あなたはどう?【働く女性の時間事情】「平日の朝食時間は平均11.2分で4人に1人は食べない」結果に【女の転職type調査】

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性856名を対象に「時間」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

■調査結果抜粋
★通勤時間の平均は42分
★残業時間の平均は9.8時間/月。営業系が最も多く14.3時間/月
★会議時間の1日あたりの平均は33分。エンジニア系が最も多く60分
★スキルアップにかける1週間あたりの平均は49分。エンジニア系が最も多く97分
★睡眠時間の平均は5.9時間。年代が上がるにつれて短くなる傾向
★SNSにかける時間は平均1.7時間。20代の3時間以上の割合は、40代の約4倍
★TVは4人に1人が見ない

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-69/

【Q.1 通勤時間はどのくらい?】

女の転職type会員に通勤時間について尋ねたところ、最も多かったのが「30~60分未満」37.0%、次いで「1~30分」34.1%、平均42分でした。「0(フルリモート)」を合わせると、約8割の人が1時間未満の通勤時間です。
一方、東京に住んでいる人だけを見てみると、「30~60分未満」が全国より12.4%増の49.4%、「1~30分」が10.8%減の23.3%でした。住宅費が高い東京においては職住近接が叶わないケースもあると見られ、「30~60分未満」が大半であることが推察されます。

【Q.2 残業時間は1ヵ月どのくらい?】

残業時間について尋ねたところ、最も多かったのが「1~10時間未満」38.4%、次いで「0(ほぼなし)」27.5%、平均9.8時間でした。
主な職種別に見てみると、営業系の残業時間が最も長く平均14.3時間でした。次いで、エンジニア系11.2時間、サービス・販売系9.3時間、事務・経理・人事系8.6時間でした。

【Q.3 会議は1日平均どのくらいある?】

1日あたりの会議時間については、最も多かったのが「0(ほぼなし)」62.4%、次いで「1時間」27.2%、平均33分でした。約9割の人が1日1時間以下という結果です。
職種別に見てみると、エンジニア系は「0(ほぼなし)」が33.3%と全体より半減。最も多いのは「1時間」45.4%で、平均60分です。営業系も全体に比較し「0(ほぼなし)」が46.5%と20%ほど減っており、平均48分とやや長めです。
会議時間が少ないのは「サービス・販売系」で、75.7%が「0(ほぼなし)」と回答しています。人と関わるイメージの強いサービス・販売系ですが、会議という形態での時間は少なく、逆にパソコンに向かうイメージが強いエンジニア系は、仕事はプロジェクトで進むことが多いこともあり、実は会議が多くなる傾向が見て取れます。

【Q.4 スキルアップ時間は、1週間でどのくらい?】

1週間あたりのスキルアップにかける時間について尋ねると、最も多かったのが「0(ほぼなし)」56.9%、次いで「30分~1時間」28.4%でした。2時間以上の人は14.7%で、平均49分でした。
職種別に見てみると、エンジニア系は「0(ほぼなし)」は39.4%で全体より17.5%減り、逆に2時間以上の人が33.3%と18.6%増加しています。平均も97分と多い結果でした。
一方、事務・経理・人事系は「0(ほぼなし)」が64.7%と全体より7.8%増加し、平均も35分とスキルアップにはあまり時間をかけていない状況です。日常的に学習が必要な職種とそうではない職種の状況が見受けられます。

【Q.5 平日の睡眠時間はどのくらい?】

平日の睡眠時間について尋ねたところ、最も多かったのが「6~7時間」56.9%、次いで「4~5時間」32.5%、平均は5.9時間でした。8時間以上寝ている人は1割弱となっています。
年代別に見てみると、年代が上がるにつれて睡眠時間が短い人の割合が高まります。結婚や出産などライフステージの変化に伴い、睡眠時間を確保するのが難しくなっているとも言えそうです。

【Q.6 平日の朝食にかける時間はどのくらい?】

平日の朝食にかける時間について尋ねたところ、最も多かったのが「5~10分未満」30.5%、次いで「0(朝食は食べない)」23.0%、平均は11.5分でした。
年代別に見てみると、20代は「0(朝食は食べない)」が33.3%と全体より10.3%増加。30代23.5%、40代17.0%と、年代が上がるにつれて食べない人が減っていきます。
いずれにしても約7割が食べないか10分未満で朝食を済ませており、慌ただしい平日の朝を感じさせます。

【Q.7 SNSにかける時間は、1日どのくらい?】

SNS(Instagram、TikTok、YouTube、LINE、Twitterなど)にかける1日あたりの時間について尋ねたところ、最も多かったのが「1時間」27.3%、次いで「30分」「2時間」が同率で20.7%、平均で1.7時間でした。
年代別に見てみると、20代は「0(ほぼなし)」が0.7%と極めて少なく、最も多かったのが「2時間」で28.5%、次いで「3時間」22.2%です。「5時間以上」も9.7%で、40代2.1%のおよそ4.6倍という結果になりました。

【Q.8 TVの視聴時間は、1日どのくらい?】

※見逃し配信、録画視聴を含む

TVの1日あたりの視聴時間について尋ねたところ、最も多かったのが「0(ほぼなし)」25.6%、次いで「1時間」22.3%、平均で1.4時間でした。
年代別での大差はあまりないものの、SNS時間とTV時間で比べると、40代はどちらも1.4時間なものの、30代は1.9時間と1.3時間、20代は2.5時間と1.3時間と、年代が上がるごとにSNS時間>TV時間が高まっていく様子が見られました。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-69/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子

今回は働く女性のさまざまな「時間」に関する調査でしたが、職種や年代によって差がある結果となりました。

とくに特徴的なのは昨今人気を集めるエンジニア系で、1日あたりの会議時間や、1週間あたりのスキルアップにかける時間がその他の主な職種と比べて最長でした。エンジニアはPCに向かって1人で作業をする職種と思われがちですが、クライアントとの打ち合わせやプロジェクトメンバーとの課題共有などコミュニケーションも多く発生する仕事。
また、最新技術をキャッチアップし続ける必要がある職種のため、学習時間も長くなる傾向であることがわかります。事務や販売サービスなど会議の時間が少ない職種は、残業が少ない傾向にあるのも特徴的ですね。

女の転職typeは、「残業時間」で求人を絞り込めますし、「一日の仕事の流れ」を掲載している求人情報も多数あります。ぜひこうした情報も参考に仕事選びをしていただければと思います。

■調査内容:第69回「働く女性の時間事情」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2023年5月24日~6月4日
・有効回答数:856名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :695名(2022年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

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