げたような仕上がりになってしまいます。

油をひかないか、油をひくときは薄くまんべんなくひきましょう。

しかし、鉄のフライパンの場合は、油をなじませないと餃子がくっつきやすくなります。まんべんなく油をひき、なじませてください。

ポイント3 茹で焼きより蒸し焼きが簡単!


餃子を焼くとき、そのまま焼き上げるレシピは少なく、たいていの場合は少量の水をフライパンに入れ、蒸す工程があります。

中には、茹でてから焼くというレシピも。

これらの工程は蒸す・茹でるのどちらにせよ、皮と具材の両方を均等に加熱するためにあります。
ただ焼くだけでは、皮だけに火が入り具材は生焼け・・・なんてことにもなりかねないので、気を付けましょう。

茹でるよりは蒸す方がステップとしては楽なので、手早く作りたいときは蒸すレシピで十分です。


【左】蒸し焼き【右】茹で焼き(餃子がプルっとしています)

茹でる場合は皮がモチモチになりまた違ったおいしさがありますが、餃子同士がくっついたりしやすくなり、扱いが少し難しいのでご注意くださいね。

ポイント4 羽を作るときの小麦粉or片栗粉は食べるタイミングで決める


【左】小麦粉の羽根【右】片栗粉の羽根

餃子の羽根を作りたいとき、小麦粉を使う家庭もあれば、片栗粉を使う家庭もありますね。

こちらも、どちらが正解というわけではなくお好みで選択してOK。

片栗粉はパリパリサクサクに仕上がりますが、時間がたつと水気が出てしまいます。

小麦粉は時間がたってもパリッと感が続くので、時間差で食事をする場合などは小麦粉を選ぶと良いでしょう。

おいしい餃子の焼き方を実践!餃子のレシピと細かいコツをご紹介

紹介した4つののポイントを使いながら、実際に餃子を焼いてみましょう。

ちなみに、上記では紹介していないコツとして、

「フライパンは熱さずに餃子を並べる」
「餃子の底が白っぽく焼けたら5分蒸し焼き」
「最後にごま油を回しかけ仕上げる」

という工程も紹介しているので、あわせてチェックしてみてください!

材料(40個分)


  • ニラ 1/2束
  • キャベツ 1/4玉
  • 豚ひき肉 220g
  • 餃子の皮 40枚
  • ★にんにくチューブ 3cm
  • ★しょうがチューブ 3cm
  • ★ごま油 大さじ1
  • ★お酒 大さじ2
  • ★砂糖 小さじ½
  • ★濃口醤油 大さじ1
  • ★鶏がらスープ 小さじ1
  • ★塩 少々
  • ★胡椒 少々

※ ★の材料はすべて一緒のカップなどに入れて準備してOKです

作り方


1. キャベツはみじん切りし、塩で揉み5分ほどおきます

※面倒な場合は塩揉みの工程は無くし、そのまま豚ひき肉やニラとまぜてOKですが、この工程を入れることでキャベツにほんのり塩味がつきおいしくなるほか、水分が抜けパリッシャキッとした食感になりますよ

2. ニラもみじん切りします

3. ボウルに豚ひき肉と★の調味料をすべて入れ、よくこねます

4. キャベツの塩気を水で流します

5. [3]のボウルにニラを入れた後、先ほど塩気を流したキャベツの水分をギュッと絞ってボウルに加えます

水気はしっかり絞って!

6. [5]をよくこねます

これで餡は出来上がりです。

7. 餃子の皮に先ほどの餡を乗せ、水に薄く小麦粉を溶いたもの(分量外)を皮半分の端に塗り、包みます

8. すべて包めました!

9. 油を薄くひいたフライパンに餃子を並べます(フライパンは熱しなくてOK)

※フライパンの大きさに応じて、並べる個数は調整してください

10. 弱火で、餃子の底に白っぽい焼き目がつくまで焼きます

このくらい

11. 水150mlに薄く小麦粉を溶いたもの(分量外)をフライパンに投入し蓋をして、中火で5分蒸し焼きします

12. 5分経ったら蓋を開け、フライパンに残った水分を飛ばします

13. 水分が飛んだら、最後にごま油を少々、鍋肌からまわし入れます

14. 油がなじんだら完成!お皿をフライパンにあて・・・

15. お皿の底を手でしっかり支え、フライパンを返したらこの通り!

きれいに焼けました~!!

きれいに焼き色のついた餃子の出来上がりです♪

羽根もパリパリででおいしそう~!

キレイに餃子が焼けた日は、なんだかハッピーに。

コツを押さえることで皆さんの餃子ライフが楽しくなりますように!

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