- 春の訪れを感じるたけのこは、竹の地下茎から出てくる若芽のこと。選び方のポイントは、穂先が締まり緑色になっていないもの。小ぶりでずっしりとし、皮は淡黄色でツヤがよく、根元のいぼが少ないものが◎
- 栄養面については、食物繊維が豊富なため便秘改善に効果◎また、カリウムも多く含むためむくみや高血圧の予防に有効。その他、注目したい点がアミノ酸の一種であるグルタミン酸などのうまみ成分。茹でた際の白い粉もアミノ酸の一種なので洗い流さず食べるのがおすすめ。
- えぐみの元となる成分が一晩で増えてしまうため、とにかく購入したらすぐに茹でるのがおすすめ!茹でたものであれば水につけて1週間ほど保存が可能。水は毎日変えるのが◎。
- 冷凍保存をする場合は、茹でたたけのこを薄切りにし、だし汁、薄口醤油、みりんで軽く煮てから、煮汁ごと冷凍用保存袋に入れて保存するのがおすすめ。
- さらに手間を省きたい場合は、薄切りまたはひと口大にカットしたたけのこに砂糖をまぶして馴染ませ、冷凍用保存袋に入れて保存する方法も。
米ぬかを使った茹で方が一般的だが、実は重曹を使う方法もおすすめ。
- 下処理:皮つきのまま先端を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に切り込みを。
- 米ぬかで茹でる場合:大きな鍋にたけのこ、米ぬか1カップほど、唐辛子1本、水をひたひたになるまで入れて、沸騰したから50分ほど根元に竹串が通るまで茹で、火を消し茹で汁ごと冷ましてから皮をむく。
- 重曹で茹でる場合:食品用の重曹を、鍋にたけこの、重曹小さじ1、水を入れて煮る。その後は米ぬかの場合と同様に。