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【無印】大人気シリコーン調理器具の新入り「おろし器」は使える!?実力を検証してみた!
無印良品のキッチン用品の中で、今や不動の人気を誇っているのが「シリコーン調理器具シリーズ」です。今回そのシリーズに「おろし器」が登場したと聞き、さっそくその実力を試してみました!
デザイン力の高さも魅力!
キッチンの必需品「おろし器」。どこの家庭にも1個はあるのではないでしょうか?
無印のシリコーン製のおろし器は、片手で握って使うデザインです。
大きさは約幅9cm×全長26.5cm、重さは約170gでとても軽量ですが、昔ながらのアルミニウム製のおろし器と比較すると適度に重みを感じます。
写真は裏側の様子です。おろしがねの部分はステンレス鋼製です。
そして持ち手の部分には1カ所穴が開いているので、写真のようにS字フックなどを使って吊り下げ収納することもできます。
シリコーンの実力発揮!片手だけの固定で動かない!
この写真は、「刃」の部分をアップにしたもので、意外と厚みがあることがわかります。
念のため刃に軽く指を押し付けてみましたが、刃先が丸くなっているため、万が一お子さんなどが誤って刃に触れてしまっても、それだけで手が傷つく心配はなさそうです。
今回は写真でわかりやすいように、大根ではなく、ニンジンをおろしてみました。
小さめのボウルを用意し、その上に置いておろしてみました。
シリコーンが滑り止めの役割をしてくれるため、片手で軽く押さえているだけでも、ボウルの上からズレることなくスムーズにおろすことができます。
次に、従来のアルミニウム製おろし器のように、ボウルの中に入れておろしてみました。
このおろし方でも両端がしっかりボウルの底に固定されるため、おろしやすさは変わりません。個人的にはこちらの方がよりおろしやすいように感じました。
加えて、刃先がしっかりしているので、おろす力が強いのもポイントです。
隙間が広いから後始末がラク!
一番気になっていた点は、洗いやすさ。
昔ながらのアルミニウム製の場合刃先が細かく、おろしがね部分に隙間がありません。
繊維質が多いショウガなどをすりおろした後、いらなくなった歯ブラシまで動員して洗わなければきれいにならず、ひと苦労だったからです。
写真は、すりおろした後に1度ボウルに打ち付けた状態です。おろしがね部分の隙間が広いため、何度がトントンとボウルに打ちつければ、ほとんどボウルの中に落とすことができます。
そしてこちらが刃先には触れずに、流水に当てただけの状態です。それだけでもほぼきれいにニンジンは落ちています。これなら使用後のお手入れもラクですね!
ちょっと気になった点は…
洗いやすさや安全面、シリコーンによる固定しやすい点は長所でしたが、おろした後を見てみるとやや気になる点が……。
我が家ではセラミック製のおろし器を使っているのですが、見た目ですぐわかるくらいセラミック製の方が細かく水分たっぷりにおろせています。
また、ある程度しっかり固定できるとはいえ、粗めにすり下ろされるため、すり下ろす時にやや力がいる点も気になりました。
少し素材の食感を残して楽しみたいときにはシリコーン製を、サンマに添える大根おろしなどにはセラミック製をと、2つ持ちして使い分けるのがいいように感じました。
シリーズで揃えればキッチンがおしゃれに!
もし、すでに他のシリコーン調理器具を使っているようなら、おろし器もシリコーン製にすると、キッチンに統一感が生まれます。これからも便利なシリーズが増えるといいですね!
<商品情報>
商品名:シリコーン おろし器
サイズ:(約)幅9×27×1.5cm
価格:990円(税込)
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。